書籍・雑誌

最強のコラボレーション(?)「星新一時代小説集 天の巻」

久しぶりに秋晴れで気持ちよい週末です。でも昨日の幼稚園の運動会は暑かったcrying

日に当たっただけでどっと疲れてしまう・・・相当な体力の衰えを感じました。

さて、本屋で見つけてついつい購入(私にしては珍しい。ほとんど図書館の本なんで)

何故かと言うと、消えそう・・・だったので。これをここで買っておかないともう出会えないようなはかなさを感じた(ある意味失礼)そんな一冊。

星新一時代小説集 天の巻 (ポプラ文庫)

著者:星 新一

星新一時代小説集 天の巻 (ポプラ文庫)

なんで、最強のコラボレーションなのかと申しますと、イラストが松本大洋さんだから。

(読んだことないけど、てっこんきんくりーとの人)

しかーし!!挿画はほとんどないぞ~表紙と中に2、3ページじゃないかしら?

ま、それはいいとして、星新一さんの時代小説なんてあったんだ~読んだことなかった。

ショートショートの神様、ですがこの本は中篇です。全部で6編入っています。

短いときは4ページくらいで終わってしまう星さんのショートショート。これはかなり新鮮。

内容も、時代小説なんだけどどことなく現代の乾いたかんじというか、ひょうひょうとしたやり取り。城代家老がN氏に置き換わっても違和感がないし。

いつ田んぼの真ん中にUFOが下りてきて宇宙人がコンニチハというか・・・最後までそんな期待をしてしまう。

時代小説の中ではかなり異色なんじゃないでしょうか。

登場人物に人情味がない、ってところがミソ。こりゃ、時代小説というよりは星新一と言う別のカテゴリだわ~

と言いつつ、天の巻があるなら地の巻も欲しい私。

と、アマゾンで調べたら・・・おお、最近角川書店がかわいいイラストをつけて売ってるんだね。星さんと言えば真鍋博さんのあのドライでシャープなイラストだけど、今の高校生には受けないかもね。

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神様のご都合主義万歳!「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半神話体系」

すっきり秋晴れの良い天気が続いております。いよいよ読書の秋到来ですなー

といっても、昨日ようやく読み終わったのは角川文庫の夏のフェアで買った2冊。

2冊買うとブックカバーがもらえるんですよ。このために毎年購入している・・・(今年は「真珠の耳飾の少女」にしました。)

おまけ狙いとはいえ、本屋さんで大変吟味した2冊ですもの。期待大(それにしては読むのに時間かかりましたが、期待を裏切らない”オモチロイ”作品でございました

発見。角川文庫

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

著者:森見 登美彦

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

たしか、書店員さんが選ぶ本で書店大賞で選ばれたのではなかったのか?

若々しい、ばかばかしい?青春小説?なのかな~フシギな町で繰り広げられるご都合主義のラブストーリ??うまい説明が思いつきませぬ。

でもね、面白い言葉がたくさん拾えるんですよ~

読みながら、千と千尋の世界を思い起こしました。あの、なんでもありなフシギな感じ。

宮崎アニメとかいいかも~

つづいて、こちらも面白い!!

四畳半神話大系 (角川文庫)

著者:森見 登美彦

四畳半神話大系 (角川文庫)

これね、読む者がパラレルワールドに入り込んでしまうようなお話なんです。

最初、気づけなくってあれ?あれ?なんども読み直してしまいました。

これももてない四畳半に住む妄想系の青年が

「ああ、あの時こうしていれば今頃は黒髪の乙女と仲良くし、すばらしいキャンパスライフを手に入れていたかも知れぬ!」

と、もんもんとするのですが、そのこうしていれば・・・を全部やってみたらどうなるか?でお話は進んでいくのです。

最後の章は圧巻で、四畳半の中にとじこめられ、自分の部屋から出るとまた自分の部屋・・・永遠に続く世界に閉じ込められちゃうのです。

しかし!なんかおしゃれな現代映画風の設定にはなっていて、もものすごーく地に足が着いてぶれない、かっこわるさ(*^.^*)

結局どのコースを選んでもなんとかかわいい後輩とうまくいってしまうのですよ~

がんばれ、もてない妄想系大学生~

しかし、森見さんのかくお話ってなんか天下の京大!魔窟もたくさん!ってかんじですなぁ

どちらにも、仙人のようになった大学生、樋口さんという方が現れます。

私にとってはこの人が、作者森見さんのイメージ。

こちらもオモシロい言葉がたくさん拾えますよ!

「恥を知れ俺!しかるのち死ね!」とかね。

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まんがで読破「罪と罰」

罪と罰、ってタイトルだけはみんな知ってるけれど手が出にくい本ナンバーワンじゃないでしょうか?

よく聴くのは「オモシロかった~」というのと同じくらい「読めなかった~」という声。

確か斎藤孝先生が極上のミステリーとして詠めるみたいなことを書いてあったけど、私もまあ、絶対読みきれないだろうと手を出す気もなかったんです。

ところが去年から名作文学を徹底漫画化、ということでイースト・プレスから出ているのを知り、いっちょ読んでみましたよ。

罪と罰 (まんがで読破)

著者:ドストエフスキー

罪と罰 (まんがで読破)

でね、やっぱり30分くらいでさくっと読めちゃったりするんですがうーん・・・やっぱり、オモシロくないんですよ。ぜんぜん。あらすじを知りました、おわり。という感じ。

やはり、この罪と罰というお話は、主人公ラスコリニコフ君が悶々とぐじぐじと悩む心理を同じくらい重量級の文字で追うからこそオモシロいのではないかしらん。とおもいました。

いや、漫画の出来不出来、という以前に原作がどんなもんか全然知らないからね~
絵はね、結構苦手な感じかも。かなり少年漫画青年漫画?よりなんじゃないでしょうか。

ちなみに、アマゾンの評はけっこう良い方に傾いておりましたがほとんどの人が「原作は未読ですが」とのこと。ふふふ、原作を読んだ人は漫画読まないよなー

でもね、じゃあ原作も読んでみよう!っていう流れにつながるから悪くないと思います。

私も高校生くらい血気盛んだったら読もうと思ったかも。(読まないらしい)

この漫画で読破シリーズはちょっと気に入ったから次は、「カラマーゾフの兄弟」とか読んでみましょうかね。蟹工船もちょっと気になる。

今、気づいたけど私主人公の名前がすんなり覚えられないとムリだわ。

なんで、スビドリカイロフとか言われてもねぇ・・・(主人公の妹のストーカーをする貴族の名前)新薬?

以前挫折した人も、挫折しなかった人も、名作のさわりだけお手軽にいかがですか?

罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)

著者:フョードル・ミハイロヴィチ ドストエフスキー

罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)

いろんなところが出してますが、読むなら新薬、もとい新訳のほうがいいと誰かが行っていました。読まないけど。

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やっぱり読んどけ~「葉っぱのフレディ」

いよいよ夏休みも後半突入。先週はやっと夏らしく暑い!!!って感じになりました。

予報では、もう今週からは秋めいて来るそうな。

過ごしやすすぎた夏は野菜の高値に影響するでしょうねぇ。ま、キャベツは安いらしいですので、今期は血がキャベツ汁になるまでキャベツを食べさせようと思っております。

さて、夏が過ぎ秋の訪れにふさわしい本を読みました。

葉っぱのフレディ―いのちの旅

これ、一時期すごく人気があってテレビで紹介されたり女優さんが朗読したりしてましたよね。

へそ曲がりな私は、敬して遠ざけていたのですが、先日図書館でポツリと置かれているのをみて、ようやく解禁か?と借りてきました。

葉っぱのフレディ―いのちの旅

著者:レオ バスカーリア

葉っぱのフレディ―いのちの旅

これ、やはり大人向けの本だと思います。一枚の葉っぱの芽生えから落葉までを人生に見立てて、葉っぱ自身に語らせる写真絵本です。

落葉=死なんですが、いのちのたびはここで終わりではないのです。と励ましてくれます。

ほろりとくるなーやっぱり。

でも私はへそ曲がりだから、実は子供には読み聞かせてないんですよね~

うちの4歳にはまずわかんないだろうし、6歳は・・・こういう難しいテーマは自分で気づいたときの考えて欲しいな。

ある意味飲み込みやすい答えがここには書いてあるから。

むしろ、かなり大人向けの本です。死を想える年齢に効きますよ~

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うらやましい?生活「書店はタイムマシーン」

お盆の連休も終わり、今日からまた電車が混むんでしょうかね。

主婦には連休も通勤も関係ないけど、行きつけのスーパーががらんとしていてさびしかったな。

ああ、みんなここよりさらに田舎に帰省しているんだなぁ。

さてこのあいだ、桜庭一樹さんの読書日記をはじめて読みました。

ちなみに、webで連載されている彼女の読書日記はこちら。東京創元社のページです。

書店はタイムマシーン―桜庭一樹読書日記

著者:桜庭 一樹

書店はタイムマシーン―桜庭一樹読書日記

ちょうど、直木賞受賞(ごぞんじ「私の男」)前後の読書日記ということで華やかな受賞パーティやインタビューの様子、その間にもひたすら本を読む姿が描かれています。

ほぼ一日一冊のペース。スゴイ。それから、読む本は海外の翻訳が多いということ。

うーん、全然守備範囲外で、出てくる本出てくる本チンプンカンプンでありました。

自分のことを俺、って言う若くもない?女性も、なんだかな~と思ったりしましたが、まあきっと私、とはなんだかこっぱずかしくて言えない気分なんでしょうなぁ。とつらつら考える。

それから、本屋にふらりと寄ってたくさんん本を買い込む姿にあこがれたり。

私は、結局本屋に行くと子供の雑誌とか買う羽目になってなかなか自由な買い物ができないのが悲しい。もちろん、お財布と相談してしまうから買えないときも多いんだけど。

それにしても、この人は本当に本読みだなぁー

そして、本を読む事を愛していることが、書店で出会った中学生の男の子を心の中で「いい本読みになれよ!」と応援していることから伺えたのでした。

本を読む人って、珍しい存在らしいですよ、みなさん。

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バックにうっとり「オチビサン」

お盆も過ぎまして、これからどんどん涼しくなっていくんでしょうか?

今年は耐えられないほどの暑さはほとんど無かった~(もう終わったつもり?)

クーラーのお世話になったのは1回だけ。もはやエコと言うよりセコだと言われていますが。

さてオチビサン2巻がでましたね。

これ、近所の乱読家のKさん(72)にまたしても頂いたんですけど、ま~安野モヨコさんてすごいな~って思いました。

オチビサン2巻

著者:安野 モヨコ

オチビサン2巻

だってさ~働きマンとか描いてる人よね?!

こちらは読んでみたいような、読んだら落ち込みそうだから読みたくないようなきもちで、保留してます。(だって、主婦やってるのがイヤになりそうじゃない?)

その安野モヨコさんの季節感たっぷりのかわいいマンガ。

絵柄がね、そりゃーもう素敵なんですよ。

うーん、これはステンシルでもないし、布地の染め付け?のよなほっこりした感じ。

オチビサンという謎の?子どもと、理屈っぽーい犬「ナゼニ」、食いしん坊の犬「ぱんくい」。三人のまるで時が止まったかのような豊かな日常。

朝日新聞日曜版に連載されている、家族で読める貴重なマンガです。マンガと言うより絵本かな~

見開きで英訳もあり。何故か白黒印刷。これは私的には要らないけど(^-^;

あ~どこかにこういう世界があるってだけでちょっとだけ幸福になる。そんな本です。

Kさん曰くお子さんも小さいうちから読んで何かわかってくれると思うの~。だそうです。

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期待してます「Billy Bat」

夏至がすぎ、とうとう本格的な夏がやってきましたね。

早くも週の大半をそうめんにしてしまいそうな母。いまここでソーメンカードを切っていいものか?とおもいつつ。チューチュー(パンちゃん?)カードもどんどん切っています。

ああ、早く夏休みが終わらんかいな。(始まってネーし)

さて、浦沢直樹さんの新作が発売になりましたね~

わたし、この方の漫画が好きで一番最初に「パイナップルアーミー」に出会ったのは中学校の職員室でした。

(先生が生徒から没収した漫画をなぜか貸してくれた。今考えるとスゲー話だ)

パイナップルARMY (Operation 1) (小学館文庫)

著者:工藤 かずや,浦沢 直樹

パイナップルARMY (Operation 1) (小学館文庫)

これ、スケールの大きなお話でかっこよくて、ほんとはまってた。たぶん、池波正太郎とか好きな人は好きな世界だと思われます。

・・・にしても傭兵のお話にはまる女子。もてんわ。

さて、その後も珠玉の「マスターキートン」などはまりまくっておりましたが、大人になるにつけやや遠ざかっておりました。

プルートとかまだ読んでないし。これはホント、絶対読まねばと思いつつ、財布やスペースや時間と相談中。

で、新刊のBILLY BATはなんと近所の奥さんがから譲っていただいたのでした~

その方、私の母の友人72歳!!ですよ。こんな漫画、読むんですよ!!!もう~しびれる!!かっこいい乱読家なんであります。

BILLY BAT 1 (モーニングKC)

著者:浦沢 直樹,長崎 尚志

BILLY BAT 1 (モーニングKC)

内容が、実在の事件とリンクしていることが気に入ったそうです。2巻も買って読んだら差し上げるわ。ですって。ちょっと、難しいところもありファンタジックなところあり。戦後のエネルギッシュな時代を描いています。

これからまたスケールのでかい話が続きそうなわくわく感。いや~久々です。

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初 野ばら「ミシン2カサコ」

すっきりしない天気が続いている福岡です。後半になってやっと梅雨らしくなりました。

湿気が多くて、いまだに乳をのんでいる1歳7ヶ月が少々重荷。暑いし!痛いし!

いい加減「卒乳」して欲しいけど、自分から離れる兆しは全くなし。

やはりうちは3人とも「断乳」しなくちゃいけないのかしら。

まあ、人それぞれで、1歳前に勝手に飲まなくなった子もいれば、4歳まで吸わせてたとか、下の子が生まれても一緒に吸ってたとか(いいの?)・・・・・・なんて話も聞きました。

でもみんな口をそろえて「まだいいじゃん。とれるときはとれるよ」と。

じゃあ、まいいか。暑いけど。ビール飲めないけどdown

さて。初めて嶽本 野ばらさんの本を読みました。

ミシン2 カサコ

著者:嶽本 野ばら

ミシン2 カサコ

意外と読みやすいんだ~eyeへ~ 

わたし、もっと耽美なかんじでどっぶり使ってるのかと思ってた。

内容は、パンクバンドのボーカル「ミシン」と彼女が好きでスキでとうとう、うまいことそのバンドにもぐりこむ「カサコ」の友情?愛情?のお話。

のっけからミシンにステージ上で殺してくれと頼まれ、本当に殺そうとする「カサコ」そんなクレージーで一途な愛が詰まった一冊。

カサコのボケっぷりが、棘だらけミシンの心を緩めます。なかなかおもしろかったっす。

次は下妻物語を借りなくては。

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意外な「赤朽葉家の伝説」

とうとう梅雨入りしてしまいましたねrain

一年で一番しっとりしたというか、むしむししたがっかりな季節?という感じでしょうか。

昔は平気でしたが、最近は雨が降ると外に出る気が起きません。う~ん、どんどんあたしんちのおかあさん化してるなぁ。despair

自分の誕生月なんで嫌いではないんですがね、六月。

さて、ようやく図書館で順番がめぐってきたこの一冊。「このミステリーがすごい!」2008年2位でしたね。

それからしぶとく順番待ちですすよ。待ってりゃ回ってくるもんですな。

赤朽葉家の伝説

著者:桜庭 一樹

赤朽葉家の伝説

さてこのお話、横溝正史っチックな、おどろおどろしい陰惨な事件が巻き起こるこわ~いお話かと思って読み始めたのですが、意外とユーモラスでかわいらしいお話。

千里眼があるとされた祖母、レディースのリーダーとして中国地方を制覇し、後に漫画家となった母、それから本当に普通の私。

祖母タタラが少女のころから話は始まり、母毛鞠(けまり、そういう名前なんです)のぶっ飛びレディース時代の話と来て、どこがミステリー?と首をひねりたくなりますが、後半で突然謎はやってきます。

祖母が「私は人を殺してしまった」と告白して亡くなるのです。

本当に母は人を殺してしまったのか?誰をころしたのか?

この謎を解くために、現代の若い私は少し調べてたくさん悩みます。

語り部の彼女は、本当に普通でふがいない自分が嫌になるけれど新しい時代がやってきて母達ができなかったことができるようになるのかもしれないと思うことができるようになるのでした。

いや、おもしろかったwink 意外と軽いノリが意表を突かれた感じです。

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最近読んだ本

ゴールデンウィーク明けで、ようやくペースを取り戻したような、取り戻してないようなそんな週明けです。

うちの子、やっぱり今日も軽く登校拒否するんだろうか?はぁ~

私は学校に行きたくないなんぞ、言ったことがない子供でした。

それは、たぶん「言っても無駄」ってことがわかってたから。
学校サイコーッってわけでもないけど、行かないなんて言おうもんなら母親の小言のおまけつきで外に放りだされるよなーって。

私といえば、行かないという娘を何とか行かせるために朝から機嫌をとるようにやんわり起こし、テレビを見せ、好きな食を用意。

あー!!ってたまにぷちぷち切れるけど、どちらかとソフト路線で攻めてます。

なんだろ?泣かせるとよっぽど手間がかかるし。これって甘やかしてるのかもね。

でも、母親が最後の港にならんと、誰に甘えればいいのか?っていう気分で幼少期をすごしたんよね。わたし。

できれば、人の道それることをしたとかでないかぎり鬼の形相で怒るのはやめよう・・・とは思っております。思ってはおりますが、できてないけど。

・・・出家?残された道はそれだけか?

さて、先日本屋でとうとう買っちゃったのはこれ。

容疑者Xの献身 (文春文庫)

容疑者Xの献身 (文春文庫)

著者:東野 圭吾

容疑者Xの献身 (文春文庫)

ブームは去年ではなかったか?まさに今さらどうこう言えませんけど、映画化されたのはこれですよね?福山まではわかるのだけど、後の配役を知りたいな~

数学教師石神は誰がされたのかしら?私の脳内配役では「ケンドー小林」なんだけど。

あと靖子さんはまんま「富田靖子」で読みました。

私は結構そんな感じで、なんとなく俳優さんを当てはめて読んだりしませんか?

もう一冊はこれ

ワーキングガール・ウォーズ (新潮文庫)

著者:柴田 よしき

ワーキングガール・ウォーズ (新潮文庫)

柴田よしきさんって、男性?女性のきもちっていうか女同士のやなところ、いいところもろもろよく分かってるな~!!

働く女性の肩肘はってる力をふっと抜かせる、いいお話です。

ミステリーなんだけどね。久しぶりに一気読みしました。

もう一冊は児童書コーナーで見っけたこれ。

丘の上の人殺しの家

著者:別役 実

丘の上の人殺しの家

娘のために借りたけど、これは完全に大人向けだった。

三人の人殺し兄弟は、今だかつで人殺しを一回もしたことがない人殺し。

そろそろお嫁さんが欲しいけれど、仕事もしたことがない男のところにお嫁に来てくれるお嬢さんなんていない!と三人はがんばって、いろんな殺し方を考案して、営業活動をします。

やっと来たお客のおばあさんを「殺して」てあげうようとするのですが、どんなにがんばってもできません。とうとうあきらめて帰ったおばあさんはすぐに神様に召されてしまいます。

なんだ、どんなにがんばったって神様には勝てっこないぜ!と三人は思うのでした。

・・・って、なんか人を喰った物騒なお話でしょ?さすが、別役実さん!

三人の人殺しのくせに親切で、まっとうなところがオモシロいのです。でも、さすがに小学一年生にはこの笑いは伝わらない気がする。

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ある意味ハラハラ「パーマネント野ばら」

ゴールデンウィークも残すところ今日一日となりましたね。

私と3号(ムスコ)は年中連休といえば連休。いや、家事も育児もノンストップ年中無休ですわな。

連休中は残念ながらほとんど本読めず(ρ_;)かえって忙しいってことですかな。

でも、久しぶりに本屋をふらりとして見っけたのがこれ

パーマネント野ばら (新潮文庫)

著者:西原 理恵子

パーマネント野ばら (新潮文庫)

大人の女に向けた力一杯のエール。ホロりと来てしまいます。

でも、一読ではちょっとよく分からなくて、何回も読みなおしてしまいました。

読めば読むほどいいわ。絵は相変わらずの西原パワー炸裂なんですけどね、いい話なの。いつ頭にお団子のせたかあちゃんが飛び出してくるかと、ある意味はらはらしたけど、今回はおチャラけなし。

中でも特に

大人になってわかったけど 白馬の王子様っておらんもんやったんやねぇ

あーアレはおらん。さがしゃあどっかにおるもんやと思うとったけど、アレはおらん。ツチノコと一緒や

アレ(白馬の王子)は架空の生物だったんだーhappy02

ね、いいでしょ?

