独創的ってこういうこと「ウエズレーの国」
小学校、幼稚園が始まってあっと言うまに2週間たちました。
うちのむすめっこたちはふたりとも何とか泣かずに行けています。
毎日の早起きに、私のほうが参りそうだ~
他にも、ちゃんと友達できてるかしらとか、授業中ちゃんといすに座ってるかしらとか(レベル低し)泣いてないかとか、慣れるまでけっこうストレス感じちゃいます。
さて、お友達がいないことはそんなに悪いことなの?に答えるようなこの絵本。
ウエズレーの国 著者:ポール・フライシュマン | |
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ウエズレーはみんなから「ちょっと変わった子」扱いでした。
みんなみたいな髪型にしたいとも思わないし、みんなと同じようなあほな遊びも楽しいとは思わない。
そんな時、かれは夏休みの自由研究で「自分の文明を作ろう」と思い立ちます。
自分だけの畑で、自分だけの作物をつくり、繊維を取り出して服を作ったり、家を建てたりします。
それから、新しい遊びや新しい文字までどんどん作り、町にいる今までウエズレーにちょっかいばかりかけていた悪がきどももだんだんと引き込んでいきます。
ウエズレーは、ちょっといじめられているけど、けっしてねたまずそねまず、自分の国を作るんです。
しかも、その国は引きこもるためのものではなくって、自分が一番快適なところ。そして、その国をかつてのいじめっ子達にも開放してあげます。
なんか、飄々とした味のある子ですな~ちょっとハリーポッター似。
お父さんも、お母さんも、それから隣のおじさんも、新しい文明を作る彼を邪魔しないところがえらいと思う。
「そんなことできっこないじゃない!!」ってガミガミやっちゃうと新しい文明は発生しなかったかも。
これ、文明ではなくって個性とか自立心、に置き換えるとすごく深いような。
表紙ではなにやら印象派の絵画みたいですけど、中はもっとユニークで砕けてますよ。
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