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そういう意味なのね!「シュミじゃないんだ」

寒い寒い朝です。いい加減、暖房が効かない部屋、しかも窓辺のパソコン。朝起きたらお母さんがいない!あ、パソコンの前で凍死?みたいな事にはならない(たぶん)福岡。

先ほど読み終わった、三浦しをんさんの「シュミじゃないんだ」・・・

これはですなぁ、そういうのシュミじゃないんだ。って拒絶テイストが入ってると思ってたんですよ。  だって、なんてったってボーイズラブ漫画への愛を語るエッセイらしいから。

しをんさん大好きだけど、そこ(ボーイズラブ)まではちょっと・・・と思っていたし。で、のっけから打ちのめされたのは、シュミじゃないんだ→それは、趣味なんてあまったるい言葉で表されるものではなく、すでに「生きる」と同義語。なんですって!!

もう、ちょっとこのお嬢さんってば、と遠く引いてしまいそうになるけど、そこはそれ、とりあえずそういう肌色率の高い表紙の漫画(しをんさんのお母さん評)には全く興味のない私にも十分楽しめたのでご紹介。

シュミじゃないんだ

著者:三浦 しをん

シュミじゃないんだ

まあ、ここまで熱く語るか?ちゅうくらいBL漫画に対する愛を語っていますよ。 でも、たぶん文章がすごく上手だし、BLが嫌いな人も世の中にはたくさんいる、ってちゃんとわかって書いてあるから大丈夫。

私はといえば、高校生のときにはやってたらもしかしたら読んだか、もとは思うけどさすがに今はどうでもいいなぁ。というか、何が楽しくて男同士の恋愛物がはやるのか、どんだけ力説されてもさっぱりわからん。

でもまあ、少女マンガに飽き足らない人々を満足させる、人間関係を考えさせる物語がたくさんあるそうです。

私は、しをんさんも言ってるとおりこんな本を図書館に置くな、派です。自分の財布をきしませながら泣く泣く買って頂戴。だってエロ本じゃん・・・本屋でももうちょっと場所を考えて置けや。とおもう。

ものすごく絵がきれいで、たぶん読んだことのない大人達は少女マンガとしか思ってないんでしょう・・・中は結構スゴイらしい・・・自分のこどもがうっかり手に取るような場所からは排除して欲しいわ。

あ、私本当に読んでないし!(誰に対する言い訳?)

しかし、一番驚いたのはこの本が県立図書館にあったこと・・・大丈夫か?F県?

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