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春らしく?「雑草で元気になる本」

sunまさしく緑萌えいずる春!!ですね。

雑草で元気になる本―食べるレシピ&薬効メモ付き 春から秋まで
Book
雑草で元気になる本―食べるレシピ&薬効メモ付き 春から秋まで

図書館でこんな本を借りて読んでみました。

内容は「誰もがおいしいというおいしい雑草ベストテン!」と「通がうなる雑草」見たいなかんじで、レシピや薬効なんかも乗っています。

それが、見るとおいしそうでねぇ~

著者のおススメはタンポポとかスギナ、ハコべ、ヨモギなど本当に手に入りやすい雑草。

タンポポはフランスでは野菜屋でも売られているほどポピュラーなものらしい。

あのおフランスの人々がお金を出してまで買い求めるんなら、相当おいしんだべ~

と早速サラダで食べてみました。うーんとってもほろ苦いcatface でもまあ、ありかな。

それから、スギナもわんさか生えていたので採取。

さすがにそのままでは食べられそうに無いので、本に載っていたスギナご飯とやらに。

といっても塩でゆでてアクを抜き、細かく刻んで絞ってご飯にまぜこむだけ。Img_8097

レシピでは塩だけでしたが、ぱさぱさしていそうだったので、少しごま油をたらしてみました。

これは、なかなか好評でありましたよ~

すでにスギナの味なんて消えてるっぽいですけどねcoldsweats01

スギナはとっても薬効があるですって。クスリに負けない効果も期待できるそうですよ~

ちなみに著者は単なる「雑草愛好家」ではなくてお医者さんでもあり、患者さんにもスギナ茶とか勧めているそうです。

他にも、食べられる雑草はほんとにたくさんあって、これ全部ほんとにいけてたらそうとう食費が浮くねぇ・・・と言う感じです。

散歩しながら子供達も「あ、これ食べられる!これも!」とっきゃっきゃ喜んでました。

問題は草摘みをしている私ってどうなの?という点と除草剤とか犬のおしっことか気になる点ですなwobbly

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おっぺけ~「うちの3姉妹」特別編

ご存じ、アニメにもなっている「うちの3姉妹」とうとう一冊購入してしまいました。

まだ私が2姉妹の母で派遣で働いていたときに、課長(寡黙、早稲田出身のエリートというお噂)がいきなり紙の束を持って来て、そっと渡されたのは・・・ うちの3姉妹のブログのプリントアウト!

ええ~?会社のプリンターで就業時間に・・・なんて自由な人・・・

しかも、そっと渡してそのまま帰っちゃうし。なんか試されてるのかと思った。

読んでると「ここはうちか?」と思うような身につまされるネタが多くって吹き出すことしばしば。

とくに、長女と次女の性格ってにかよってくるものなのかしら、とくに次女スーちゃんの自由人っぷりが我が家の2号(次女4歳)のKYっぷりに通じてて、すんごい笑っちゃいます。

ブログは書籍にもなってて現在8巻まで出てるんですが、今回ついに特別編を購入してしまいました。

今までは、ブログで読めるしアニメにもなってるし、まあ買うほどでもないか。(財布のひもは堅いわよ~)とおもってたけど、先日本屋で「なんか一冊買ってあげよう」というとこれを持ってきたので、即決。

しかし、2号よ。君は空気も読めなきゃ漢字もよめないし、ひらがなだって読めないぜ!うちの3姉妹の読み聞かせ?私がさせられるの?

うちの3姉妹 特別編 ハワイでおっぺけぺ

著者:松本 ぷりっつ

うちの3姉妹 特別編 ハワイでおっぺけぺ

特別編はハワイ旅行記!

いいなぁ~ハワイ。行ってみたいな~ハワイshine

なーんで新婚旅行で奥飛騨温泉とか行っちゃったんだろう、私達(すごい良かったけど)ハワイに行くのと同じくらいお金かかったのに。

しかし、子連れで異国は楽し大変そうということが、大変よく伝わってきました。

いつか行きたいねぇハワイ。若くて二人の時にすら行けなかった私達・・・夢の又夢かも。

さて、そのとき私が買ったのはこれ。

聖☆おにいさん 3 (3) (モーニングKC)

著者:中村 光

聖☆おにいさん 3 (3) (モーニングKC)

いや、はまっちゃってて・・・

ブッダに息子がいたんだ?とか豆知識ふえまくりですわ。

久々にエッチシーンとかオバカも過激もなく上品な感じ?のギャグマンガ。

なんだろう、なんか作者の暖かい人間性みたいのが出てるんじゃないかしら~なんて。

確か去年のマンガ大賞かなんかに選ばれてる、はずです。スミマセンうろおぼえ。でも、ホントオススメですよ~

私、こういう日常生活を淡々とっていうのがスキ。

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なぜシロクマか?も書いてあるよ「シロクマのことだけは考えるな!」

いよいよ年度が変わりました。今日から新生活を始める社会人さんとかで電車は込み合ってるんでしょうね~

環境が変わることは結構なストレスですが、たいていの人はうまく乗り越えられます。

でも、乗り越えられないでいる人はカウンセリング・・・なんてものに行く必要があるのかもしれませんね。

実は、数ヶ月前母が体調を崩したときに主治医には「検査結果はどこも悪くないから、心療内科とか行ってみたら」と勧められたと憤慨しておりました。

憤慨する=ようするになんかインチキ臭い、占いみないなもの、というイメージを持っているようです。

で、私がいろいろといってみましたが、全然聞く耳持たないし、そのうちうやむやになってしまってます。

占いじゃねーよ!かあちゃん!

とちゃんと説明できそうな気になるのがこの本。

シロクマのことだけは考えるな! 人生が急にオモシロくなる心理術

著者:植木 理恵

シロクマのことだけは考えるな! 人生が急にオモシロくなる心理術

表紙にはおしゃれなシロクマの絵と「人生が急にオモシロくなる心理術」って書いてあり、かる~いマニュアル本か?と思いきや、結構本格的な学術用語も出てきます。

もちろんかみ砕いてありますが。

たとえばタイトルにもなっている「シロクマ実験」

忘れようと思えば思うほどかってそのことを考えてしまうことがこの実験により明らかにされているのです。

シロクマのビデオをみせた人達を3グループにわけそれぞれ、

「シロクマのこと覚えておけ」
「シロクマのことは考えても考えなくてもお好きなように」
「シロクマのことだけは考えるな」

と告げると、一年後にシロクマのことを一番覚えていたのは「シロクマのことだけは考えるな」と告げられたグループだったのです。

考えちゃいけない!と思えば思うほど考えちゃって、記憶が深くなるんですって。

ちなみに、白熊が選ばれたのは心理学的に何のシンボルでもなくイメージが固定されていない動物だからだそう。

だから、失恋の痛手とか思いだしたくもない失敗なんて「忘れよう!」と思えば思うほど焼き付いちゃうと言うことらしい。

へぇ~へぇ~へぇ~でしょ?

じゃあどうすればいいの?っていうのもこの本には書いてありますよ!

ほかにも、カリスマホストの手管とか、ずばり言っちゃうあの人のコツとか何故か人気者になるフシギちゃんのひみつとか。

おもしろかったよ~

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後藤を待ちながら・・・「実験4号」

すっかり春めいてきた今日この頃。春眠暁を覚えず?にはちょっと早いけど娘たちが起きないわ~

さて、伊坂幸太郎さんのさわやかな短編を読みました。

実験4号

著者:伊坂 幸太郎,山下 敦弘

実験4号

DVDと一緒になっています。が、私は結局映像のほうは観ずに返却しちゃいました。

(もちろん図書館で借りたさ、こんな高い本)

舞台は、近未来。ほとんどの人間が火星に移り住み捨てられた感のある地球。

でも、人間達は相変わらずで、バンドをしながらなんとなく本気のようなウソんきのような生活をしている主人公達。

ここでは浅野いにおさん「ソラニン」を強く思い出しましたヨ!!

ソラニン 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)

ソラニン 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)

著者:浅野 いにお

ソラニン 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)

そういえば、本屋でPOPに伊坂幸太郎さんのコメントが載っていたような。(いなかったような)

近未来といっても、宇宙服を着た人がスペースオペラを繰り広げるわけではないし、なにより伊坂さんが楽しんで描いたであろう、しゃれた会話が楽しい!

なんか、ガツガツしていないバンド成功譚。

YAZAWA!じゃないけど、YAZAWA!なかんじ。クールなのか熱いのか?

装丁もとってもおしゃれでしたよ。ああ、こういうのいいなぁ~と思える一冊ですよ。

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読みました「ゴールデンスランバー」

いよいよ2月に入り春遠からじですね。

まだまだ寒いけど、昨日散歩したら桜のつぼみが固そうながら膨らんでおりました。

昨日は初めてムスコ(1歳2ヶ月)を公園で歩かせてみたんですが、結構歩くけど結構コケるので面白かった~

「あ、コケたところも写真撮っておこう」なんて余裕のかあちゃんしてしまいました。

さて、この前からずっと読みたかったゴールデンスランバーを読みました。

結局アマゾンで購入。いったいどんだけ儲ければ気が済むんだ!と思いつつ便利なんだよねぇ・・・

ゴールデンスランバー

著者:伊坂 幸太郎

ゴールデンスランバー

さすが去年のこのミステリーがすごい!1位を獲得しだけあり、たくさんの複線が張られていて、たくさんの視点から語られているのに一気に読み通せました。

期待に違わぬおもしろさ。

でもね、この主人公たちが【大学時代】がものすごく輝いていてあの時代に戻りたいなー

って基本思っているところはちょっと食傷気味です。

主人公と私は同年代(?)だけど、絶対大学時代には戻りたくないなぁ。

私だったらどの時点に戻りたいだろう。とつらつら考えてみると、たぶん今なんだよね。

今の私、3人の子供達に囲まれて周りからは「大変でしょう」と言われるけど実は何のストレスもない状態なんですよね~

むしろ一人目の子育て中が一番きつかった!

学生時代は試験や卒論、社会人時代は業績とか資格とか、いろいろ締め切りとか結果残す必要があったけど、今は無いし!

ま、「片付いたお部屋で手作りおやつ」とか?そんな100点なおかあさんを目指してもいいけど、少なくとも締め切りは無いし!

あ~ラクheart04 ムスコかわいいし。

でも、子供がもう少し離れたら働きたいなぁ。あ、話がずんずんずれていく。

とにかく、一気に読める本でした!

珍しく購入したので読むなら貸すよ。って誰に言ってんだ?

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雪の休日

今日の福岡は雪です!

こんなに(といっても10センチくらいですけど)積もるのは10年以上ぶりじゃないでしょうか?

平日だったら確実に大事になりますね~

みんな雪に慣れていないから、あっちでコケこっちでコケだわ。crying

こんな日はおうちでぬくぬくに限ります。

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写真は2号の作ったロボットカップル。

頭にリボンが・・・

今日は実家に遊びに来ているので朝夕の家事から解放されて、ちょっと楽。

ま、出来れば育児からも解放されてみたいけどね。

読んでいるのはこの本。

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

著者:福岡 伸一

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

物語ではないので勢いにのって集中できないけど、こんな雪の日じゃないと読めないから。

この本、分子生物学のお話なんだけどかなり読みやすいしおもしろい。昨年の話題作でしたよね?

確かに読み出したら止まらないかも。

DNAの構造を解明したワトソンとクリックとかね。

難しい話半分、謀略渦巻く科学史半分。それにしても作者の福岡さんはたとえ話が秀逸!かなりの詩人だねぇ・・・

今2/3しか読了してないけど、学生時代がよみがえる。(実はそうゆう学科でそんな感じの卒論を書いた私)

人生にはなーんも役に立たないけどcoldsweats01

一年以上前ですがこんなタイトルも読みました。

爆笑問題のニッポンの教養 生命のかたちお見せします 発生生物学 (爆笑問題のニッポンの教養)

著者:太田 光,田中 裕二,浅島 誠

爆笑問題のニッポンの教養 生命のかたちお見せします 発生生物学 (爆笑問題のニッポンの教養)

私には珍しくちゃんと購入(上のは図書館ねwink)したんですが、一言で言わせてもらえば

情報量少なッ!!割高!って感じの本でした。

それもそのはず、NHKで放送された番組をそのまま本にした感じでよく言えば読みやすい。

でも、図版とかもテレビで使ったものばかりのようでちょっと期待はずれだったかなぁ。

私はミステリー好きだけどたまに「脳」とか「生物学」とか「宇宙」とかやわらかくかみ砕いてある読み物も結構好きです。

「脳」は最近すごいブームですよね。それこそ脳トレにはこういう本もたまには読まないとね~

さて、今日はプリキュアの最終回bleah

そろそろ朝の支度をしますか。

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ごみおじしゃんって?「かーかん、はあい 子どもと本と私」

福岡はとても寒い朝です。雪が降るとか積もるとか?

こんなに寒くても布団から飛び出す私の子供達。アホなのか?

どんどん上の方にずり上がっていくので、それを抱きかかえて布団に戻すのですが、重いし起きると面倒だしで、ホント寝袋に入れて口をしばっときたい今日この頃。

さて、俵万智さんが朝日新聞に掲載されていた絵本にまつわるエッセイをご紹介。

かーかん、はあい 子どもと本と私

著者:俵 万智

かーかん、はあい 子どもと本と私

これ、すっごくよかったです。

絵本を紹介している大人向けの書籍って最近は良く読むのですが、たくさんの紹介しようとつめこみすぎたり、思いが強すぎてちょっと押しつけがましく感じたりする物も多いように思います。

これは、絵本の紹介よりも俵さんと息子さんの絵本にまつわるエッセイ。

歌人である俵さんは当然ながら言葉に対する愛情が人一倍強い方だとおもいますが、その彼女がまさしく手塩にかけて自分の息子に選んだ絵本達。

赤ちゃんの時は反応が良かった絵本を、息子さんが大きくなると昔自分が読んでいた思い出の絵本や感動の絵本をその理由と共に教えてくれます。

まさしく「絵本を読み解く」といった彼女の感想もストンと納得できました。

また内容だけでなく、与えるタイミングにもすごく気を遣っていて「最高のタイミングで読んで欲しい」って考えてるところがべんきょうになりました。

たしかに、1歳児と3歳児と6歳児全部好きな本がちがうんですよね(うちなんですけど)

結局お姉ちゃんチョイスの絵本ばかり読んでしまうので息子は全然赤ちゃん絵本を読んであげてないかも~

絵本に対するじんわりと暖かい思いが伝わってきます。

ちなみに、挿絵は五味太郎さん。

むすこさんは「ごみおじちゃん」と呼んで「きんぎょがにげた」を持ってくるんですって。

かーかんはお母さんのこと。途中挿入される短歌も子育てをしている人ならではの良さがありますよ~

 

きんぎょが にげた (福音館の幼児絵本)

著者:五味 太郎

きんぎょが にげた (福音館の幼児絵本)

 これも紹介されてます。きんぎょの自分探しの旅なんですって。

いろんな所に行ってみるけど、結局落ち着いたところは・・・みたな。

最後に鏡に自分を映すところも自分探しというキーワードにはまるそうだ。ムムム~確かにcatface

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今年読みたい本

三が日も早あけて、明日からは仕事始めの方が多いですね。

今年の正月は一歳の3号が突発性発疹にかかり、ほとんど看病に明け暮れた感じです。

年末に買おうと思っていた以下の三冊もいまだに1冊しか手に入っていない模様。

ゴールデンスランバー

著者:伊坂 幸太郎

ゴールデンスランバー

このミスで一位だそうでございます。

伊坂さんの本はなんか希望あふれる終わり方で最悪だけど笑い方は忘れないよ。っていうほのぼのしたところがスキ。

おんなの窓〈2〉
Book
おんなの窓〈2〉
著者 伊藤 理佐
販売元 文藝春秋
定価(税込) ¥ 1,000

思えばおるすばんえびちゅ、とか読んでいたのはもう15年位前になちゃってる?

全然成長していない自分がおそろしいcoldsweats01 

ほんで、去年は伊藤理佐さんは吉田戦車さんと再婚されたとの事。じゃ、これ買わなくちゃ。

もう一冊は、ようやく今日手に入れたこれ。

大奥 第4巻 (4) (ジェッツコミックス)

著者:よしなが ふみ

先ほど読了しました。うーん、どんどん難しくなっていきますweep

1から3巻を読み直して再挑戦しなくちゃ。

久しぶりに本屋さんに行ったら上の二つは見つけることができず、こんなことならアマゾンをぽちっておけばよかったと悔やみながら帰ってきたのでした。

(ああ、でもこれ以上アマゾンを儲けさせるのはなんだか悔しいのよ!)

あ、タイトルは今年読みたい本なのに思いっきり今読みたい本になってしまいました。

今年の目標は

「この過去10年のミステリーがスゴイ上位のものを全部読む」

「俳句を読む」

女性時代小説を重点的に攻める。

「村上春樹」か「大江健三郎」どちらか一冊でも読む・・・でございます。

最後のひとつの消極的なこと!我ながら┐(´-`)┌ですね・・・

そんな感じで今年も細々とブログも続けて行けたらと思っています。

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今年の心残りは・・・

いよいよ年も押し迫ってきましたね。誰かが

年の瀬の忙しい時期に年賀状はおかしい!時期をずらしたらどうかと提言していましたが、気持ちはわかるけどレイ点て感じですな。

私もずーっと頭の上に年賀状を書かなくてはいけないという重圧がのしかかり、ブログの更新もままならなかったとさらりと言い訳をしてみました。

我が家の年賀状は結構凝るので時間がかかるのです。

さて、今年は何冊くらい本が読めたんだろう。きちんと記録を残そうと毎年思うのですが、いつも途中でダメになってしまいます。

確か新年の誓いは「今年は村上春樹とか現代文学の名作を読む!」だったんですが、よめた春樹は1冊・・・

ふしぎな図書館 (講談社文庫)

著者:村上 春樹,佐々木 マキ

ふしぎな図書館 (講談社文庫)

佐々木マキさんは、絵本もたくさん書いていて絵がとってもかわいいのでした。羊男っていうが村上春樹の世界では有名なキャラ?らしい。

でもね、うーん。わっかんねーthink  なんていうか、不条理なら吉田戦車とか中川いさみのほうがよほどだし笑えるし。

お恥ずかしながら、つい最近まで村上春樹と村上龍を混同していた私。

なんで女子大生の時間があるときに村上春樹とか読まずに殺人事件ばっっかしよんでたのかしらん?

とつらつら考えていたんですが、あ!たぶん村上龍の「69」が恥ずかしかったんだな。きっと。

本屋でバイトしているとき確か平台にあって「きゃーなんていやらしい!エッチ!」って思ってた。

69 sixty nine (文春文庫)

著者:村上 龍

69 sixty nine (文春文庫)

内容も知らずにね。ほんと若いときはあほだなあ。あ、私だけ?

さて、今年の心残りはこんな感じで伝説ちっとも不達成でしたが、読めた古典名作もありました。

原作ではないけど「枕草子」。「むかしあけぼの」と「枕草子Remix」です。これは結構おもしろかったなぁ・・・・

それから、年をまたいで「真田太平記」を読了したこと。ああ、頑張った・・・

絵本では、今年は1号が児童書を読むようになりずいぶんと数が減ったような気がします。

一番はまったのはゾロリシリーズ。新作も買っちゃいました。

かいけつゾロリイシシ・ノシシ大ピンチ!! (ポプラ社の新・小さな童話 240 かいけつゾロリシリーズ)

著者:原 ゆたか

かいけつゾロリイシシ・ノシシ大ピンチ!! (ポプラ社の新・小さな童話 240 かいけつゾロリシリーズ)

今回は、ええ子バック(エコバック)がおまけ。内容は・・・相変わらずですな。母親としてはあんまりお金払ってまで買いたくない感じ。エコバックは結構使えます。

あと、心に残ってるのは「漂着物」「ケーキ屋さんのゆうれい」「としょかんらいおん」と海外の評判のいい絵本ってやっぱりおもしろかったshine

後で、子供にも聞いてみますね。(たぶん昨日の事も良く覚えていないのでろくな答えは返ってこないでしょうが)

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はり、と読みます「玻璃の天」

玻璃の天

とっても寒い週末でしたね。

九州でも雪が降り、空も重たそうです。洗濯物干すためベランダに出るのも億劫。

一方積雪0センチだったんですが、一センチでも積もれば外に出て「雪だるまを・・・」

と考える福岡の(元)子供でもあります。

さて、北村薫さんの本を何冊かまとめて読みました。

あーこの人お話、ホント好き~heart02

でも難しい、それこそほんとに国語の授業みたいなところも多いんだよねー

難しいと言うより読み応えがありすぎる?ところかな。適当に飛ばしてしまいます。

玻璃の天

著者:北村 薫

玻璃の天

 この「玻璃の天」は昭和八年の東京が舞台。以前読んだ「街の灯火」の続編でありました。

お嬢様とその女性運転手ベッキーさんの謎解きのお話。

同時に、当時の銀座の様子や戦争に向かっていく世相なども書かれています。

面白かったのは女学生の生態。

お嬢様が通う女学校では嬉しいことを「うれー」とか言うらしい!?

