念力のゆるめば死ぬる・・・
毎日これでもか、とばかりに照りつける太陽にやや負けそうになっております。
先日母の友人がこんな俳句を教えてくれました。
念力の ゆるめば死ぬる 大暑かな 村上鬼城
・・・確かに。ちょっと気を抜くと「死ぬる」わ~
検索して出てきた、村上鬼城の句
http://www5c.biglobe.ne.jp/~n32e131/haiku/kijou206.html
他にもたくさんの俳句が紹介されていました。
さて、すっかりブログをサボってしまっておりましたが、その間に読んだ本・・・
なぜか子供たちにオオウケの「まのいいりょうし」
鉄砲がへたくそで、今まで一度も獲物に当たったことがない、どんべいさん。
それでよく猟師と名乗るものですが、ものすごーく、間のいいことが次々に起こり、棚ぼた式につぎつぎといいものを手に入れます。
最後には庄屋さんに見初められ、娘の婿に。
私は一読して「なんじゃ~こいつは~なんの努力も才能もなしに」
と、思いましたが、子供たちは何より飯野和好さんの迫力満点の絵がたのしかったらしく、何回もよみたがりました。
ま、「努力をしたものがよい結果を得る」ってなんやらお説教くさい一つの枠組みから、すっポーンと抜け出たこの本も、ずいぶんステキな感じがしてきました。
最後も「それからも 間のいいことが たくさんおこって ずっとしあわせにくらしましとさ」
という、終わり方。
ある意味、底抜け。
ところで
最近は、本屋さんがどこも夏フェアに力を入れているのでいろんななおまけがもらえますよね。
去年までは私は、角川文庫のビニール製のブックカバーがお気に入りだったのですが、残念ながら今年はなくなってしまいました。
しかし、新潮文庫がパンダの(yonda?)のバンダナを景品につけていまして、今年はそれが欲しい!!
新潮文庫の100冊のページ http://100satsu.com/
2冊で一つもらえるので、取りあえず4冊。
今サイトを見てたら、結構おもしろいわ。
ひとがた流し 北村薫
よかった~女同士の友情の話。確かドラマ化されたはず。
あ、子供が起きましたので、今日はここまで~
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