前回は謎だらけだったベッキーさんの正体も明らかになります。

昭和初期の特別な雰囲気が楽しめるとともに、戦争に向かってゆく日本の中で、一人の力でできることはほとんどないと知りながらも、自分の目で見て頭で考える令嬢の姿が好ましいです。

このシリーズは続くのかな?どうでしょう。ベッキーさんの素性がわかったところで終わりますが、まだまだといてほしい謎はいっぱいあるような気もします。

さて、この前もうひとつ読んだのでした。

盤上の敵 (講談社文庫)

著者:北村 薫

盤上の敵 (講談社文庫)

このお話は心に火を灯すような暖かいミステリが多い北村作品の中では異質かも。

密室ミステリーとももれるし、理由のない悪意に翻弄される一人の女性の物語ともとれるでしょう。

けれど、彼女はすべてを愛してくる夫をみつけた。これからも苦労しそうではありますが。

章ごとに語る人が変わり、最初はばらばらに見えるストーリーが最後の数十ページで急速に収束し、裏切られ、まとまります。

今までのほっこりした雰囲気とは確かに違うけど、私はこれ、すごく読んでよかったと思います。ミステリーとしても面白いし、理不尽な悪意についていろいろ考えさせられました。

ああ、ネタばれなのでいえないのがもどかしい。

それに、「読むんじゃなかったと責められて」前書きで一生懸命「この物語は、心を休めたいという方には、不向きなもの」と断っています。

読んで、っていう前書きは多くても読まないでね、っていうのは珍しい・・・(o^-^o)

作者の人柄がにじみ出てる感じで、いいなぁって。なんか、楽しかったのです。

それからもうひとつ、いま 「北村薫の創作表現講義ーあなたを読む、私を書く」を読んでおります。

大学の講義を収録しただけあって、難しいところも多いけどすごく感動するフレーズもちりばめられてて、読み応えあります。

この年末にむかって、急遽私に訪れた北村フィーバー!!何でしょう、癒されたいのかな?(*´Д`*)

師走で忙しいと言うのに・・・1あ、今日は弁当の日であったヽ(;´Д`ヽ)(ノ;´Д`)ノ

北村薫の創作表現講義―あなたを読む、わたしを書く (新潮選書)

著者:北村 薫

北村薫の創作表現講義―あなたを読む、わたしを書く (新潮選書)

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なんともいえない後味です「ユージニア」

今日から一転して気温が下がるそうですね。

我が家の3号も風邪をひき病院で「クループ」と言われました。

喉が悪いらしいですが、これがいったい何なのか、実のところ良くわかってない母。

今は寝ていますが、昨日から夜中の発熱で眠れなくて布団の上で大騒ぎをしております。

なんか、眠れない!って感じらしい。

病気のとき寝る、っていうのは常識だけど、学習しないと身につかないもんなんだ?

さて、先日読んだなんかうまく説明できない本。

ユージニア (角川文庫)

著者:恩田 陸

ユージニア (角川文庫)

10年以上昔に旧家で起こった大量殺人事件について、関係者がそれぞれ思いをめぐらすのですが、最後は結局なんだったのかいまいちわからないまま終わります。

なので、犯人探しとか謎解きのミステリーではなく、妖しい雰囲気を楽しむと言うか事実とは何か?というテーマを楽しむ本のようです。

こう書くと面白くなさそうなんですが、最後までぐいぐいページをめくる手を止められなかったので、やはり面白いのだろうと思います。

私的には「むつかしすぎてわっかんなーい」ですが。うまく説明できないけれど、やっぱり恩田陸さんはすごいんだなーと。

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あのころ力?「夜のピクニック」

ベストセラーになっていた恩田陸さんの「夜のピクニック」

いまさらながら読みました。

と、言うのも「使える読書 斎藤孝著」で,

”あのころ力_なつかしむにも力が要る”と紹介されていたから。

使える読書 (朝日新書)

著者:斎藤 孝

夜のピクニックは、第2回本屋大賞に選ばれただけあり、読んでる方はもう読んだし読まない方はたぶん読む気がないとおもわれる、青春小説。

斎藤先生はいわく、「あのころ僕達は・・・」という感覚をくすぐっているからウケるん出そうで、”村上春樹も、(中略)セカチューも、Jpopの歌詞などみんな”この感覚らしい。

(この本が書かれた頃はセカチュー”世界の中心で愛をさけぶ”がブームだった)

で、問題は「あのころ・・・」を懐かしむにも力が要るということ。

先生の研究(マジ?)によれば、

35歳を過ぎたころころから”あのころ力”は下降線に入り、やがて完全に消失する。

のだそうです。うーん、要するに青春小説や恋愛小説を読んでもちっとも面白くなくなるって事ですね。

「あのころ僕達は・・・と言えるのはまだ青春。」だと。

で、実際問題私は「夜のピクニック」が面白かったかと言うと・・・

読めた!!(ぎりぎりセーフ!)と言う感じ\(;゚∇゚)/

内容は、歩行祭という一晩中かけて歩くという行事をとおして、貴子と融の二人(実は異母兄妹)がようやく話せるようになる、というお話。

確かに、高校時代はこんな感じだったかも?うーん。どうだろ?

けれど、例えば同じ学年になさぬ仲の異母兄がいたら、なんかイイかも?って言うような感覚はあったかもしれない。

今だったらぜんぜん嫌だけど。

夜のピクニック (新潮文庫)

著者:恩田 陸

夜のピクニック (新潮文庫)

ちなみに、融の親友の、忍君が”本には読む時期がある”って力説していたところが心に残りました。

たぶん私がいま「ナルニア国物語」を読んでも面白いけど、面白いだけで、読むべきとき、小学生のころに読んでいたら、私を形成する一冊になっていただろう。という話。

そうそう、逆に昔読めなかったのも今は読めるようになっているはず。

35歳の私が今読むべき本は、何だ?(昨日買ったのはあたしんち14巻・・・)

あたしンち 14巻

著者:けらえいこ

あたしンち 14巻

  もうこれは我が家では鉄板。

  (だが、これじゃない気がする)

  自分がだんだん「みかん」→「母」に感情移入していることに気づくΣ( ̄ロ ̄lll)

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本屋好きには!「配達あかずきん」

今日は朝から福岡は雨が降っていますが、おかげで少し暖かいようです。

先週末から子供達がRSウィルスというのにノックダウンされていて、おかげで連休はどこにも出られず。

しかし、そのおかげで母は気になっていた3冊を読み倒せました。

配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)

著者:大崎 梢

配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)

「配達あかずきんちゃん」は去年から、ずっと気になっていた本。

ネットでもじわじわ紹介されていたのです。

本のコピーは

「書店の謎は書店人が解かなきゃ」

内容は、書店でおこるささやかだったりやや物騒だったりする事件の謎を、妙齢お姉さんでワトスン役の杏子さんと、手先は不器用だがホームズ役のアルバイトの多絵ちゃんのコンビが、小さなきっかけからするすると解いてゆきます。

短編集なのですが、表題にもなっている”配達あかずきん”では、

得意先に配達に行く途中に誰かに本にいたずらされた?誰が、何の目的で?

杏子さんと多絵ちゃんの掛け合いもおもしろいし、他の書店員さんのキャラクターもそれぞれいい味でています。

それとこの本の魅力は、本屋のバックヤード事情がよくわかるところ。

例えば、雑誌の付録。挟み込む作業は全部本屋さんがやらなくちゃならないそうです。

このあたり、「暴れん坊本屋さん by久世番子」が面白かった人(私だ)には超おススメ。

暴れん坊本屋さん (1) (Un poco essay comics)

著者:久世 番子

暴れん坊本屋さん (1) (Un poco essay comics)

とおもったら、なんと番子さんがコミック化してました。

(ノベライズじゃなくて、じゃなくてコミカライズって言うのかしら?)

配達あかずきん (WINGS COMICS 成風堂書店事件メモ 1)

著者:久世 番子,大崎 梢

配達あかずきん (WINGS COMICS 成風堂書店事件メモ 1)

メガネをかけているのが杏子さんで、”秀でたおでこ”が多絵ちゃんだと思われます。

この本、北森薫さんや加納朋子さんが好きな人はきっと好きだと思いますよ。

続編も出ています。

晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編> (ミステリ・フロンティア)

晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編> (ミステリ・フロンティア)

著者:大崎 梢

晩夏に捧ぐ<成風堂書店事件メモ・出張編> (ミステリ・フロンティア)   こちらは、長編。

  夏の長野に探偵の腕を見込んで読み出された京子さんと多絵ちゃん。

  数十年前の事件の謎を、何のてらいもなく解く多絵ちゃんにほれぼれ。

  

サイン会はいかが?―成風堂書店事件メモ (ミステリ・フロンティア 32)

サイン会はいかが?―成風堂書店事件メモ (ミステリ・フロンティア 32)

著者:大崎 梢

サイン会はいかが?―成風堂書店事件メモ (ミステリ・フロンティア 32)   こちらは、短編5本。

  中でも”取り寄せトラップ”は面白かったなぁ。

  こんな手の込んだことをする犯人っているのかしら~

  本のタイトルを利用したトラップを犯人は仕掛けようとするのですが、利用された本屋には運の悪いことに「本屋名探偵の多絵ちゃん」がいたのです。犯人は手痛いしっぺ返しを食らいます。

表題の”サイン会はいかが?”では、謎解きもさることながら店長のキャラが爆発。

うーん、本屋の店長さんは一風変わった人が多いのかしら?

大学時代のバイト先の本屋店長は、いっぷうどころではなかったけど。

(今思えば、バイト全員本名を知らないし、レジからお小遣いをくれるし、いなくなるし、すごい人だった・・・)

あー、ネットの本屋もいいけれどリアル本屋はほんとに魅力的。

読み終わると本屋に行きたくなりますよ~

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「枕草子REMIX」と「むかしあけぼの」

すっかり秋も深まりなんだか読書におやつに最高の季節ですねー

昨日NHK「おかあさんといっしょ」で流れた「やきいもやきいも おなかがぐぅ~note」という歌が頭から離れない私だブーpig

さて、なんとなく源氏物語千年紀なのでとりあえず古典をひも解いてみようと、これまたとりあえず「枕草子」を読んでみました。

なんていい加減な私。

しかも「むかし・あけぼの」は現代語訳だし、「枕草子REMIX」はなんというか、それにまつわるエッセイだけども。

だって、勉強でもないのに古文なんて読みたくないし~

むかし・あけぼの―小説枕草子〈上〉 (角川文庫)

著者:田辺 聖子

はじめて田辺聖子さんの本を読みました。あまりの厚さにおどろきましたが、中をよんでまたびっくり。

「則光ったらたまらない」とか「お坊さんはやっぱり顔がいいのに限るとおもうわ」という調子。

ただし、こちらはエッセイではなく「小説」になっていて、田辺聖子さんが清少納言に一旦なりきって小説を書きました。という感じ。

(原典を読んでないがたぶん)

枕草子REMIX

著者:酒井 順子

枕草子REMIX

酒井順子さんのは枕草子を千年前に書かれた「女子高で回覧される”週間私”新聞」のような「おもしろぶっちゃけエッセイの草分け」で「同世代に生きていたら絶対友達になれると思う」と述べています。

そして、これはと思う一文を抜き出し「今だったらこんな感じ?」という文をつけてくれています。

うーん、実は酒井順子さんも初めて読んだ~なんとなくこの人バブル期って感じがしません?わたしだけかしらん。(思いっきり同世代の癖によく言う)

二つとも、面白かった~

「春はあけぼの

ようよう白くなりゆく・・・」

と暗誦させられた記憶しかなくて、「つまらない花鳥風月を詠んでいる」とおもっていた枕草子ですが、現代でも結構通用する上手な意地悪と程よいいたぶりが書かれているようですよhappy02

いま「古文」とか大嫌ッ!と思っている高校生諸君にはこういうのをまず読ませたら良いのにね。

さて、原典を読む前に次はこれにチャレンジしてみようかしら。

桃尻語訳 枕草子〈上〉 (河出文庫)

著者:橋本 治

桃尻語訳 枕草子〈上〉 (河出文庫)

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今は秋ですが「春にして君を離れ」

いよいよ今日から衣替えですね。

こちら福岡では台風一過で、静かな夜明けをむかえております。寒い!

あ、ブラウスやワイシャツのアイロンをかけなくては(;´Д`A ```

さて、アガサクリスティーの春にして君を離れを読みました。

春にして君を離れ (クリスティー文庫)

いやー、こんなに怖い本は久しぶり。別にお化けや殺人鬼が出てくるわけではないのですが。

内容は、今まで妻として母としての自分に一点の疑問も持っていなかったジェーンが、旅行中のちょっとしたハプニングで砂漠の中のレストハウスに一人ぼっちで過ごす羽目になります。他にすることもなく、今までの自分の輝かしい(と本人は信じていた)過去を振り返ります。

すると、今まで自分にたっぷり自信を持って正しいと思ったことだけをしていたはずなのに

「自分は夫や子供たちから愛されていないのではないか?」

という疑問が頭について離れなくなるのです。

思い出したくない!と拒否し続けてもトカゲのように過去の出来事が顔を出します。

彼女はとうとう自分が家族にどう思われているか悟ってしまうのです。過去の小さな手がかりから、さながら探偵のように解き明かされる過程がほんとサスペンス!怖い怖い!

読みながら自己反省しました。

母親として「子供に良かれ:」としていることは実は自分がそういう子供を持ちたいっていう自己満足でしかなく、子供は家庭で精神的奴隷のようになっている。

うーん、思い当たることが多すぎる!

これって、怖い版「あたしンち」かも。(*゚ー゚*)


ためして あたしンち

母と子のしがらみというか、どうにもできない共依存と反感の感情がある人にはものすごくおススメ。

ちなみに同じテーマではこちらもおすすめ!


愛すべき娘たち (Jets comics)

はじめてよんだよしながふみさんのマンガ。みうらしをんさんが激おススメしてました。

私はこれでよしながふみにはまることに・・・

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文庫化されました「魔王」と「さまよう刃」

伊坂幸太郎さんの「魔王」が文庫化されたそうです。(それどころか漫画化もされているようです。)

私にとっては今まで読んだ事ない伊坂幸太郎!って感じでした。読後のさわやかさとか幸福感より、なんか言い知れぬ不安感がのこるというか・・・

なんというか、考えさせられることの多い内容でした。

憲法9条についてとか、ファシズムについてとか。全く関係ないよというか、全く思考を停止している部分にスポットが当てられていて、

それを、

考えろ、考えろ、と考えてきた俺と、全く関心がないんだ~と思っていた詩織ちゃんたちの物語。

結局、この物語で魔王は誰なんだろう?

詩織ちゃんは、前半俺の弟、潤也の彼女であります。前半の純也と俺の掛け合いも面白いし、ちょっと不思議な超能力や、魅力的な脇役がたくさん出てくるのです。

このお話は、考えろ考えろ!と自分に言い聞かせる俺の強さに少しはあやかれそうな、不思議な物語でありました。

魔王 (講談社文庫 い 111-2) 

著者:伊坂 幸太郎

魔王 (講談社文庫 い 111-2)

魔王 1―JUVENILE REMIX (1) (少年サンデーコミックス)

著者:伊坂 幸太郎

魔王 1―JUVENILE REMIX (1) (少年サンデーコミックス)

それから、ベストセラーの東野圭吾の「さまよう刃」も読みました。

これも、現行の少年法について考えさせられる物語。読みながら今さならながら光市の母子殺害事件をおもいだしました。

内容は娘を殺された長嶺が、犯人の少年を知り殺害してしまう。もう一人の少年を殺すべく長嶺は逃走する・・・

自分の子供が殺されたら、あだを討ちたくなるよなぁ・・・しかし、法が守っているのは犯人だ!という説には納得。

この本を読めばさらにあの本村さんの強さをたたえたくなります。彼は犯人を許さないのは当然のこととしても、ちゃんと現行の法の中で罰を与えようと力を尽くしているところがすごい。

メディアにでれば叩かれることも多いだろうし、例えばまだ若い彼が再婚して新たな大一歩を踏み出そうとしてもすごく反感をかうのではないでしょうか。

鬼の首をとったようにインターネットの世界でこき下ろされるような気がします。

彼はこれからの平凡な幸せを亡き妻と子のため他の犯罪被害者のために使っているのでしょう。(でも、幸せなってほしいなぁ。)

私だったら短絡的に犯人を殺したいほど憎みつつも、犯人は塀の中でなすすべなく黒焦げになるだけのような気がします。

さまよう刃

著者:東野 圭吾

さまよう刃

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聖(セイ)さんって・・・「聖☆おにいさん」

なんだか人様のパワフルなブログを読みまくり当てられた感じの連休最後の朝です。

おはようございます。

みんな仕事して、育児して、そのうえ家事をこなしつつブログを・・・スゲェ

いつ寝てるのだ~∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

ま、このブログは気が向いたときしか更新しないブログなんですが、最近は神様までブログやmixiにはまっている・・・と言うマンガがこれ。

聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)

著者:中村 光

聖☆おにいさん 1 (1) (モーニングKC)

2巻も発売されたようです。

雑誌での書評でも何回も見たし、アマゾンでの評判も上々。近所の本屋(ビレッジバンガード!)では諸手を上げての大プッシュ!shineなんでついつい購入。

表紙、よーっく見て下さい。これ、ブッダとイエス(様)なんです。

ブッダの頭(≧m≦)!

世紀末を乗り切った二人は立川(!)にてルームシェアしながら地上でのバカンス中。

このゆるーい設定。なーんも考えず、ケラケラ笑いたい時にはサイコーなんじゃないでしょうか。

ブッダもイエスもほんと、聖人なんで基本いい子たちなんですよ。徳の高い事考えると後光が差すし、シャワーかぶれば悟りそうになるし、おなかがすけば動物たちが私を食べて下さいとやってくるし。

ほんでも、イエスは人気ブロガーで二人ともミクシィやってるし、浅草やディズニーランドにも行く俗っぽさ・・・

とはいえ常時、なーんも考えてない私はアマゾンの領収書をみてちょっと落ち込む。

こんなショーもないもんにお金使っちゃって!いい意味でショーもなくて脱力できたけどさ~_ノフ○ グッタリ

・・・アマゾンのポチリボタン!そのお金を使わせる仕組みの巧みさが怖いぜ。

神様ヘルプ!

さて、適当に神に頼ったところで全く関係ないイラストコーナー(って、恥ずかしいなぁもう)

Cocolog_oekaki_2008_09_15_05_59 新しい機能が使いたいだけなのさ。

っしかし、使いづらいなーこのお絵かき機能。

もうちょっと何とかならんもんかと、ニフティーさん。

せめて余白を切り取るトリミング機能を付けて欲しいわ。

おまえにはまだそんな上等な機能は必要ない!!ピシッ(雷)

あうっっ天罰!!!   ・・・お後がよろしいようで。

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去年のこのミス「復讐はお好き?」

めっきり涼しくなってきました。かと思うと蒸し暑くなったりと季節の変わり目ですね。

ところでココログの投稿画面が少し変わったようですね。おお、楽しい。お絵かきができるようになってますな。塗りつぶしができないのが残念なところです。

携帯から投稿する人はどうなってるんだ??

Cocolog_oekaki_2008_09_12_05_51

息子九ヶ月ものほしげな顔。

face ボタンも増えましたね。

(´,_ゝ`)プッ  冷笑?含み笑い? 考えてる人すごーい!

 これは顔文字の入力のようですが、結構種類があって面白かも~時間を忘れてみいってしまった。願わくば途中で改行されませんように。

さて最近読んだ本で面白かったもの。

復讐はお好き? (文春文庫 ハ 24-2)

著者:カール・ハイアセン

復讐はお好き? (文春文庫 ハ 24-2)   去年の「このミステリーがすごい」の海外版でランクイン!していた  もの。

これが傑作でした。おばかコメディー風でおもしろかったー

  内容は、結婚記念日に船から妻を突き落として殺害する夫、チャズ。

  運よく助かった妻ジョーイは、なぜ自分を殺そうとしたのかを知りたい!そして、警察に言っても「酒に酔って転落した」と言われるに決まってるわ、(陪審員に一人でも女性がいればチャズは必ず言いくるめる)それなら私がこの手で!と助けてくれたミック(私の中ではクリントンイーストウッド。な中年男性)と復讐をします。

とはいっても、軽妙で痛快なミステリー、殺しちゃったりはしません。

女たらしで、ほんとにサイテーのチャズ・・・

ある意味、バーンと打たれたほうがまだ幸せ?な目にはあってますが。

気軽な感じで読み終えることができました。おススメ!

それから、面白エッセイをひとつ。

のはなし

著者:伊集院 光

のはなし

テレビでよくお見かけする伊集院光さん。そう、あのおでぶさんです。

この人の”深夜の馬鹿力”っていうポッドキャストが大変楽しくて、何を隠そう陣痛の時に聞いて気を紛らわせておりました。(ただし、大変胎教に悪そうな内容なので、自己責任で聞いてくださいwink

ラジオではねー、テレビよりもより、好感度下げまくるというか。つっこんだ内容というか。

で、この本は大体ラジオで言っているような内容をきちんとエッセイにまとめた本。

あ~から始まってわをんまで、お題話のように今まで書いたエッセイをピックアップしたそうです。

ラジオで聞くよりもすこしだけ「いいやつジャン!伊集院光shineデブだけど」って思しまいます。

家族思いのいいデブじゃん!(って、デブデブ言うなよ私。)

でも、落語家さんだったんだって。楽太郎さんのお弟子さんだったんだって。

知らなかったよー

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最近面白かったのは「抒情の奇妙な冒険」ほか

最近自分の読んだ本のご紹介がずっとご無沙汰してました。

読んだ端から忘れちゃうんで、忘れないように始めたブログだったのに・・・

ブログにアップするのをわすれてちゃー意味がない。にんともかんとも、とハットリ君ならいうでしょう。

この「抒情の奇妙な冒険」もちろん、「ジョジョの奇妙な冒険」とかかっているんですが、短歌集です。

抒情の奇妙な冒険 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

著者:笹 公人

抒情の奇妙な冒険 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

短歌なんて・・・と思ってる方にむしろぜひ手にとって見てほしい。R35世代に焦点を合わせた、サブカルチャー風味の短歌がたくさん並びます。

例えば

持ち出した箪笥を黒に塗りたくりYMOを演(や)る文化祭

(9.11)

他人事と思えばもう一度起こるぞよ 塔の模型に祈る人々

フセインをマリオに見立てたゲームせし兄のパソコンにウィルス届く

こんな感じで、教科書に載っていた「短歌」とはちょっと違いますwink

なかでも私が、思わずひざを叩いたのはこちら。

さめざめと友と泣きたる秘密基地 九九年に寿命さだめて

そうそうそう!小学生にはびこる「どうせ1999年に地球は滅んじゃうじゃん!」みたいなプチ厭世観。 いいにおいの消しゴムも、りぼんの付録も使わなきゃって。

ああーなっつかし~!!!

作者の笹公人さんは、これが私と同年代でこれが第三歌集。

こんなブログもされています。(ブログは”されている”であってるcatface?)

笹短歌ドットコム  おもしろいよ~

それから、短歌つながりでもう一冊。

現実入門

著者:穂村 弘

現実入門

わたし、この方の歌集よりエッセイの方がすきなんです。

実際にコンピューター会社の総務部の課長しつつ、歌人。っていうプロフィールも好感が持てます。

この本は、編集者の佐久間さんとう美しい女性からエッセイの依頼があり

「いままでほかの人にとっては当たり前でも穂村 さんにとっては初めてのことをしましょう」

と言うコンセプトで、エッセイを書いていきます。

ホムラさんは「ほんとにみんなこんなことを!?」と汗をかきながら取材してくれます。

例えば(佐久間さんと二人で行く)「ハワイアンセンター」だったり「はとバスツアー」だったり「合コン」だったりしたものが、

だんだん「ウェディング会場で模擬挙式を見る」だったり、「モデルハウス見学」「家を借りる」・・・とある意味濃く意味深なものになっていき、

最後は佐久間さんのご両親に挨拶に行き・・・で終わる。ホントかよ!とつっこんだところでちゃんと、あとがきにてうそだと白状されていました。

うそ7割現実3割?くらいなので、最後までまんまと信じてしまいました。

いやー、やられた!でも、とっても楽しい!ちょっと嫌味なくらいお上手good

これも、おすすめ~!!

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私にも読めた!「数学的にありえない」

なにしろ数学が嫌いで、今から半世紀以上前に銀行の内定を蹴って警察官になったという父親を持つ由緒正しい数学オンチの血の流れるこの私。

このタイトルの本を読めて、自分でもびっくりです。

 しかし、それもそのはず、内容はそんなに難しい数学は出てきません。いえ、出てきますけど読み飛ばしちゃってもいいんです。

久しぶりに量子力学とか単語自体見ましたけども。それはそれでわかんなくてもなんとかなるもんでして。

あ、後面白かったのは「この中に同じ誕生日の人がいる確率」というやつ。

100人の集団だったらどのくらいいると思います?って、計算方法も答えも忘れちまったんですが、思ったよりいるんですよ。(すみません、すみません、ああ聞こえる、突っ込みの声!)正解を知りたい方はぜひ本書を!

とにかく、ある病気とマッドサイエンティストの薬のせいでとてつもなく確率の計算できるようになってしまうケイン。

つまり、いろんなことを計算しつくして次に何が起こるのか「予知能力」を持ってしまいます。

そこに北朝鮮から命を狙われるナバァという女性工作員と、双子の兄、難病の娘をもつ傭兵、自殺しようとした瞬間にロトで大当たりをした男。などなど登場し、いろんな伏線が最後にはするするとつながって、うーん、アメリカのえんたーてぃめんと!

最後まで一気に読みました。先ほどアマゾンをチェックしたらなんと、ゲストレビュアー児玉清氏が「超面白小説」と絶賛!しとりました。写真入りで。萌え~ってちがうか。

数学的にありえない〈上〉

数学的にありえない〈上〉 (単行本)
アダム ファウアー (著), Adam Fawer (原著), 矢口 誠 (翻訳)

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リカちゃんじゃなくて「りかさん」

「からくりからくさ」をこの間よんで、とてもおもしろかったので今度は、その続編ともいえる「りかさん」をよんでみました。

このお話は、「からくり・・・」にもでてくる蓉子さんの子どもの時のお話。こちらでは「ようこちゃん」となっています。

内容は、誕生日プレゼントに「リカちゃん人形」をおばあちゃんにリクエストしたようこちゃん。ところが届いたのは「りか」と言う名前の市松人形。

人形用の立派な箱膳や着物といっしょに、おばあちゃんから送られた手紙には「りかさん」とのつきあい方が書いてあります。

一緒に朝ご飯を食べたり、話しかけたりしているとようこちゃんはりかさんが話をする人形であることがわかりました。

りかさんと一緒にいると、ほかの人形達の話も聞こえはじめ、人形が見てきた人間達のドラマも見えるようになったのでした。だから、自分のうちの雛人形やお友達のうちの雛人形など、語られて語られて大変。しかし、断片的なことしか話さないため、肝心なことがゆっくりとしかわからないのです。

アビーという人形は、アメリカから送られてきた事。戦時中に「訓練」と称して無惨に竹槍でずたずたにされ火を付けられたことなどをようこにつたえます。

児童文学、ファンタジーという括りで思わず読み過ごしてしまいそうですが、なかなか深い!

とくに、「からくりからくさ」にでてくるマーガレットの母?祖母?の挿話などもありよく練られたストーリーにうっとり。

戦争のお話になるとは思っても見なかったけれど、「からくりからくさ」とは合わせて読みたい(アマゾン風)!

りかさん

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なかなか良かった「からくりからくさ」

梨木 香歩さんといえば、映画「西の魔女が死んだ」(もう公開されていますか?)の原作者です。

映画「西の魔女が死んだ」オフィシャルサイト http://nishimajo.com/top.html

映画のおばあちゃんも素敵ですね。先日亡くなられたターシャ・テューダを思い起こされます。

この「からくりからくさ」梨木さんの本で初めて読んでみました。なんとなく、ファンタジー、子供向け(ファンタジーが子度向けと言うわけではなくヤングアダルト向け)なのかなと思って手がでてなかったんだけど、うわー、実はこれミステリーとしても読めるんじゃないかしら。とても面白かった。

内容は リカさんという人形を大切にしている蓉子たち20代前半の女性4人が、共同生活を送る話。

みんなで、食費を浮かすために「雑草イーター」となり、庭の草花をどんどん食べてみたり、蓉子の染色した糸で機を織ったり、手仕事を楽しむ様子がよく描かれています。

リカさんをつくった人形師を絡めた宿世の縁の話と、タイトルにあるとおりからくさ模様について話が、まるでミステリの謎解きのようで楽しめました。

先ほどアマゾンをのぞくと、「りかさん (新潮文庫) 」のルーツになるお話(なのか続編なのか?)のようですすねぇ。

「宿世の縁」の部分がちょっとややこしいので、私の頭の残っているのはいろんな雑草にチャレンジした彼女達が「ボロギクはおいしい」というところだけ。

ちなみにボロギクってどんなんかといいますと・・・こんなんです。

http://www.ne.jp/asahi/delphinium/ran/noyama3/borogiku.htm

ボロは、襤褸をまとったような、のあのボロ。あんまりと言えばあまりなネーミングですが、よく見かけますね。そうか、おいしいのかぁ。

って、それしか残ってない私の頭ってどうよdelicious

からくりからくさ (新潮文庫)

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「償い」本屋に平積み

新聞で何度も広告が打たれていて、気になっていたので読んでみました。

帯には「人の肉体を殺したら罰せられるのに、人の心を殺しても罰せられないのですか?」とあります。

意外なことに2001年発行のこの本。今頃なぜ?とも思いますが、まさしくじわじわと話題になったってことでしょうか?

内容は、ホームレス探偵(!)しかも元エリート脳外科医!!が自分が昔助けた少年がもしかしたら連続殺人犯ではないのかと疑います。

その子が怖いわけではなくて、触れ合うたびかわいくて情がうつっていくのだが、考えれば考えるほど疑わしくなってしまう。

それと同時に、なぜ脳外科医がホームレスに転落するか、心を捨てて暮らしている彼が少年や事件を追う刑事と触れ合うことで段々と、社会復帰を決意するまでも描かれています。

ミステリとありますが、そんなにがっちがっちのトリックとかアリバイ崩しではありません。重点を置かれているのは、探偵や少年の心の傷あたり。

私感ですが、うーん星三つconfident

もともと、ベストセラーとか反感を持ってしまうタイプだし。本格物のほうが好きだし。

しかし、物語の終わり真相が分かった彼と少年のやり取りはやっぱり、じん来ます。

たとえクサくても、タテマエだと思っても、相手を愛してることはストレートに伝えたほうがいいのです。この場合は子どもを守る親や大人としての愛ですが。

償い (幻冬舎文庫)

  償い (幻冬舎文庫)

  著者:矢口 敦子

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リアルな戦争って?「となり町戦争」

結構おもしろかったこの本。2004年のすばる新人賞受賞作だそうです。

図書館で見かけたのでよんでみましたが、アマゾンレビューの評価は・・・辛いな~

レビューがたくさんついてることが、すごいと言えばすごい新人なのでしょう。私は、とてもおもしろく読めました。

さて、内容はある日突然「町内便り」の片隅にとなり町との戦争のお知らせを見つけ驚く僕。けれど開戦されても全く自分の生活に変化ありません。それでも、戦死者の数字だけは確実に増えていく、このリアリティのなさに僕は躊躇します。

公共事業としての戦争を遂行していく様子や、お役所仕事の文章作成など風刺が効いていて、確かにこんなコトがあり得るのかもしれない、かもしれない。くらいの背筋の寒さは感じました。

戦争をビジネスとして行うというのは、確かに世界中でやられていることですものね。

それが、小規模に自分の近くにて起こると・・・・・・ 考えるとやはり恐ろしくなります。

ただ、終わり方は少々陳腐でしたなー

終戦を迎え、僕と一緒に敵町に潜入偵察をしていた香西さん(好きになっちゃってる)はとなり町の町長の息子と結婚をすることになります。

それが、どうやら人身御供的で、

「戦争を終結のために結婚するの・・・」

と言うことらしくて、何がなにやら良くわっっからな~いgawk月光の下の浜辺で抱き合って涙ながらに別れて話は終わってしまう。

(ここらヘンがアマゾンレビューでダメな方に針が振り切れちゃう原因かもcatface

けれど、読む手が止まらない楽しい本でありました。

となり町戦争

著者:三崎 亜記

となり町戦争

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ついに読了「真田太平記」

実は3回目のチャレンジで、今回ようやく読了致しました~!!!

いや、全12巻あるんで、ちょっと自分の達成感に酔いしれてしまいます。

池波正太郎さんの長編、「真田幸村」を中心とする人々の巨大なストーリー。

連載は9年間だっそうな・・・ちなみに私は読了に約半年かかりました。

いやはや、何度投げ出しそうになったことか!

最後はおもしろさと言うよりもほとんど意地になっていたし・・・wink

私は読んだはしからすぐ忘れるので、うまく説明できないのだが、戦国時代を生き抜き人気の高い真田幸村と真田家の忍び「草の者」といわれる忍者達の生き様が丁寧につづられています。

しかし、大阪城を取り囲む、徳川方率いる東軍の陣形とか、武将誰々の子、の誰々、とか全く理解できなかったです。

まじめに読んでも頭に残らないことに気がついて、後半はほとんど読み飛ばしsad

戦記物は、興味が持てないなぁ。私は、ドラマ部分がおもしろかったです。

特に、草の者お江が魅力的で、最後には六十を超えているのにもかかわらず昔と
「少しも変わらぬ・・・」
信じられない容貌と健康を保ち真田家を見守っていくのです。

そんなことが女忍びにはたまにあるのだ・・・・・・ そうです。

「女忍び」か~あbearing  女忍びアンチエイジング・・・無理。

真田太平記〈第12巻〉雲の峰 (新潮文庫)

著者:池波 正太郎

真田太平記〈第12巻〉雲の峰 (新潮文庫)
12巻もあるので、誰にでもオススメ!はできないっす。でも、晩年も一度読みたい。そんな本です。

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森茉莉つながり

先日、森茉莉(もりまり)の「贅沢貧乏」を読みまして、衝撃?と言うほどではないのですが、なかなか面白いhappy02!と感動しました。

贅沢貧乏は、森茉莉にい限りなく近い「牟礼マリア」が”精神の貴族”として貧乏生活つづるエッセイなんですが、それを読むとこの森茉莉という女性に惹かれてしまわずにはおれません。

それで、なんとなくリサーチしていたらやはり森茉莉には中毒性があるようで、たくさんの関連本が出ています。

うちの(?)小さな図書館ですら3、4冊ありました。

私は今回、この「森茉莉 贅沢貧乏暮らし」にて初めて彼女の写真をみましたが、うーん複雑。

ちょっと想像とは違っておりました。本人が「私は過去令嬢だった!」と吼えて?いたのには全く間違いなかったけれど、だんだんカラー写真が出回るころになると、蓬髪の老婆・・・

当たり前だけど、ちょっと気合の入った(一人でテレビに突っ込みを入れてそうな)ばあさんになっています。

本人も、そんな自分を見るのがいやで、晩年は鏡をおかなかったそうですが、この本はそんな彼女の私物や料理の再現など盛りだくさんです。

ディープな森茉莉かぶれ(そういう人がたくさんいるのだ)には物足りないようですが、私にはいろいろ面白い本でした。

森茉莉―贅沢貧乏暮らし

それから、もう一冊。こちらも今は絶版のようですが、「群ようこ著 贅沢貧乏のマリア」

エッセイを書かせたら右に出るものはいない群ようこさんによる、評伝エッセイ。

森茉莉に対し「やっぱり友達にはなれないかも知れない」と思いつつも、森茉莉の言動を彼女の文章だけでなく、森家の兄弟などの文章からも引いてきて、なかなか読ませてくれます。

中でも、森茉莉の部屋の汚さについては驚きでした。

家具を動かそうとしたら足が「土状に変わったゴミ」に埋まっていたと言うのです。こりゃ、掛け値なしのゴミ屋敷・・・夕方のニュース番組が突撃します。

その家を訪れた永井荷風があまりのことにびっくりして睡眠薬をのんでもまだ眠られなかったそうです。

うわーますますもって、怖い!怖いけど見たい!私にとっての森茉莉さんはそんなかんじです。

贅沢貧乏のマリア (角川文庫)

それにしても、ある本が面白くてその作家のほかの作品を読むことは今まで多くあったけれど、その作家自体に惹かれてしまうことは、わたしには珍しいこと。

幸いなことにディープなかぶれさんがたくさんの関連本を出しているようなので、ぽちぽち読んでいきたいと思います。

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「ソラニン」ジャガイモの芽のところにある毒

本屋のポップに”浅野いにおを知らない人生なんて”とあり、ずーっと気になってたので、読んでみました。

全2巻なのですが主婦根性を発揮し、

「いや、もしはずれだったらいかんばい(博多弁)」とばかりに、一巻だけを購入。

うあああ~2巻買っとけばよかったcrying  ここで止めるなんてずる過ぎる!!

翌日また本屋に走る羽目になったのでした。もしこれから買う財力があるなら(といってもあわせて1,060円だがな)2冊まとめて買った方がよいと思われます。

さて、内容は大学を卒業した二人の男女、種田君と芽衣子ちゃんのストーリー

芽衣子ちゃんは特にやりたくもない会社の事務をしながら

「もっとなにか私にしかできることがあるんじゃないのか」

と考えているし、種田君はロックがやりたいけど、全力を注ぎ込むのは怖いような、それでも普通に就職とかはできなくて、アルバイトをしている。

二人ともモラトリアムを決め込んでいるけれど、いつまでもこのままではいられないと焦っている。

一巻で種田君は決心をして、ロックでデビューをするために全力を注ぎ始めるし、芽衣子ちゃんも会社を辞める。そして、2巻目にいくところで種田君は交通事故で死んじゃううぅぅぅ(生死不明で一巻終了。ここでは止められないでしょbearing

死んじゃうなんてずるい

2巻は芽衣子ちゃんと、バンド仲間の再生と言うか一歩を踏み出すためのストーリになっています。

いやー、娘の友達が遊びに来ているにもかかわらず、わたくし漫画読んで号泣。

(どんだけ「お構いもしません」の?)

とはいえ私よりずっと若い人たち向けだろうと思う。

自分にしかできないことが、きっとあると信じていて、それを探さない大人たちを少しだけ軽蔑していて、それでも自分もその中に入ることを恐れつつ予感していた、十代の後半から二十代前半。そんな人たちの気持ちにドンぴしゃりなお話。

種田君の友達や、お父さんなんかもいい味出してるし、重いばっかりではなくてそこそこ、くすっと笑えるシーンなんかもあり良かったです。

逆にあの時代から十年以上たっている主婦としては、”うらやましさ”と”「甘い」と言いたい気持ち”と、それから”そんなに変わってないんじゃないかしら”という気持ちと、ない交ぜになって、ストレートにどんぴしゃではないかな。泣いたけど。

ホント、死んじゃうなんてずるいよ、種田君・・・

ソラニン 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)

著者:浅野 いにお

ソラニン 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)

でもちょこっとだけ「稲中卓球部」を思い出したなぁ。

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「人間はかんがえるFになる」かしら?

クスリと笑ってしまうこのタイトル。

パスカルの「人間は考える葦である」と森博嗣のデビュー作(だったっけ?)の「すべてはFになる」とからとられた、対談集です。

ちなみに、この土屋賢二氏は御茶ノ水女子大の教授で哲学の先生なのであります。

でも、今は面白エッセイストといったほうが通りが良いのかもしれないhappy02

この人のエッセイは面白いんだけど、近くにこの人がいなくて良かったと思うという・・・

しかも、言っちゃえば十年一日のごとく、同じような事を言う”ぼやき芸”みたいなものなんだけど、ついつい読んでしまうのです。

森博嗣さんは・・・説明要らないよなー。

「すべてがFになる」を初めて読んだときの衝撃は忘れられません。うそです。衝撃は忘れられないけど、内容はほとんど忘れてたりして。

今も、ものすごい速いペースで書かれているので追いかけ切れていませんが、読むたびにやっぱりおもしろいよなぁーと思う、あの森博嗣さんです。

この二人が、「大学の先生つながり」で対談をしたものが、この本。

人間は考えるFになる

著者:土屋 賢二,森 博嗣

人間は考えるFになる

内容は、「大学って不思議なところだ~」というのと、森博嗣先生の多彩な趣味と人間関係の考え方。

(はーそう考えれば楽に生きられるのか~でも私にゃ無理よね~。どちらかと言うと土屋教授のほうにシンパシーを感じてしまう)

それから土屋教授が森博嗣先生に「ミステリーを書く極意」を聞き出そうとする話。

森博嗣先生いわく「キャラ萌えheart04」小説というのがあって、これがあたりがでかいそうな。

「時代小説とかはほとんどキャラ萌えでしょ」だそうです。ほぇ~なるほど。

そして、最後に「森博嗣に極意を教わって書いた、土屋賢二のミステリー」が収録されています。

・・・ぜんっぜんキャラ萌えしてませんから!と突っ込みどころ満載。いつものエッセイと同じだしcoldsweats01

森博嗣先生のすごさが改めて際立つ印象の本でしたよ~

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乾いた私に「月5万くらいは稼げる投稿生活」

母の友達に投稿好きのオバちゃんがいて、新聞に載るたびに掲載部分をコピーして送ってきてクダサル方がいる。

そのたびに、「すごいですね!」等と礼状を書くわけだが、ある日

「あなたも書けばいいじゃない。私、謝礼でもらった図書カードでしか本を買ったことないわよheart01

と言われ大ハッスル!何ですと~ 「図書カード」!大好物です。

という、実に不純な動機から最近新聞に投稿を始めました。

と入っても、新聞は社会面および四コマ漫画を専門に主に閲覧するのみなので、社会派な内容はなぁ・・・

ネットで「投稿」なんかで検索してみる・・・なかなかぴったりこないわthink

で、結局アマゾンでこの本が引っかかってしまったのでした~

(あぁ、乾いてるなぁ私・・・

昨日は”溝に落ちている1100円(千円札のうえに百円玉が乗っている)を一生懸命拾う。しかも娘(5歳)と競い合いながら”という夢を見たしcrying )

月5万円くらいは稼げる投稿生活―楽しくてカンタン元手も時間もいらない

著者:猫山 あたりん

月5万円くらいは稼げる投稿生活―楽しくてカンタン元手も時間もいらない

内容は

子育て中に少しでも家計の足しにと内職をするも、月1000円・・・毎日のように家事、育児、内職でがんばっていても誰からも「あたりまえ」ですまされてしまう。暗いトンネルに迷い込んだ気分だった著者が、ある日雑誌に川柳を投稿して500円をもらう。

なーんだ!内職するより割がいいじゃん!!」とはまってしまい、その情報源やテクニックを余すところなく(たぶん)伝える、と言うものです。

大体30分位で読み通せるし、値段の割には誠実な印象を受けましたよ。とくに

「月5万くらい」ってところが、大変正直でいい感じhappy01

まあ、この手の本を買うのが自分に許せる人にはお勧め。

(私は結構自意識過剰なので、たぶん本屋では買えないcoldsweats01

投稿は懸賞よりも「選ばれる」わけだから確率は高いし、気軽に自己実現が出来てやめられないそうです。

なるほど~

この本では特に文章系の投稿のノウハウについて書かれていて

たとえば

・テーマが見つからないときは他紙で募集されているテーマで書いて送る
・没作品をアレンジして他紙へ送る、川柳をエッセイにアレンジする
・投稿が文章修行になる(新聞に掲載されるときは編集者に手直しが加えられることが多い、これをただで添削を受けているようなもの)と喜んじゃう。

等々、結構勉強になりましたぞ。

さ、後は本を読んだだけで満足しないで実際に投稿ね!

チャオ!小銭ー婆(コゼニーバ)より!!

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おひさまパンをつくったよ

絵本のレシピが載ってる本、最近何冊がでていますよね~

今回私が借りた(つっこまないで!)本は第4弾です。

絵本からうまれたおいしいレシピ子どもと一緒にごはんづくり (e‐MOOK)

著者:きむら かよ,アコ,晶子,yachi,コドモゴハンプロジェクト

絵本からうまれたおいしいレシピ子どもと一緒にごはんづくり (e‐MOOK)

この本は、絵本の中で出てくる食べ物を実際に作ってみよう!!というもので、

そっくりそのままという感じのレシピもあれば、絵本からインスパイアされてうまれたレシピみたいなのもあります。

今回は

「バムとケロのさむいあさ」のパンケーキとか

「うちにかえったガラゴ」のカレーライス、

「おおきなきがほしい」のホットケーキなんかが紹介されています。

~子どもと一緒に~というコンセプトで作られているので、レシピにはココは子どもが手伝えそうなところだ!というところにアンダーラインが引いてある。wink

便利、かな?

子どもに手伝わせるときは、こっちも腹を据えて大らかな気分でないと無理。なるべくさせてあげたいのだけど、こっちの準備がなかなか……

ちなみに、下の写真はおひさまパンのなかの、犬(?)のパン屋さんが焼くパンです。

(おひさまが、天の岩戸のようにお隠れになったので、町の動物たちが困ってしまい、犬のパン屋さんがおひさまのパンをやいて、あーよかったみたいなお話です。絵がおしゃれなんだけど、文章がなんか言い回しが悪いのよねーとおもったら、訳者は江國 香織さんだった。あれ?)

子どもには指一本触れさせず作りましたbleah

このパンのレシピ、結構味が好きだったpigブー 美味しかったheart02

おひさまパン

著者:エリサ クレヴェン,Elisa Kleven,江國 香織

おひさまパン

Img_6636

我が家のおひさまぱん。

結構いい線行ってない?

娘1号を「ねーねーお母さんの作ったおひさまパン見て!」とたたき起こしたら、

「うんぁ・・・見たよsleepy」と言われて終わった。

いいんだよ。子どもが喜んでるんじゃないて大人が喜んでるんだもん。

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ゴスロリ?「贅沢貧乏」

森茉莉(もり・まり)さんは、かの文豪 森鴎外の娘だそうです。今まで全然知りませんでしたcoldsweats01 

というか、森鴎外 も読んだことないかもbearing 

森茉莉さんも 鴎外の娘って知ってたら難しそうで、手を出さなかったかもbearing 

ある雑誌の読者欄でもの「すごーく森茉莉さんラブheart02」のコメントが続いて(大概は妙齢から高齢の女性)

寝ても覚めても森茉莉のエッセイのことを考えてる。

森茉莉の読んだことのないエッセイを見つけるたびに天にも昇る心持ちがする。

などとあったので「贅沢貧乏」というエッセイを読んでみました。

内容は マリア(作者自身?)が、自分の好きなものだけを身の回りに置き、自分のやりたいように生きる「贅沢」を追求するお話。

けれども実際は、元お嬢様のマリアは著作権切れで鴎外の印税の収入がなくなり、安いアパートに暮らしているのです。

だから、徹底的に好みの色や質感のものを探し出してきたインテリアと言っても、他人から見たら価値のないガラス瓶だったり、二束三文の壊れかけたランプシェードだったりする。ちなみに、その趣味は今で言う「ゴスロリ」風なんだと思う。とにかく「自分は精神の貴族」なのだそうです。

漢字が多くて改行の少ない独特の文体だし、とにかく部屋の描写、特に色へのこだわりがすごくて取っつきにくいんだけど、慣れるとにやりにやりの連続でした。

縦のものを横にもしないお嬢様マリアは、24時間電気をつけっぱなし。

なぜならぶっちゃけると「消すのが面倒」だからhappy02

例え電気を使わない時に消したとて、そのお金で大好きなチョコレートの一枚買えるほどの金額ではない。から消すのが面倒らしい。

すごいでしょ!!この人!happy02

そのくせ、ちゃんと自分が生きていけるか心配になって、原稿を何枚書けばいいか計算したりしているの。

とにかく、自分の身の回りを快適に、好きなものだけを食べて、なるべく何もしないでいたいこの人は、万年乙女で夢の国の住人のように見えながら、

そう言う自分が「浮いていて」「ちょっと頭のおかしいおばあさん」と思われている節があることにもちゃーんと気づいており、それを笑い飛ばすユーモアもあるのです。

ちなみに本当の森茉莉さんは 1987年85歳の時に自宅にて孤独死、二日後に発見されたとのこと。思わずウィキペディアで調べてしまう、この超個性smile

あ、星新一さんと遠縁なんだ~。へ~2度も結婚をしているのねぇ~子どももいるの?ええ!この生活能力のなさでcoldsweats02

等と、思わず引き込まれてしまいました。

群ようこさんが「贅沢貧乏のマリア」という本を出されているようですね。読んでみなくては!

他にも ファンによるサイト 森茉莉浪漫館 http://www.morimari.net/ 等があるようです。

ふむふむ。小説は耽美やおい小説のはしりで

だから彼女の少年愛小説は、みんな似ている。
「恋人たちの森」も「枯葉の寝床」も「日曜日には僕は行かない」も、みな大学教授のエリート美青年と、美少年の物語だ。
ため息を吐くしかない、耽美で華麗でエロティックな関係が、森茉莉の美意識によって構築されている。
それはもう、「様式美」としか言いようがない、「森茉莉の世界」なのだ。
(森茉莉浪漫館様より引用)

なのだそうです。

森茉莉さんは、本当に目が離せないというか、軽い麻薬みたいな魅力があるのかなぁ。

贅沢貧乏 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

著者:森 茉莉

贅沢貧乏 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)

贅沢貧乏のマリア (角川文庫)

著者:群 ようこ

贅沢貧乏のマリア (角川文庫)

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親族に一人は「嫌われ松子の一生」

かなり今更ですが嫌われ松子の一生を読みました。

去年、いやおととし?ドラマ、映画化したようですが、そのときははやり物なのでとりあえず敬して遠ざけていたのですが、図書館でばったり出会ったので読んでみました。

アマゾンのレビューでもわかるように、ホントに票が分かれてますねcoldsweats01

内容は高学歴の若い女教師が、ずるずると転落し最後は町に一人はいる危ないおばさんになって不幸な死を遂げると言うもの。略しすぎてますね。はい。

最初の不幸は女性であるがゆえに向こうから襲ってきたもので、松子さんは悪くないんですが、その後どんどん道をぬかるんだほうぬかるんだほうへと選んでいくところが目を離せません。

不幸になる努力を積んでるいるからこそ得られる不幸の王道と言う感じです。

ここら辺の転がり落ち具合が目が離せない。だからベストセラーなのかな?

実家を飛び出して初めて家に帰ったときにはすでに両親はなく、そのとき父の日記を読んで初めて自分も愛されていたことを知った松子。ほろりと来たなぁ。

映画は中谷美紀さん、ドラマは内田りな?さんが主演でしたかね。

嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)

著者:山田 宗樹

嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫)

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寒すぎて

最近、どーもブログの更新が滞りがち。

なぜかと言うと、パソコンが壊れたのもあるし、育児で忙しい?のもあるし、最近手編みだの刺し子だの手仕事にはまっちゃってる、というのもあるし、図書館がなぜかこの時期休刊で新しい本が借りられなかった。というのもあるが、一番大きな理由は、

寒いんじゃ~!!

PCを置いてある部屋は暖房がない。カーテンも未だにつけてない(引っ越してから一年・・・どんだけ?)

いくら南国九州の地にある福岡と言えども、寒い!っていうか、東京とあんまりかわないよ、日本海側だし。

あたしの友達は、九州にはバナナがなってるから働かなくてもいいと思ってる奴がいましたが、なってませんし。明太子も泳いでませんし。

しかも、最近読んだ本でご紹介したい!と突き動かされるのもなくて。しょぼぼん~

ちなみに今週はこの2冊を読んだけど・・・ややハズレ!

死んでも治らない―大道寺圭の事件簿 (カッパ・ノベルス)

コージーミステリーと書いてあったが・・・うーん?コージーってほっとするとか、くつろげるみたいな感じですよね?これはちょいと当てはまらんような。って、アマゾン見たら「コージーハードボイルドミステリ」って!!表紙の絵がかわいいなとおもって読み始めて、サクサク読めたのですが、けっこう本格的風ミステリ。頭のいい人(って言うか絶対口が悪い人)が書いたんだなーっと思わされる。

藩医 宮坂涼庵

著者:和田 はつ子

藩医 宮坂涼庵

うーん、展開が時代物にはあるまじき速さと言うか、詰め込み方。

なんていうかな~突込みどころも満載だし。申し訳ないがテレビの1時間わくの時代劇。ってかんじの薄さ・・・

なんか面白い本ないかな~

今読みたいのは、チームバチスタの栄光と、犯人に告ぐ。宮部みゆきの「楽園」(これは、図書館で借りれるようになるのを待っている)、あと、伊坂幸太郎の新刊!三浦しをんの「きみはポラリス」。

アマゾンでぽちれば、すぐにやってくるのだが・・・その後の領収書が怖い!

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ツボにはまった「きのう何食べた?」

「よしながふみ」の「大奥」はすごい!これはみんなが言っていることなのであえて(あんまり)言いませんが、(いや、すごいってば!)
こっちの「きのう何食べた?」も久々にツボにはまった漫画です。

もともと私は、こういうお料理のレシピつきの漫画が結構好きでありまして、それにしてもこの漫画はさらにそれにBLが絡んできていると言う・・・

でも大丈夫。出てくる二人はゲイカップルですがそんなことは引く必要はなく(描写もなく)仲良く二人で「きちんと」ご飯を作って食べる。そういうお話です。

この「きちんと」料理を作って食べるって言うのは、基本でありながら、なかなかみんな実行できないことですよね。

私も主婦7年くらいですが、未だに「いわしを気軽に買ってきてさばいて食べる」的なステージには到達していませんもの。

しかしこの漫画はそれだけではなくて、いろんなことを考えさせられました。

ゲイの人の考え方とか、全然わかってないんだなー私。

今まで差別しようとか、そのような気持ちはなかったけれど、やはり誤解もあったみたい。ま、そんな深く考えずに楽しめる漫画なんだけどね。

というわけで、現在ヘビーローテーションでトイレの蔵書となしております。

(トイレ行く度少しずつ読む。我が家では最高の名誉本なのだ)

きのう何食べた? 1 (1) (モーニングKC)

著者:よしなが ふみ

きのう何食べた? 1 (1) (モーニングKC)

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だじゃれ?「月の砂漠をさばさばと」

よかった~!!北村薫さんの「月の砂漠をさばさばと」。

北村氏と言えば、日常の謎ミステリー作家として有名ですが、この作品はおーなり由子さんとタッグを組んだ大人向け絵本?ものがたり?です。

内容は、

9歳のさきちゃんとお母さん、二人で仲良く暮らしています。

最後までお父さんは?という読者の疑問には答えが出てこないけれど、(離別なのかな~)、さきちゃんのお母さんのおおらかさや見つめる目の温かさが、二人だけの生活を暗くさせてなくて、むしろこんな生活もいいかもと思えてくる。

ま、うちはもし旦那を家庭からリストラしても親と子4人・・・こんな感じにはなれそうもない。

手に職もないし(さきちゃんのお母さんは作家)きっと、食べていくだけで汲々としちゃうだろうな。などとリアルな想定までしてしまう。

タイトルの「月の砂漠をさばさばと」は鯖の味噌煮を作りながら、思わずお母さんが口ずさんだ迷?曲。

12の小さな物語は、こんな感じでさきちゃんの聞き間違いやおかあさんのだじゃれが入っいます。全部かわいい!こんなことってあるよな~、と思えるほほえましさ!

特に、新井さんちの子になった「乱暴者のくま」の話は、うちの子にもアレンジして話したら結構受けてた。(オチはアライグマになっておとなしくなった。でもこれだけじゃ終わらないの。)

おーなり由子さんの絵もとてのかわいい。

月の砂漠をさばさばと (新潮文庫)

著者:おーなり 由子,北村 薫

月の砂漠をさばさばと (新潮文庫)

全体を通して、高野文子さんの「るきさん」を思いだした。るきさんがなんかの拍子で子どもを持ったら、こんな感じになりそう。ひょうひょうとしてて。

「るきさん」好きな人は、このお話も好きだろうな~と。

こちらも強くお勧め!私は、この本を実家に置いていて帰るたびに読んでます。

るきさん

著者:高野 文子

るきさん

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さよなら星新一

え?亡くなったのはずいぶん前だろ、って?

昨日別れを告げたのは私の星新一の文庫本約50冊でございます。

 毎年律儀に遊びに来る親戚の子に、もし読むならどうぞ~って、漫画を上げることにした。

ついでに、こんなのも読むかしら?と軽い気持ちで文庫本を入れたらなんとガッツり食いついてきたではないの。

もてあまし気味だったけど、捨てることができなかった星新一がついに日の目に!

高校から大学にかけて、にお金がないから古本屋でこつこつ集めたのでぼろぼろだけど、実家の本棚で蒸されているより、もう一度若い女子高生に読んでもらえるのなら、本たちも幸せでしょう。ということで全部プレゼントすることにしました。

ま、その子の親的には迷惑なお年玉だったかもしれませんが。

星新一の本はとても面白かったけれど、高校生の私が読むのと今の私が読むのではまったく違う。ベストセラーロングセラーと呼ばれる本にも、読まれるのに最適な時期があると思うのです。読者にとっての時期ですが。

最近、新聞の投書にておじいさんでの発言で「太宰治とか三島由紀夫なんかはやっぱり若いうちに読むのがよい。今読んでもよいが、若い時に読んでおけばよかったと思う。」

というのがありました。それで言うと私は太宰適齢期からずいぶん離れてしまって、なんかもったいない!と感じてしまったのでした。

そんなわけで、高校生の時に夢中になった星新一はちょっと名残惜しいけれど、一人の星新一ファンを増やすと思えば、まあよいことをした。と自己満足。

ただ、彼女にとってはこれから新作はでない・・・という。ま、そこまで好きになってくれるといいんだけどね。

それに、漫画化や再文庫化されているので大丈夫でしょう。

星新一 一〇〇一話をつくった人 (単行本)
最相 葉月 (著)

これ、読んでみたかったけど、アマゾンではずいぶん票が割れているな~

星新一といえばこれ!

ボッコちゃん

買ったきっかけ:
高校の時の課題図書だったような・・・
星新一との出会いだった。

おすすめポイント:
未だに色あせないところがすばらしい!

ボッコちゃん

著者:星 新一

ボッコちゃん

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今年は見てみるか箱根駅伝「風が強く吹いている」

 今日から箱根駅伝が始まりますね。
 実は私はスポーツに関しては観る才能すらなく、野球は結果だけ判ればよいので、朝のニュースのスポーツコーナーでおなか一杯。
 サッカーに関しては未だにオフサイドの意味がわからん。ましてやラグビー・・・全然わからん!

 今まで旦那が長距離陸上選手だったにもかかわらず、一切マラソン中継に興味がわかなかった私。それどころが、テレビでだらだらと中継する存在意義すら疑っておりました。

心の中で「順位だけわかればいいんじゃない?」って思ってましたよ。ええ。

しかし!って、びっくりマークつけるほどのことではないのですが、今年は駅伝を観てみようと決意しています。
この本を読んだからなのですが、良かったですよ~直球勝負の青春小説。(って、アマゾンのレビューに書いてあったんだもん!)。

 でも、血を吐きながら熱血!ではなく、あくまで緩く。

 陸上競技に全く理解も興味も無い私が、引き込まれて最後には少し涙まで浮かべてしまった。やっぱり、三浦しをんはすごい!

 今まで全く知らなかった、というより、想像してみることさえ無かったけれど、選手同士の駆け引きとか選手の配置、心理戦・・・
 駅伝ってただ走る競技じゃないんだね~

 そう言えば、アナウンサーが「今しかけるか?」とか言ってるもんねー
あれも今まで何のことだか理解してなかったけど、駅伝って出来るだけ早く走る。ってもンじゃなく、どこでどのペースで走る。とか、相手の出方によって走りを変えたりする、頭を使わねばならないものなんですね。

 心に残るフレーズは「ただ早く箱根に行きたければ小田急ライナーに乗ればいいんだ」と言うようなせりふ。
 10人で箱根に行って帰ってくることに意味がある。早いランナーではなく強いランナーになれ。なるほど~

 旦那に、走ることの楽しさを聞いたときに
「最後は心の強さが試されるところ」
みたいなことを言っていましたが、(全然私には伝わっていなかったのでマラソン中継は見せてあげなかったのだが)今なら少しわかるよ!

 今年は新春お笑い寄席じゃなくて箱根を見せてあげるよ。

 走る、ということから縁遠くなって久しい私も、中学時代に持久走で「無理、絶対!」っと思った後にくる、全身の空気が入れ替わって身体が燃えるような感覚を思い出しました。

 ジョギングくらいならやってみてもいいかな?(思っただけ)

風が強く吹いている

著者:三浦 しをん

風が強く吹いている

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産んでから読んだ本

出産のため普通5日間入院するのですが、その間は上のちびっ子ギャング達の面倒を見なくてよいバラ色の日々なのです。新生児?そんなもん、おっぱいやっとけば余裕で寝ちゃうでしょ!

てなわけで、入院中読む本で用意したのはこの2冊。

どうやら2年に一回年末に出るのだな。とようやく気がついた。
だんだん、サザエ化するこの年を取らない一家が私は大好きで数度の引っ越しをものともせず、いつも一緒。

最近では5歳の娘も読むようになり、いつもそこら辺に置いてある。

あたしンち 13 (13)

著者:けら えいこ

あたしンち 13 (13)

もう一つは、藤沢周平の橋ものがたり。

橋を中心に語られる、いくつかの短編集。
武士じゃない町人の姿が描かれた、ちょっと新鮮な感じでした。
号泣ではないけれど、じわっと来る。

橋ものがたり

著者:藤沢 周平

ちなみに、2冊ではすぐに読み終わってしまって、読む本がなくて苦しみました。

しかし、ホントは出産後はあまり眼を使わない方がいいそうで、助産師さんに見つからないようにこそこそと本を読む私。

そして、退院後は堰が切れたようにアマゾンに注文しております。

今は、調子に乗って「真田太平記全12巻」に挑戦中。年内に読み終わるか?!
この本は、以前つとめてた職場の先輩から貸して(くれたまえ)になっている本。

すみません!!今回こそは必ず読破します~

真田太平記〈1〉天魔の夏 (新潮文庫)

著者:池波 正太郎

真田太平記〈1〉天魔の夏 (新潮文庫)

にチャレンジ中。

年内に読み終わるか?

ああ~いつになったらおおっぴらに読めるのかね~

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最後に泣けちゃいます「終末のフール」

大好きな伊坂幸太郎さんの本。

終末、というのは地球の終末。後三年で地球に小惑星が落ちるというとき、仙台片隅の団地「ヒルズタウン」の住人を軸にした短編集です。

後8年で地球が滅亡する、と知らされて世界中が暴行と絶望で荒れ狂い、5年間がすぎる。そうして、ようやく後3年、というところでやってくる小康状態。

そんな中、希望のあるお話を紡ぎ出すって、やっぱりすごいな~と思ってしまう。

例えば「太陽のシール」に出てくる優柔不断の僕と美咲の夫婦

「演劇のオール」の誰かのお母さん、姉ちゃん、孫、恋人を演じながら時を過ごす「私」

「深海のポール」でマンションの上に櫓を組む父。

みんなほだされちゃうようないいこと言うんだよーこんな風に嫌味ではなく、さらりと”気の利いたことを”言える人って会ったことないな。いそうでいない、それがフィクションというものなのかもしれないけれど。

地球滅亡の話を読んで、ほんのり胸が暖かくなる。ちょっと変だけどそんな短編集です。

地球が近い将来滅亡する、と言う設定の映画や小説は多いけれど、映画のようにドカーンバッキーンの派手派手しさはなくて、私ごのみです。

終末のフール

著者:伊坂 幸太郎

終末のフール

で、ついで?に同じ地球の終末を扱った三浦氏しをんのこの作品もお薦め。

むかしのはなし

著者:三浦 しをん

むかしのはなし

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「妊婦は太っちゃいけないの」

産科へ行くたびに「最も軽そうな服」を選び朝食を控える私。だって先生から毎回怒られるんでもの。

早いもので9ヶ月。今一番の関心事は体重。前回も前々回も同じ様にに苦しんでいた「体重管理」

もうこんなにおなかが大きくなっているのに、産まれてくる子の名前よりも自分の体重か!肌着もまだ買ってないぜ!!(今だって、キッチンにある栗まんじゅうが気になってしょうがない私。食べるか?食べてしまうのか)

で、この本のタイトルを見たら、読まずにはいられないでしょう?

妊婦は太っちゃいけないの?

著者:高島 系子

妊婦は太っちゃいけないの?

ホント、世間(ていうか、母親)は「二人分食べないと」と言うけれど産婦人科の先生は「おやつ禁止ですからね~」とさらりと言うしさ~。何より、少しでも気を抜けばすくすくと増える体重!

この本は、出産を経験した著者(健康関係のライターさん)が主に東洋医学の見地から「そんなに体重ばっかりきにしなくてもいいのよ」と言ってくれる本です。

し・か・し!!!決して食べ放題お勧めではないのです。残念ながら。

(食べ放題お勧めではなく、お勧めの食べ物がのっております)

自分の身体のタイプ(東洋医学のね)を」把握して、体重よりも「めぐりの良い身体」を目指しましょう。というもの。

特に私は、”風邪を引いたらのどから来るタイプ”で、熱はあまりでない。

これって、他の人もみんなそうかと漠然と考えていたけど、ちがうんですね~

CMでも「私は熱から」とか言ってますが、今までは症状の違いは、風邪のウィルスの違いかな?と考えていましたが、体質によるものが多いと聞いて納得。

自分の体質を知り、そんなに数値(体重)にとらわれることなく、漢方とかハーブとかを取り入れながら上手に出産しませんか?お産は医療ではありません、産ませてもらうのではなく、自分で産むのですよ~

と教えてくれる本です。たしかに、体重ばっかり気にしていたらせっかくの貴重な体験(3人産んでも3回しかない!)出産というイベントが、苦しい病気みたいに感じちゃいますもんね~。

と思いつつ、こんな本も買ってしまいました。ベストセラー!

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)

著者:岡田斗司夫

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)
むちゃくちゃ、高評価をつけていますが・・・・

妊婦はデブじゃないも~ん!!と思いつつ、テレビで岡田さんの変わり果てた?姿をみて思わず読んでしまった。

いや、この本話題になるだけありますよ。ダイエットのハウツー本というよりは、ダイエットをする決意をくれる本というか・・・・そんなに高い本ではないので、とにかく読んでみて~というかんじ。

但しこのダイエットは、100kgの人が50kgに減らすのに最も効果的な方法。あと3キロやせたい様なダイエットではないかな~という気もします。

内容は、いろんなところでも紹介されていますが、食べたものを記録するというレコーディングダイエット。

私は、レコーディングダイエットそのものよりも、最初の章の自分を格付けする社会が家柄→学歴→ブランドから、「見ため」に変わってきている!!!と言う説がおもしろかった。

東大出身の彼、デブなのは「ちょっと残念」から「ありえない、論外」になっちゃってるそうな。

確かに、スーパーでデブが「ポテチとコーラ」を大量に買ってるのを見ると「だからデブなんだよ!!」と言いたくなる・・・

ダイエットは最もローリスクハイリターンな自分改造!やらなきゃ損だ!そうです。

これを読んで、私も食事のカロリーにすごく興味が出てきました。

そうそう、この本「記録するだけ」と謳っていますが、結局「摂取カロリー」をすべて「記録する」ですから!(段階をおってですけどね)

効果的だけどやる気がないと続きません。

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タイトルが怖い・・・「旧怪談」

あの、京極夏彦さんが江戸時代の怪談(というより、割り切れない話がおおい?)「耳袋」を現代風に語りなおした一冊。

どれだけ現代風かというと、作中人物がN氏とかAさんになってるし、気鬱が「ストレスで」とか「高齢者特有の認知症」なんて感じになっております。もちろん読みやすい。

内容は、現代の怪談「新耳袋」とちがい、怖い怖い、というより不思議、よく考えると怖い。という感じで、便所に入って20年、身の覚えがないけど妊娠した娘、いなくなった息子などなど、謎は解明されることなく終わる突き放し感が、怖いといえば怖い。

(ちなみに新耳袋は怖すぎて、私の中ではもう封印。10年以上前によんでまだ思い出し怖い)

で、一番怖いのは京極氏が着けた現代文のタイトル。(原文も併記されているけどそれはあんまりこわくないの)

「番町にて奇物に逢ふ事」が「うずくまる」というタイトルに変わっていたりと、振るってるわ~(死語)

一話一話が短く、原文も収められているので(読み飛ばしちゃったけど)なかなか面白かったです。

ちなみに耳袋を書いたとされる「根岸なんちゃり氏」は江戸時代の幕臣。佐渡奉行、勘定奉行、南町奉行などを務めた。 そうですが、今読んでる平岩弓枝著 はやぶさ新八御用帳シリーズ に出てくる魅力的なボスだ。

こちらも、図書館でこつこつ借りているシリーズで、はやぶさ新八の切符のよさと押さえの利いた女好きなところが実に好ましいの。

こういうリンクは楽しい。

旧怪談―耳袋より (幽BOOKS)

著者:京極 夏彦

旧怪談―耳袋より (幽BOOKS)

新耳袋〈第1夜〉現代百物語 (角川文庫)

著者:木原 浩勝,中山 市朗

新耳袋〈第1夜〉現代百物語 (角川文庫)   怖すぎます。ああ、表紙から・・・

はやぶさ新八御用帳〈1〉大奥の恋人 (講談社文庫)

著者:平岩 弓枝

はやぶさ新八御用帳〈1〉大奥の恋人 (講談社文庫)  新八が好きなのは、一体誰なの~!!とやきもきしてしまう。

 まさしく、女性が描いたいい男!なんだよね。気遣いがあって。さっぱりしてるし。

 でも、新八は妻帯者なんだからさ~とも思う。

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覆面作家シリーズ

ずいぶんブログの更新がとどこおってしまって、まあ、誰も期待してないブログだしなどと自分で言い訳。多忙は怠惰の言い訳であるとはよく言ったもので。

ただし、私の場合は多忙というよりただの怠惰だ。暑いし!!腹は重いし!!(妊娠8ヶ月目突入)

ところで、最近読んだもので面白かったのは北村薫さんの覆面作家シリーズ。

世田谷の豪邸に住む天国的な美貌をもつ千秋さん。彼女は家の中と外では全く性格の違うお嬢様だ。

彼女が自分でお金を稼いで見たいと書いた推理小説が、出版社の担当岡部良介さんとの出会いになります。ペンネームは「覆面作家」

で、いわゆる事件ではない謎を解いていくことになります。北村薫氏お得意の癒しというかほんわか系のミステリーですが、「空飛ぶ馬シリーズ」に比べてより軽く、読みやすくなっております。

うれしかったのは高野文子さんの挿絵。

全3冊でてますが、読む順番を見極めるのが難しかったよ~

背表紙に「覆面作家シリーズ第○弾!」とか明記してほしいわ。タイトルじゃちょっとわかんないし。

ちなみに、最終話「覆面作家の夢の家」はドールハウスの中で起こった殺人事件を解決した千秋さんに岡部さんがプロポーズ! あらまあ!うふふ!ちょっと若返ったわ~

日常の謎ミステリーがお好きな方にはおすすめです。

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「打ちのめされるようなすごい本」

読者が打ちのめされる書評ってのもめずらしい。この本は、米原万里さんが昨年なくなってから、初めて出された彼女の行った書評の総括。

書評って、なかなか大変な作業だと思うわー。感想とは違い、読むときも神経を使うものでしょう。本当にエンターテイメントとしての読書をたのしめなくなりそうです。

しかも、「書評だけ」こんなに膨大に読んで飽きることがないというのは、単に本の紹介やセールス文章ではない、彼女の創作した部分が大爆発!!しているから。

読んだことも、読もうとも思えない硬い本も実は多い。

彼女はロシア語通訳第一人者でもあり、旧ソ連あたりの政治や動向に興味があるらしく、関連した本の紹介が多い。(私のあまりにも不勉強さからこのまとめ方も間違ってるかも知れぬが)

それでも、この本を読んでいるうちに読みたい本がどんどんリストアップされてメモ帳がいっぱいに。

早速、図書館で見つけられるだけ借りちゃった。

・姫野カオルコの「受難」(にやにや!高校生あたりだったらむさぼるように読むことだろう)

・東海林 さだおの「丸かじりシリーズ」(いままでおじさん向きとおもってってた~こんなおもしろい「おじさん向け」だったとは!!読まなきゃもったいない)

・恩田陸の「ドミノ」 (先ほど読了!この大人数を動かすパワー。すごい!!)

・丸谷才一の笹まくら(うーん、これはちょっと。私は好きじゃないかも)

・・・軽いのばっかりだけど!

それにしても、がんを告知されてから”座して死を待つほどの度胸のない私は・・・”と、いろいろと勉強して(その本を紹介してある)いる姿は、自分をヒロインにしない、いつも客観的な視点を忘れずない、とても強い人だと思いました。

なーんで、生きているうちにこの人の本を読まなかったんだろう、

嘘つきアーニャの真っ赤な真実もすごく心を揺さぶられた本だったのに。

ああ、合掌。

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切り捨てられた!「趣味は読書。」

初めて斉藤美奈子さんの本を読みました。

今までも過激な?しかし、ぐっとくる文学論を展開している人、というイメージはあったのですが、ベストセラーをあなたの替わりに読みました!という文句に引かれて読んでみると・・・

あらあら、のっけから切り捨てられました。

「読書をする人は少数民族である。」→テレビの視聴率とかと比べてとてもお話にならないスケールの小ささなんだそうです。

そして、「っこんなくだらない本が売れるなんて!!ベストセラーなんて、フン!」というスタンツの読者はずばり善良ではない邪悪な読者。ふふふ。

しかも、私は「”頼まれもしないのに、ネットで読書日記を公開したりする”始末の悪い読書依存症」であります。

”読書量の多寡は、インテリジェンスの多寡とは必ずしも一致しない。”

やー、全くその通り!返す言葉もありません。

この本は1998年から2002年のベストセラーと呼ばれる本を彼女が、邪悪な目?を持って一刀両断に切り捨てます。

中でも傑作は、「朗読者」と「冷静と情熱のあいだ」・・・・読まなくって良かった!という書評は珍しい。

ちなみに私は41冊中7冊読んでました。

この本、私はものすごく面白かった。一冊一冊のファンだったら腹が立つでしょうが、なかなかこんなにはっきり物を言う人の少ない世の中。すっきりします。

世の中の少数民族の「趣味は読書。」という方、是非ご一読を。

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青春群像?「砂漠」

いい本でした~。のっけから褒めます。この人の書く本は、どんな結末であろうと読んで穏やかな気持ちというか、いいきぶんになるので大好き。

内容は大学に入学した北村君が合コンしたり、麻雀したり、友達とちょっと危ない橋を渡ったり恋人をつくったりと、書き連ねてみるとなんでもない日常を送るのですが・・・・

東堂はびっくりするくらい美人だし、南ちゃんは、何気にスプーン曲げとか出来ちゃうし、西嶋はうっとうしーんだけど迷いがなくてまねできない。そして北村君で「東西南北」になっています。

それに鳥井君を加えた友達5人組のキャラクターがみんな際立っていて、読み終わるのが惜しいけれどものすごい勢いで読んでしまいました。

青春群像、っていううのかしら~もう若くない私にも久しぶりにわくわくをおすそ分けしてもらえました。

(ちなみに、この青春群像という言葉、なんかいも打ち間違いして辟易しました。それから、麻雀のよみがなが、”まあじゃん”ではなく”まーじゃん”だということもはじめて知りました)

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表紙はこなみ詔子「ロマンス小説の七日間」

三浦しをんが描く恋愛小説。恋愛小説というと確実にどうでもいい気持ちになる私ですが、実は角川書店の夏の百冊に惹かれ購入。

彼女の恋愛感っていうのが「燃えるような恋」から程遠く、等身大でつぼにはまってとても面白く読めました。

内容は、海外ロマンス小説を翻訳するあかりと、ボーイフレンドの神名の物語と、

あかりが訳すロマンス小説(要するにハーレクインロマンス見たいな物)が平行し語られる。

あかりは、神名が会社を黙って辞めたことやネパールに行こうとしてることを知り、気持ちがささくれ立つ。そして苛立ちを翻訳する小説にぶつけ、結局小説はあかりの超訳、創造になっていく。

7日間に起こったことをぎゅっと凝縮したストーリー。

そして、やっぱり本人によるあとがきがしをん節炸裂。エッセイ好きの私には最高に面白

かった~さくっと読めて、ブックカバーももらえるのでお勧め。

ロマンス小説の七日間
三浦 しをん〔著〕
角川書店 (2003.11)
通常2-3日以内に発送します。

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最近読んだ本でよかったもの

私の場合、ほとんどは図書館で借りた本を読んでいるため、「最近」が「新刊」を意味しないのですが。

嘘つきアーニャの真っ赤な真実  米原万理著

  彼女がプラハのソビエト学校で出会った3人の少女との再会。実際この人はお父さんの主義の関係であちらに行かれてたそうだ。30年後音信の途絶えた友達を探してパワフルに行動。当時の主義を捨てイギリスに渡ったアーニャと出会い感じたことを、苦しみながら表現しているエッセイなんだけど、良かった~

その日のまえに  重松清著

  ベストセラー作家の重松清さんですが、初めて読みました。
これは・・・ずるい!!泣くよ、絶対。タイトルのその日とは「死を迎える日」だが、短編連作集は小学生のクラスメートの死、余命を宣告された自分の死、余命を宣告された母と高校生の男の子、そして、最後は余命を宣告された妻の死。ストーリは微妙に重なりつつつづられていく。  最初のクラスメートの女の子の死を受け止めきれない小学校5年生の僕の話。この人は子供の気持ちを表現するのが上手だ。
もしも自分の余命がわかったら。愛する人の余命を宣告されたら。逃れられない死に向かってどう立ち向かえるだろう。 考えさせられるなぁ。

堀部安兵衛  池波正太郎著

  初期の作品。これを読み出したら家事など手につかなくなるので読みはじめはよっぽど注意しなくては。 歴史に暗い私は知らなかったけれど堀部安兵衛は赤穂浪士の討ち入りで活躍した武士らしい。ストーリーは彼が少年から青年にかけてで討ち入りの部分はあまり書かれていませんが、さわやかな読後感!

えーと、ほかにもたくさんあったけれど、記憶のひだから抜け落ちております。

よーし!今日は図書館に行くぞ~

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よい意味でバカバカしさを徹底「小説こちら亀有公園派出所」

特別こち亀ファンというわけでもないのですが、ついつい購入。

だって、執筆陣がたいそう豪華。たとえば大沢氏はアノ新宿鮫と両さんが出会う一幕。この両さんはそこはかとなくハードボイルドタッチ。

書いた人によって、それぞれの両さんがいて、よい意味でバカバカしさを徹底し、たいそう感心しました!

私のお気に入りは京極氏の「ぬらりひょんの褌」きめ台詞「この世に不思議などなにもないのだよ」も出てきます。どう出てくるかって?それは読んでのお楽しみ。

小説こちら葛飾区亀有公園前派出所
秋本 治原作 / 大沢 在昌著 / 石田 衣良著 / 今野 敏著 / 柴田 よしき著 / 京極 夏彦著 / 逢坂 剛著 / 東野 圭吾著 / 日本推理作家協会監修
集英社 (2007.5)
通常24時間以内に発送します。

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甘い「銃とチョコレート」

講談社のミステリーランドですが、去年の「このミステリーがすごい」見事1位だったものです。
少年少女を念頭において描かれた作品でありがなら、大人が舌を巻く。すごい!
主人公の少年リンツ。みんなの憧れ探偵ロイズ等などチョコレートの名前がついた登場人物達と二転三転するストーリ。面白かった。
信じているものに裏切られるのは辛い。リンツは裏切られても差別されても、誰も信じられなくはならない。最後は救いのある物語で読者もほっと胸をなでおろします。
こんな風に素直なお母さんの思いの息子。は~育て方がよかったのね。
すでに視線がおばちゃんじゃん、私。
乙一さんは、怖い、ホラーのイメージがあったけどイメージ変わりました。よかった。
銃とチョコレート
乙一著
講談社 (2006.5)
通常2-3日以内に発送します。

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「あるきかたがただしくない」の?

初めて「生きている男性歌人では世界一売れている」枡野浩一さんのエッセイを読んだ。
ちなみに、歌集は読んだことない。

この本は、自身の元妻、漫画家南Q太さんとの間の息子当時四歳に「会いたい」とひたすらいい続けて1年間のエッセイが収められている。

それはもー、すごい。どんだけすごいかは、いや、一読してほしい。

といっても、湿っぽい話ばかりではなく、映画評なども挟まれているし、全体的には「面白いエッセイ」なんですが、さすがに読後は離婚について考えてしまった。

結婚の100倍エネルギーがいりそうな離婚。実際、自分の友人でもちらほらそういう話を聞く年齢になってきたし。

「簡単に子供がかわいそう」と片付けるには私もトウが立ちすぎた。

けれども、夫(妻)とは血がつながってないから、他人には戻れるけれど子供とは他人にはれないよなーと思う。

子はかすがいとは、よく言ったものだわ。一方、親がなくても子は育つとも言うわね。

・・・てな感じで、考えさせられたのです。誰が正しいとか正しくないとかではなくね。

ちなみのタイトルは靴底の磨り減り方がおかしい筆者が、リペアのおばさんに
「あるきかたがただしくないからですかね?」
と聞いたところから取られているようです。

あるきかたがただしくない
枡野 浩一著
朝日新聞社 (2005.12)
通常24時間以内に発送します。

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最近読んだ本

つわりが重くなかなか起きあがれない私は最近寝てないときは読書という恵まれ(吐き気と戦いながらだけど)た境遇です。

残念なのは、新しい本が手に入らんこと。図書館で借りた本は読み尽くし、実家にて古い本を発掘しては読んでいます。

最近読んだ本は以下の通り。特に「くうねるところとすむところ」「死神の精度」「よろずや平四郎活人剣」の三冊は読書の幸せをかみしめた一気読み本。折りがあれば詳しく書き連ねたいところです。

オンライン書店ビーケーワン:死神の精度
・「死神の精度」伊坂幸太郎 =クールな死神「千葉」が語る6つのストーリー。
死神というと恐ろしいけれど、最後のストーリーは胸にすとんと納まる、幸せな気持ちにさせてくれるお話。
本当にこの人は楽しい読書をさせてくれるので、大好きだ。

くうねるところすむところ平 安寿子  =編集者から建築業に転職する同年代の女性のガッツがとてもこころよい。「仕事」というものにたいして、まじめにかんがえさせてくれます。とは言え、ユーモラスで読みやすい。

よろずや平四郎活人剣 上 藤沢 周平 =一気読みしちゃった。つい先日ドラマになったばかり。ドラマのほうは見ていないけれど、円熟期の江戸の気持ちの良いうはうはぶりというか、底抜けの明るさがあって、読んでいてたのしいのです。ここでは、「武士の一分」でかんじたクールとか重厚とかいう重苦しさは陰をひそめ、ユーモアがあって明るい。私はこちらのほうが好みだわ。

・ロシア紅茶の謎 ・月光ゲーム 有栖川有栖著
・迷路館の殺人 綾辻 行人著 
・摩利と新吾 木原 敏江著
・つねならぬ話 ・きまぐれ遊歩道 星新一著
・大江戸化物図譜 アダム・カバット著=何故外国人の著者?図版が多く楽しい一冊。豆腐小僧のすべてなんてのもあって結構おもしろい。

等々などです。以上米粒が食べられないつわり妊婦のご報告でございます。

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おっこちきれた「斬られ権左」

宇江左真理さんの「斬られ権左」を読んだ。切ないお話である。

権左は「おこっちきれた」あさみを救うため八十八ヶ所も刀傷を受ける。
「おこっちきれた」とは遠近(おちこち)が切れた→垣根が無くなった、転じて「ぞっこん惚れた」というような意味らしい。

死んでもおかしくないほどの権左はあさみ(医者)の治療で、走れるまでに回復する。

そして、持ち前の推理力で江戸の事件を解決するんだけど・・・・最後は切ないのよねー

わたしは、てっきりシリーズで続くくらいがんばってくれると思っていたのに、権左は体調がどんどん悪くなり最後は娘を助けるために最後の力を振り絞ってしまう。

自分の死を悟った権左は娘に「おっ母さんのこと頼むぜ。おっ母さんはれで寂しがりやだから、おいおい泣くかもしれねェからよ。・・・」切ない。

斬られ権佐

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とろける「チョコレート革命」

バブルであわあわだった頃、一斉を風靡しましたよね?あ、それはサラダ記念日のほうだったか?

当時はぜんぜん興味をもてなかったけれど、最近短歌も面白いなーと教科書代わりに読む。(選ぶ本がまちがってるか?)

・・・・こ、これは不倫の歌じゃないですか!結構官能的な物も多い。へ~

逢うたびに抱かれなくてもいいように一緒に暮らしてみたい七月

と思えば、するどい視点のユニークな歌も混ざる。

ワンポイントはいいけどラインはだめいという校則の言う「白いソックス」

とかね。

読んでいて与謝野晶子の「みだれ髪」を思い出しました。といっても与謝野晶子のことを書いたマンガを思い出したんだけど。タイトルが思い浮かばず残念。

ネットで検索したら、なんと「チョコレート語訳 みだれ髪」というのが出ていた。

でも、あのマンガ、何だったっけ~少女漫画で、大和和紀?だったかしら。あうあうああう・・

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ミステリーランドはアタリが多い!「探偵伯爵と僕」

「すべてがFになる」で私達に衝撃を与えたのもかれこれ一昔前になるのか。

ずっと、人に借りて読んでいましたが、引越しのため貸してくれる人がいなくなりしばらく森 博嗣さんから遠ざかっておりました。

この本、ミステリーランドのラインナップのうち一冊で、相変わらず装丁がかっこいい。
内容は夏休み、子供が連続でいなくなる事件が起こる。

アール伯爵と名乗る怪しい人物と親しくなった馬場新太君は、この謎に巻き込まれることになります。

物語は新太の日記と言う形で進んでいきますが、最後に彼の日記からようやく抜け出た読者はかなりびっくりするしかけが施されています。
子供が巻き込まれる事件が多い昨今ですが、アール伯爵が新太に話すこと、新太が考えたことなど、考えさせられる事が多かった。

例えば、心神耗弱で罪に問えない時、やりきれない気持ちになる。しかし大切なのは責任を取らせることや無念を晴らすことだけだろうか?
なぜ、知らない人を傷つけたくなるような精神状態になるのか?病気ならばその対策をする方が先ではないのか?とアール伯爵は言う。

今まで考えたこともなかったです。まだつかまっていない狂気を秘めた人を見つけ予防する方が、いい。

あー、この人やっぱりすごいわ。
黒猫シリーズを読み直さなくては!

探偵伯爵と僕
探偵伯爵と僕
posted with 簡単リンクくん at 2007. 3.26
森 博嗣著
講談社 (2004.4)
通常2-3日以内に発送します。

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ビバ!縁起の良い名前「サラリーマンブラザーズ」

コンスタントに(私にとって?)クオリティの高いにギャグ4コマを描いている中川いさみさん。

久しぶりの新刊を本屋で見つけ小躍りしてしまいました。思えば私が高校生くらいの時「不条理」な笑いを初体験して以来、新刊が出れば必ず買っている作家です。

内容は、一言で言えば鶴道と亀道という縁起の良い名前の兄弟の会社生活。

ただし、回を重ねるごとに弟亀道は出張に行ったまま遭難し、鹿と同棲愛をはぐくむしもう、めちゃくちゃです。

でも、こーいうのが大好きなわたし。それにしても、中川いさみさんの脳みその中は一体どうなってんのかしらん。

これを読めば、何もかもばかばかしくなって肩の力が抜けますよ。

サラリーマンブラザーズ 1
中川 いさみ
講談社 (2007.2)
通常24時間以内に発送します。

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わくわくよ、再び「怪盗グリフィン、絶対絶命」

法月綸太郎氏が少年少女のために書き下ろし、なんと昨年のこのミスのベストテンに入ったこの作品。

引っ越した先の図書館にありました。感動~~!ありがとう!ありがとう!

内容は、「あるべきものをあるべき場所へ」が信条の怪盗グリフィンが盗みを依頼される。
南米に浮かぶ島にいき、そこで007のような大活躍をします。お約束の美女の登場に、アフリカの呪術やスパイ合戦CIAなど絡んできます。

また、出てくる登場人物の名前が振るっていて、ガンバルゾーとか、コフキーモ、オリ・ハベリとか笑っちゃう。

いやー、久しぶりにあの小学校の図書館でわくわくしながらを本を探していた時の気持ちを思い出しました。

イラストや装丁もかわいい。2時間くらいで読めるので、ぜひ!

怪盗グリフィン、絶体絶命
法月 綸太郎著
講談社 (2006.3)
通常24時間以内に発送します。

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時代小説を読む人必読「一日江戸人」

いや~!!!これ、すッごく面白かった!

杉浦日向子さんのよさに今ごろ気づくなんて、ぎりぎり~(歯ぎしり)

彼女の追悼フェアで並んでいた本書。

ものすごく膨大な資料を読み込んだであろう彼女が、さらりと紹介する江戸時代の風俗のあれこれ。
気負わない文章とイラストの数々(でも、90年代、バブル臭をを感じるなー)

なんちゃって「江戸人」になるために初級編から上級編まで順をおって読み進め、最後はちゃきちゃきの江戸っ子判定テストなんてのもあります。(時をへて今検定ブーム、・・もしかしてすでに存在するか?)

なんとなく時代劇のイメージ位しかなかったけれど、江戸時代の町人というのはそれば自由で、まさに文化的な生活をしていたようですね~

入門編には「将軍の一日」では、俗に言う殿様暮らし、夢のまた夢「将軍の一日」が紹介されています。

ところがそれは、なんとも過酷。6時から21時まで、年中無休。しかも、食事は毒見役など経て出来上がってから将軍の口へ入るまで2時間!しかも、その食事も≪おかずは梅干や煮豆、焼き味噌などの一汁一菜。食事中に小姓が頭と顔を剃る。≫そうで、なんとも真似したくない日常なのであります。

そして、≪大奥泊まりは厄日以外の数日のみ。側には二十四時間離れず小姓が付く。小姓は二時間交代なので、気が合っても長く過ごせない。≫まさに、プライベートナッシング!!

他にも食の話、相撲、おまじない、春画考、未来世紀EDO、意匠、決定版マジナイ集など等、江戸の洗練された文化を紹介してくれます。

これを読んで時代小説をよめば、またさらに面白いことうけあいです。

一日江戸人
一日江戸人
posted with 簡単リンクくん at 2007. 3.17
杉浦 日向子著
新潮社 (2005.4)
通常24時間以内に発送します。

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読めばたちまち?(ガマの油風)「すぐに稼げる文章術 」

三月に契約が切れる派遣社員としては、この「稼げる」という言葉に非常に弱い。

当たり前だが文章で稼げるようになるには、相当の時間と情熱をかけねばならず、この本を読んだからといって幾ばくかでも稼げると思ったら大間違いなのである。

というより、この本を読めば稼げると思う方が大甘なのであって、やせると思う方が馬鹿といわれた納豆ダイエットなのである。

とはいえ内容はかなり勉強になった。あまり文章読本なんて読まないけれどもブログの書き方(というよりネタの見つけ方とか運営のこと)などまで言及されているものは少ないんじゃないか。

何事も一万時間やればその道のプロといって差し支えないだろう云々という話は逆説的に、時間をかけられるばその道のプロになれるという励ましにもとれる。
他にも、句読点を打つときは音読してみる。とか、これは悪文だと思う文章の何処がいけないのか考えてみる。いうと言うの使い分け。等などすぐに役に立つテクニックが盛りだくさん。

惜しむらくは日垣氏が悪文の悪い点を指摘し改善方法を示唆するのだが、俺だったらこう書く。という具体例がないところ。
そのくらい自分で考えろというところなのでしょうが。

そして、読んでいるにもかかわらず悪文な私。
いや、全部ちゃんと実践したら稼げるんだってば!!知らんけど。

すぐに稼げる文章術
日垣 隆著
幻冬舎 (2006.11)
通常24時間以内に発送します。

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亀は兎においつけるか?「白い兎が逃げる」

久しぶりに有栖川アリスの「火村シリーズ」を読みました。表題作含む3つの中編です。

引越し直前に購入したもののしばらく行方不明になっており、ようやく発掘されて読了の日の目を見たこの本。
ミステリーを途中で放置するのは大変精神衛生上良くないということを改めて感じました。

表紙には「本格推理小説」堂々と銘打ってありますが、たしかに短いながら読者を罠にかけよう。という心意気が伺えます。

とくに「白い兎が逃げる」は時刻表を使ったアリバイ崩しで、あまり時刻表を使ったミステリーは好きではない私にも、楽しめました。
(もっとぶっちゃけると、何処で何時、そして・・・というのが覚えられない。時刻表ミステリーに矛盾があっても絶対に気がつかないタイプだ。)
火村先生とアリスのキャラクターブックとしても楽しめます。ただ、警察がこんなに民間人に甘いとは思えねーと何度も突っ込みたくなるのも相変わらず。

火村先生萌え~な人は要チェック!(私もだ)
なんとなくイメージとしては「金田一少年の事件簿」の明智警部(だったかしら)的なビジュアルを想像していますが、漫画化されてるのかな~
アリス先生は・・・架空の人物とはいえ、作者の写真を見てしまったあとではなんとも妄想を挟み込みにくい!

漫画・・・絶対あるよな。(そして一人歩きしてるよな・・・)男の人2人、ほっとくわけないと思うのであります。

白い兎が逃げる
有栖川 有栖著
光文社 (2007.1)
通常24時間以内に発送します。

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小林カツ代のすぐ食べられる!おやつレシピ

にんじんのクッキーやにんじん蒸しパンジャガイモのクレープなどに惹かれ思わず購入。
おいしさ伝わるカラー写真満載で、横に掲載されているレシピも確かにシンプル。
ミルクやバターを使わないチョコレートケーキのレシピも載っていました。(おいしいのかしら?)
カツ代(あえて呼び捨てさせていただく)も「わたしのレシピどうりに作ればぜったいにおいしい」と胸をたたいてくれます。
2人の子供達に、ごはんをつくるのと同じように気軽におやつをつくってあげていた経験から、何回もリクエストされ定着したレシピ集だそう。
私もそんな風におやつを作ってあげたいものですが、・・・あ、でも保育園で手作りおやつだな。それでよし。
・・・そして読んだだけで本棚に。だって、シンプルとはいえ結構大変なんだも~ん。
私のお菓子作りはバターはマーガリンに、生クリームは植物性なのだが、カツ代は「絶対それじゃあおいしくない!」と。
確かにシンプルになればなるほど、バターも小麦粉も味の決め手になるのはわかります。
わかるけど、面倒なのも確かなのです。

小林カツ代のすぐ食べられる!おやつレシピ
小林 カツ代〔著〕
講談社 (2007.2)
通常24時間以内に発送します。

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まっことみごとな「男振」で!

先日読んだ池波正太郎「あほうがらす」の一遍「つるつる」を習作として、1つの長編に昇華させたものです。
いや~読後にさわやかな感動がありました。
ハンディ(この場合若ハゲ!)を乗り越え、数奇な運命に振り回されつつも自分の信じる道を進んだ堀源太郎。
最後数ページのエピローグで、すべてを乗り越え本当に幸せになった彼の姿を「まっこと見事な男振(おとこぶり)で!」と彼の父が感涙するセリフがにジーンとします。
若様の頭を殴り死罪を覚悟した源太郎に「初霜饅頭」というのが差し入れられますが、これがまたおいしそうなんだ!
源太郎は死ぬことよりも「気がつけば饅頭のことばかり」考えている自分を「あさましい、自分はまだ子供なのだ」と思います。
そんなことないぞ。「初霜饅頭おいしそう(よだれ)」と時代を超えて妄想しているあさましき私がおります。

男振
男振
posted with 簡単リンクくん at 2007. 3. 1
池波 正太郎著
新潮社 (2003.9)
通常2-3日以内に発送します。

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えんぴつ一本ではじめる 「イラスト手習い帖」

本屋でうっかり手にとってしまい、即買い。じつはこういうイラストハウツー物にすごく弱い。おまえはどうなりたいんだ?という感じですが。 
内容は、手ならし編、基礎技法編、イメージ編の三部構成で段々と難しくなっていきます。
今流行のドリル形式で、お手本の隣に描いてみましょうというスタイルです。
特に、技法編のレッスン1~5の「体のバランス、男女の違い、大人とこども、関節と重心、顔のバランス」はとてもよかった。
また、犬と猫を描く時に犬と猫の骨格から考えたアドバイスは、大変スバラシイ。
しかし後半の、遠近法とか影をつけるといったレッスンはこのイラストのトーンではちょっと無理があるかも。
また、手慣らし編はばかばかしいほど簡単で、イメージ編では一気に敷居が上がります。私は真ん中だけで良かったかも。
最後に、技法とは関係ない話ですがこのイラストは好き嫌いが分かれるかと・・・
ものすごく乱暴に言うなら、おしゃれ落書き系。

えんぴつ1本ではじめるイラスト手習い帖
兎本 幸子著
エムディエヌコーポレーション (2006.5)
通常2-3日以内に発送

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免疫が出来るまでもうちょっと「あほうがらす」

藤沢周平の「隠し剣シリーズ」を続けさまに読んでいて、どうしても池波正太郎との違いを考えてしまう。(私も業が深いというか。他にもいっぱいする事はあるだろ)

矢も立てもいられず職場の売店にて購入。「あほうがらす」「つるつる」など11編からなる短編集です。

読んでいて一番ぶっ飛んだのは「男色武士道」と「元禄色子」。だ・男色武士道・・・・男色率4割くらいであった。

内容は、ま、男と女の物語にしてしまうと三文小説になりそうなのだが、武士(もののふ)と武士(もののふ)にしてしまうと、すごいインパクトだ。さすが文豪。なのかしら?
BL(ボーイズラブ)コミックの原作とかになりそうな感じである。

 そしてあまりのインパクトに、藤沢周平との違いをみつけるという今回の課題は全く果たせないままだ。もう一冊買いに走らねばならぬ。

あほうがらす

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いもむしニャッキ!ではなく。「にょっ記」

最初に手にとったとき「いい色~」と思った。装丁もかわいいし手触りも好き。この手の色って目立ちにくいのでなかなか選択されないけれどいいセンスだわ~

「にょっ記」は穂村氏のうそ日記だ。(あ、だから「にょっ記」か~)

日記というかエッセイというか妄想?本日の一言?なんともつかみ所のない、ぬるりんとした感じで一気に読了。

たまに、とんでもなくウブ(死語?)な天使が登場して、とくにハートウォーミングな事を言うわけではなく去っていきます。

全体を覆うのは不条理な笑い。著者が言葉を扱う歌人というのもうなづけます。
次は句集か、「ラインマーカーズ」を読んでみたいな。

にょっ記
にょっ記
posted with 簡単リンクくん at 2007. 2.19
穂村 弘著
文芸春秋 (2006.3)
通常2-3日以内に発送します。

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武士の一分がたてばそれでいい「隠し剣秋風抄」

隠し剣シリーズ第二弾は先ほど上映されていたキムタク主演の映画「武士の一分」の原作であります。
原題は「盲目剣谺返し(こだまがえし)」年配の同僚のうんちくによると、原題のまま映画のタイトルにするのは出版社だか映画会社だかが変に気を回したかららしい。へぇ~へぇ~。

さて内容は、「隠し剣孤影抄」同様に編み出された秘中の秘である剣の技をもって生きながらえたり、逆に破滅したり。
「陽狂剣かげろう」「偏屈剣蟇ノ舌」「好色剣流水」「暗黒剣千鳥」等を含む9編。

「陽狂剣」は許婚を殿様に献上させられた男が「狂ったふりをして、やりすごす」事にするが、段々と自分で演じていたはずの狂気の垣根をこえしまう。とても恐ろしいサイコスリラーとも読めます。

「偏屈剣」は、美人の姉を差し置いてそうではない妹を嫁に望んだ、人からとんでもない偏屈だといわれている男が政争に巻き込まれ暗殺者になる。最後に彼が自分の奥方に「おれは偏屈と呼ばれているが、お前のことが気に入ったから嫁にもらったのだ」と言い残すところがよい。じーんとしました。

そして「盲目剣谺返し」は念頭からキムタクを脳内劇場で割り当てて読んでいたのだが、・・・よかった~私の中でキムタク株急上昇だわ。(なんか違う?)

内容は

毒見役の三村新之丞は、仕事中貝の毒で失明をしてしまう。
妻の加世はどうか家だけは残したいと夫の上司に願い出るが、悪い上司、島村藤弥は加世と関係をせまる。

目が見えないことで他の感覚が鋭く研ぎ澄まされた新之丞は加世の臭いや立ち居振る舞いから不倫を感じ、加世を家から出し島村に果たし状出す・・・

うれしいのはこの話がハッピーエンドで終わること。(あんまり無いような気がする)

また、本文中で「武士の一分」ということばがとても効果的に使われています。

前回に比べ、やや明るい展開(とは呼べないが)、恋愛物語として考えるならハッピーエンド(といえなくも無い)。
ずいぶんカッコが多い文章を書いてしまったが、とてもいい読書をしました。おすすめ!

隠し剣秋風抄
隠し剣秋風抄
posted with 簡単リンクくん at 2007. 2.19
藤沢 周平著
文芸春秋 (2004.6)
通常24時間以内に発送します。

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冬の日本海色だ「隠し剣孤影抄」

 帯に「武士の一分」とでかでかと書いてあった。おお、これこれ~っとおもってよく確かめもせずにレジに持っていく。
後々よく見れば
~「武士の一分」の原作である「盲目剣谺返し(こだまがえし)」は、姉妹編「隠し剣秋風抄」に収められています。~って!おい!
もうちょっと大きな字で書いてください!文春文庫。

まあ、楽しみましたからいいんですけど。と、本編とは全く関係ないところでぐぎぐりゅ~っとなってしまっていましたが、内容は
「臆病剣松風」「女人剣さざ波」「隠し剣鬼ノ爪」」など八編からなる短編集。隠し剣シリーズ海坂藩もの(で通じる人には通じるらしい)でございます。

なかでも「隠し剣鬼ノ爪」は永瀬正敏を主演に映画化されていたということを他の方のサイト(時代小説県歴史小説村)で始めて知る。ふむふむ勉強になるなぁ。

隠し剣シリーズは、とにかく代々こっそり伝えられる剣の技をめぐり、それを伝えられたものと伝えられなかったものの苦しみや、葛藤、破滅などが書かれています。
中でも希望の持てるラストになった「女人剣さざ波」がよかった。それ以外は、なんだかとっても苦しい終わり方というか余韻が残るラスト。
とくに「暗殺剣虎ノ目」はぞっとする暗さだ。この暗さ、闇の深さが藤沢周平の不動の人気の秘訣かと思ったり、単純に団塊の世代男性のハートを鷲づかみじゃろう。とか思ったり。
そして、まんまと先ほど隠し剣シリーズ「隠し剣秋風抄」を購入してしまった。私は団塊の世代なのか?あああ、思う壺!

隠し剣孤影抄
隠し剣孤影抄
posted with 簡単リンクくん at 2007. 2.13
藤沢 周平著
文芸春秋 (2004.6)
通常2-3日以内に発送します。

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読む場所を考えよう「おんなの窓」

手塚治虫賞を受賞したこのマンガ。ヒトコマエッセイマンガとでも申しましょうか、解らない人にはきっと解らない。でも私は大好物でございます。

伊藤理佐さんと言えば「おるすばんえびちゅ」が大好きだった。元祖エロかわいいとでももうしましょうか。女子大生当時みんなでまわし読みしたわぁ。

何しろ、月刊の文芸春秋にヒトコマずつ載せてるものを集めているので、伊藤さんの年齢がどんどんカウントアップしていくのには笑った。

でも「妙齢おねいさん」ずばり私の年代とかぶってて笑ってられないっていうのもあった。もうかわいい服は着られない。でも、40台以上のファッションを真似しても決まらないそんな微妙なお年頃。
わかる、わかるわ!それから、「行ける行けるどんどん遠くへ。すっぴんで」というのも大いに頷けました。あ~おもしろかった。オススメですよ。

くくくく、電車の中で受験生と思しき男子高校生の隣で読んでしまった。ごめんよ!
・・・「いいよな、悩みが無くって」くらいにしといてください。(「死ね」とか思わないでネ♪)

受験が終わればとりあえず漫画読み放題だ!がんばれ受験生。

おんなの窓
おんなの窓
posted with 簡単リンクくん at 2007. 2. 8
伊藤 理佐著
文芸春秋 (2007.1)
通常24時間以内に発送します。

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なんか痛かった「書店員タカクラの、本と本屋の日々。・・・ときどき育児」

 いろんな人が紹介しているのを見てずっと気になっていた本。
 西日本新聞に連載されていたコラムなどをまとめた一冊だ。私は他人の書評を読むのが好きだ。でもあんまりお堅いのは苦手。最近の秀逸はやはり三浦しをんの「三四郎はそれから門をでた」書評というよりも本に絡んだエッセイといった方がいいかも。

 そんなわけで、このタイトルから絶対にアタリだろうと思い息巻いて購入しました。
さて、内容は実際に福岡の書店員をしているタカクラさんのまさに本と本屋と育児の話。どちらかというと本そのものの紹介よりも、本にまつわる書店業界の話だの本に対するスタンツの話が多い。京都の面白い本屋の紹介とかインディーズの雑誌の紹介なども。

 そして、あいまに育児のことが入るのだが、これが今の私と同じ年代の子供を持つ働く母親の言葉で、もちろん、ユーモアがベースなのだが私には少々痛かった。
たとえば「私は本屋という仕事が好きだ。しかし、私が好きなことをするためにこの子達は少し寂しい」という一文。
「こんなに病気もするし泣かしてまで保育園にやって!かわいそう」と毎日にのように母親から攻められている私は、耳をふさぎたい気分だ。
結局一番協力してくれている母の耳のいたーい言葉と重なり、この本のコメントはザックリ私に切り込んでくるものが多くてね。

本のことより子育てや家族のことを多く考えさせられました。私はもうちょっとお気楽な感じでひょうひょうと行きたいのでこういう本は苦手です。

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なんだこの本は!「ガダラの豚」

古本屋にて出会った本。「おお、この厚さ(約5センチ)で百円とは!」となんとなく購入。かなりの体積であります。
本を厚さで判断して良いのかどうかはわからないけど、というかダメだけど、この本はアタリであった。かなりのお買い得。

中島らもさんを読むのも初めてで「この前亡くなったアルコール中毒すれすれの、エッセイを書く人」という乏しい知識しか持たなかった私は本書をよんでぶっ飛びました。なんだこの本は!!

内容は、アフリカの呪術をテーマにしたものなのだが、「ムー」的は話が好きな人には堪らないと思われます。
とにかく「オオウベ教授」とその家族や周りの個性的な人々が大活躍。
 その中にはミスターマリックみたいなミスターミラクルや、清田青年のような清川(!)など実在の人物をモチーフにしたとしか考えられない人々も。

とにかく最後はとりあえず広げた大風呂敷をむちゃくちゃに収めたような感じもしないでも無く、ハッピーエンドと呼ぶには厳しい展開ですが、手放しで面白かった。
とくに、オオウベの妻、逸見が新興宗教にはまりその教祖の「奇跡」をミスターミラクルが種明かしする話や、アルコール中毒になったオオウベが酒絶ちのためにこもるお寺の和尚さんのところなど、主に私は日本でのエピソードがお気に入り。

古本屋でみつけたら、皆さんもぜひ。というか、まだ絶版していないので普通に購入も出来ます。

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次のスイーツは決まったか?「夏季限定トロピカルパフェ事件」

 ほんとに創元社か?とおもうようなイラストの表紙であるが、あなどるなかれ去年のこのミステリーがすごい!でトップテン入りしているのだ。

「春季限定いちごタルト事件」の続編で、流れからいくと秋季限定「モンブラン」事件と冬季限定「ホワイトチョコ」事件(想像)は確実に出版されそうだ。
今回は、(ネタバレします~)オオカミ=小山内さんとキツネ=僕の闘い。といった感じでしょうか。

 誘拐事件が起こるのだが、ただの○○誘拐ではないんだな。たしかに本格ミステリだ!久しぶりに「ほほーそうきたか!怖いよ、この女子高生!」となりました。
ただ、最後小山内さんと僕が袖を分かつような結末になったのはちょっと残念だったなー。まあ、秋と冬にまた変化があるんでしょうが。

夏期限定トロピカルパフェ事件
米沢 穂信著
東京創元社 (2006.4)
通常24時間以内に発送します。

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古びないすごさ「99%の誘拐」

いや~ぜんぜん古びてないなぁ。この作品が約20年前に書かれていたとは。驚くようなハイテク駆使の話だ。(さすがに音響カプラーとかは見たことないけれど)

 刑事コロンボのようにあらかじめ犯人が判っている、いわゆる倒叙ものなので、どうしてもネタばれのようになってしまいますが、
内容は、自分が巻き込まれた誘拐事件を成長して父の手記で知った生駒慎吾は、卓越したプログラミングのセンスを生かし、誘拐の首謀者の孫を誘拐する。
彼が誘拐するために作った舌を巻くほど緻密なプログラム「アスカ」果たして報復のための誘拐は成功するのか?最後に明かされる最初の誘拐の真相とは?
そして、本を閉じた後に残りの1%ってなんだろうなーと気になってしまいます。

99%の誘拐
99%の誘拐
posted with 簡単リンクくん at 2007. 1.24
岡嶋 二人〔著〕
講談社 (2004.6)
通常2-3日以内に発送します。

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表紙と中身のギャップ!「桃色トワイライト」

ピンクピンクした表紙は松苗あけみさんだ。とってもかわいらしい。本書の中身がどんなことになっていようとも、この表紙からはうかがい知れない。
加えて「桃色」と「トワイライト」という「マンガタイトルの法則=意味はあんまり考えない。言ってみればフィーリングで単語同士をつなげる」からつけられたタイトル。
今回も大いに爆笑させてもらいました。愛する人にオダギリジョーが加わり、ようやく私にも少しは理解が出来るように。
絶対オダギリジョーとは話が思うなー。
彼がむかしTVBrosで連載していたじゃんけんはあとだしで(だったとおもう)なんて、かなりクレバーかつユーモアにあふれてて、おもしろかった。通じるものがあるとおもう。
しかし、そんなオダギリジョーへの愛も屈折しまくってて、またしても成就しないことを前提に妄想をふくらますオタク的恋愛の様相。
そこがおもしろいから心配はしていないのだが。今回は物陰カフェ(物陰からいい男が給仕する姿を見る)と風俗に行く男の気持ちを推察するネタがとくに面白かった。
これからもじゃんじゃんばりばり妄想して欲しいものです。

追記、彼女のブログがはじまってますね!ビロウな話で恐縮です日記 

桃色トワイライト
三浦 しをん著
太田出版 (2005.8)
通常24時間以内に発送します。

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私のなかでpopが立ってます「たそがれ清兵衛」

 つい先日、テレビでも映画の方(真田広之主演)をやっていたみたいですね、見損ねたが。
それにしても、最近「藤沢周平」さんがフィーチャーされている(ような気がする)。
キムタクが主演した武士の一分も彼の原作であるし、私のなかで「注目株!」というポップが立った状態でした。

 初めて手に取った文庫本はこれ。かなり期待していたので、短編集ということでまず驚いた。「映画一本分」くらいの長編かと思っていたので。
そして、最初の一編「たそがれ清兵衛」を読み終わり、あれ?あんまりかっこよくない・・・真田広之と思って読むからなおさら。
やっぱもう少し人生経験積んでから読んだ方がよいのか?等と考えていました。

 しかし、さすがは高く評価されているだけはありました。最後の「祝い人(ほいと)助八」まで読んでなんというか「いい読書をしたなあ」という幸福感。 

 8つの短編集のベースは「腕」はあるけれど評価をされていない人々。変わり者とされ、全員へんてこなあだ名をつけられているが、彼らは世間ではなく自分の中のルールに従う強い人でもあるのだ。
 たしかに、武士といえどもこのころは腕力だけで生きている人はおらず、今のサラリーマン達とおなじく如才のなさが求められているのだろう。
 実際タイトルはすべて「うらなり与右衛門」とか「ど忘れ万六」「日和見与次郎」等少々あざけりを含んだものばかり。

しかし8編読むと、本当に強い人は孤独であるのだというのがわかってくる。私の浅い人生経験でも十分楽しめましたよ!藤沢周平。

 ところで、大好きな池波正太郎さんとくらべると、なんつーか渋い、控えめで地味な感じもします。どちらもかっこいいけど、たとえて言うなら水墨画と蒔絵のちがいのような。

たそがれ清兵衛
藤沢 周平著
新潮社 (2006.7)
通常24時間以内に発送します。

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表紙にびっくり「遠い約束」光原百合

表紙はあの本格推理少女漫画「パズルゲーム☆はいすくーる」の野間 美由紀さん。
う~ん、マンガと小説とで表現方法は違うけれど、確かにこの2人は目指すところというかまとう雰囲気が近いような気がする。
光原さんは「時計を忘れて森へ行こう」や「十八の夏」など日常の謎ときで大変評価の高い方ですが、大変寡作でも有名です。
ほんわかしててよかったですよ~特に、「時計~」の方は人生ベスト20には絶対に入る。(何故10じゃない?)
で、「遠い約束」の方は大学のミステリ研に入った吉野桜子ちゃんががそれぞれ、際立ったキャラクターの先輩方に助けられ、ミステリ同士でもある叔父の遺言を基にした連作ミステリ。
謎といっても人が死ぬわけでも巨万の富が絡むわけではないけれど、解決しながら自分の目標を見つけていく小説でもあります。
本格でありつつもとってもとっつきやすいです。

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就職活動の不条理と「格闘するものに○」

しをん嬢の処女作で、就職活動中の女子学生の社会に出ていくことへの不安と怒りがつづられています。
あとがきで重松清氏が述べられているように、夏目漱石の我輩は猫であるに通呈するようなユーモアと風刺と古風な語り口。
 内容は、政治家一族の娘として生まれた可南子は、70歳のおじいさんと付き合っていて、のんきなマスターのいる喫茶店でアルバイトをしている就職活動中の女子大生。
社会に出ることに対する不安、壊れやすい家族のこと、ジェンダーのこと、いろいろ考えて少しずつ答えを出そうと格闘しています。
それはマイペースで笑いにくるんでいるけれど、消して簡単な問題ではない。それでも、好きな事を仕事にしたいとがんばっている。
読んでいて心に残るのは同性愛についての考え方や女性の就職の難しさ。
 私も女性が当たり前に働くことがどれだけ難しいか思い知らされたクチだ。
出産に伴い仕事をやめたときは思わず上司に対する呪詛の言葉が出たものだが、今となってはかなり考え方が変わってきた。
気持ちの整理には時間がかかったし、今でもうまく言い表せないけれど、自分が女性に生まれたことを不幸とは思っていない。
この小説も、根底は前向きでパワフル。だからこそ諦めそうになったり回りに流されそうになっても、自分の言葉で語る可南子を応援してしまう。
これから就職活動をする人は、是非読んで欲しい。それから、自分の知人が同性愛者だったときも。

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ドラマが面白かった人は読む価値あり?「佐賀のがばいばあちゃん」

同居人が佐賀出身なので佐賀ネタには敏感でハナワ、ハナワ言っていたのですが、これも読んでみたいと、かれこれ一年ほ

ど言っています。読めよ~とうとう私が購入。趣味じゃないんだけどな!と思いつつ読み始めると電車のなかで涙が・・・

不覚。
島田洋七さんのイメージといえばずいぶん前にはやった漫才師。でしかなった私にとって、彼の子ども時代をづづったエッ

セーのはまさに以外だった。
 前書きにて、先祖代々由緒ある明るい貧乏を経験した著者は今の人たちは「お金が無くって不幸」と考えているけれどそ

れは違うと解きます。
 ばあちゃんは「スーパーマーケット」と呼び、川に棒を仕掛けておいて流れてくる野菜を利用。「今日はきゅうりが食べ

たいなと思っても流れてこなければ食べられないのが玉に瑕」
 ばあちゃんは「おなかすいた」「気のせいじゃ」(おなかがすいて目が覚めて)「おなかすいた」「夢じゃ」
 とにかく、あっけらかんとパワフルな貧乏生活がつづられています。
それでも、小学校の先生が運動会の日に親も来ず一人で弁当を食べている著者に「先生はおなかが痛いから、お前の梅干と

しょうがが入っている弁当ととりかえてくれ」と6年間毎年豪華な弁当と梅干弁当を交換してくれていたエピソードを読んで

、おもわず涙腺がゆるんだ。

ちょっと自慢っぽいところも鼻につきますが、やはり経験は宝なのだなぁ。でも私のなかでもカテゴリとしては「いっぱい

のかけそば」系。お涙頂戴とまではいかないんですが、私の心がきたないからか?すこし斜めな気分で読了。2時間で読め

るので、ドラマをみて面白かった方は是非。

佐賀のがばいばあちゃん
島田 洋七著
徳間書店 (2004.1)
通常24時間以内に発送します。

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つかめ小市民の星「春期限定いちごタルト事件 」

なぜこの本を買ったかと申しますとこのミス10位である「夏期限定トロピカルパフェ事件 」攻め・・・のための前哨戦。
読みたいなと思ったけど、最初から読みたいA型の几帳面さから、「春期限定~」を購入したのでございます。表紙のイラストがかわいい~

さて内容は、小市民になりたい高校生のカップルがささやかに解決する日常ミステリとでもいいますか。盛んにライトノベルというキーワードがささやかれているように、今までミステリ読みの範疇にはなかった軽やかさ。

う~ん、でも好き嫌いが分かれると思います。なんか今時の高校生はわかりません、って壁を作りたくなるような気分の時もあるし、彼らの言動が、若さ故の青臭さとみれるか人を小馬鹿にした言動に見えるかも微妙なり。

私が高校生の時は通信手段は口頭か郵政公社に頼むしかなかったが、彼らは携帯のメール。その代金は当然親が払うんだからさぁ~当たり前にしないで欲しいな。(たぶんそこら辺も私の気に障ったのかも)

と、いいつつ「夏期限定トロピカルパフェ事件」も先ほど発注かけちゃいましたけどね。

春期限定いちごタルト事件
米沢 穂信著
東京創元社 (2004.12)
通常24時間以内に発送します。

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しゅんしょくうめごよみ と読むらしい「春色梅児誉美」

マンガ日本の古典31巻。春色梅児誉美は江戸後期の戯作者(でいいのか)為永春水の書いた作品で、内容は、江戸深川の遊里を背景にした、色男をめぐって芸妓や許嫁(いいなずけ)たちが真心と意気地を尽くす話。

・・・笑えるくらい都合よくお話は収束します。だって、偶然出会ったはずの恋のライバルや関係者たちが、生き別れの親子だったり姉妹だったり恋仲のものだったり・・・ってそんな!!
しかもラストは一人で二人も嫁にもらっちゃってますよ、この色男は。色男の偉大さをあらわすためにちょっと太字にしてみました。

作者は酒井美羽さん、私の認識では少女漫画界ではレディコミ寄り(ちょっとエッチ)だけど違うかも知れない。絵もとってもかわいくてしかも、ラストが全て丸く収まるところが好き。あとがきが漫画になっているところもよかった~
前回読んだ「曽根崎心中」と「好色五人女」と同時代にかかれているど暗いお話とちがい、まさしく「春色」パラッパッパパー(マクドナルドのCM)って感じである。

マンガ日本の古典 31
中央公論新社 (2001.10)
通常2-3日以内に発送します。

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2006年最後はコレ!「アヒルと鴨のコインロッカー」

ずっと読みたかったのが文庫になっていたので、ふはふはと鼻息荒く購入。久しぶりに一気読みだったわ~

内容は現在と2年前の2人の語り手が交互にお話をするカットバック方式。(と言うらしい後書きで初めてしりましたよ)
読んでいるうちにだんだんとわかってくるのは、過去の語り手「琴美」の不在は何故?と言う疑問の答え。

ここからは未読の方は最後のネタにふれますのでご注意下さい。

 過去の語り部「琴美」が、現在では出てこないところが読者には「とてもいやな予感」でハラハラするところなんですけど、私は琴美のいなくなり方が「悪い奴ら」と関係なく、しかも救いのもてる書き方だったので大いにいい話だとおもう。
ミステリとしてどうかとか、思う方もおるみたいだけど、私は単純に読んで気持ちのいい結末を目指してくれてありがとうという感じだ。もう一人の語り部「椎名」君もなかなか大人びたしっかりした青年で好感が持てる。
外見は最後の琴美の脳内映像が椎名君とすれば「あどけない、あどけないと言えばぷいっと横をむいてしまうようなあどけない」青年みたいですが。
でも、実家の靴屋を継ぐことに割とポジティブなのが素敵だった。

とにかく、2006年最後は良い本を読めてうれしゅうございました。
今年はどんな本を読めるだろう。わくわくするなぁ~

アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂 幸太郎著
東京創元社 (2006.12)
通常24時間以内に発送します。

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修行がたりないとどこが「夢のような幸福」かわからないぞ

表紙のかわいいナイチンゲールは漫画家吉野朔実さんの手によるもの。
吉野さんと言えば「少年は荒野を・・」とかで有名な方ですが、私の中では「本読み」というイメージが強い。というよりも
「お父さんは時代小説(チャンバラ)がお好き」
「お母さんは赤毛のアンがお好き」
「弟の家には本棚がない」(すべて本の雑誌社)
等の書評マンガ?しか読んだことなくて。上記三点もお勧め!

さて、しをん嬢の「夢のような幸福」の一つはその吉野朔実さんに表紙を描いてもらえたことらしい。うむうむ納得。というか、本文中には彼女がそこまで幸せとは思え・・・いやいや、皆まで言うまい。

このエッセイも彼女の愛と妄想にまみれた日常をつづったもの。いやーおもしろかったですよ。たとえば「我が愛のバイブル」では

『愛と誠』を心の課題図書に選定していたのだが、ちょっと考え直した方がいいのかもしれない。中略 私はいま、大きな疑念が押し寄せ、「愛」という名の広大な荒れ野をさまよう子羊のような気持ちである。

「エスパーに遭遇するより低い確率」では弟との会話

「すごかったね。エスパーみたいに以心伝心だったよ!」
「エスパーとか言うな!」即座にだめ出しされる。「それがオタクっぽいと言うんだ!」
「エスパーは普通に使う言葉でしょ。波動砲のごとき威力に満ちたパスだ!のほうがよかった?」

ってな具合であります。しかし、相手にしてくれるだけうちの弟よりはましかも。黙殺よりはいいよなぁ。

夢のような幸福
三浦 しをん著
大和書房 (2003.12)
通常24時間以内に発送します。

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成功哲学系?3日で運がよくなる「そうじ力」

今はやっている掃除関係の本。掃除や片付けは苦手だが、モチベーションを上げるために購入。形から入ってみるみる。
この本はいわゆる「風水」関係ではなくどちらかというと「成功哲学」関係とでもいいますか。
書かれていることは極めてごもっともで、たしかに「家族においしいものを食べさせてあげたい」という思いが「部屋を片付ける」ことで「形」になる。といったもの。
某、棒を持った女優から頭ごなしに「だめよ!運気が下がっちゃうから!」と怒られるよりは納得性が高い。
でも、「運気」という言葉は頻繁に出てくるんですけどね。
この本によれば、まず換気して、いらないものを捨てる。それから片付けて掃除なんですけど、捨てる段階でつまづきそう。
そういう人には「いらない物(マイナスのエネルギーを持つもの)」がたくさんあると、どんどん悪い空間になるのだぞと説きます。
う~ん、確かにもう入らないパンツスーツは置いていても意味がない。しかし!高かったし、初任給で買ったし!と思うとなかなか。
さらに私なんかは「子供服にリメイクできないかしら?」とまで思う。しないくせに!
でも確かにやせても着ないし・・・とりあえず45Lのゴミ袋は買ってみた。(また、形から・・・)
ゴミ袋を片手に、着られない昔のスーツをまえにくどくどと悩む姿はテレビ画面などで見ればさぞかし(ステレオタイプで)コミカルであろう。いつか吹っ切れるのか?求む視聴者!!

3日で運がよくなる「そうじ力」
舛田 光洋著
三笠書房 (2006.10)
通常24時間以内に発送します。

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マンガで読む日本の古典「今昔物語」水木しげる

今は昔から始まる、平安の「世にも不思議な物語」がたくさん詰まったこの物語。妖怪の大御所水木さんが描くとこうなるのか~
女の人がずいぶん色っぽいのです。だが男の人は大体がベースはねずみ男。エッチなシーンも結構あるんだけど何故か男の人はねずみ男。うーん、かえって悩ましい(どうだろ?)
表紙は二股にわかれたカブをもつ男。あんまりといえばあんまりな行いをするこの男は、結局幸せになるんであります。現代でも酒場で武勇伝(下ネタ)としてありそうななさそうな。
怖くないというより落ちがない怪談といった感じか。読者をどーんと突き飛ばしてそのまま終わります。

マンガ日本の古典 8

中央公論新社 (1999.11)
通常2-3日以内に発送します。

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純粋に単純にエンタメ「麿の酩酊事件簿  花に舞 」

マンガをノベライズしたこの本。さくっと軽くて純粋にエンタメ本。
内容は、旧家で名家でお金持ちの文麿さんが家訓(八十六条!)に沿う女性をみつけ結婚するためにがんばるのですが、なにせお酒に弱いくせに毎度デートに誘って酩酊してしまう。

そして酔っている間に現れるとてもクレバーな人格に自分でもわからないうちに女性の悩みを解決されてしまい、翌日からの地獄の二日酔いの間に、女性たちは文麿に感謝して新たな人生に踏み出し去ってしまう。といったもの。
ワンパターンといえばワンパターンですな。
しかし、脇役の祖母と執事のキャラが面白いのでお気楽に楽しめます。
いいなぁ、この酔うと「しっかりする」ていうの。
少なくとも酔うと見境がつかなくなったり、家に帰れなくなったりするよりは。

麿の酩酊事件簿
高田 崇史著
講談社 (2003.7)
通常2-3日以内に発送します。

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「乙女なげやり」三浦しをん

人は何歳まで乙女を自称していいのだろうかという悩みから始まるこのエッセイ。表紙は今大ブレイクの「のだめカンタービレ」の作者二ノ宮知子さんです。やっぱり!かわいい。
結局、早乙女さんという人はおっさんだろうと年寄りだろうと死ぬまで早乙女である、ということでなんとなく(なげやりに)解決しちゃいます。