絵がリアルすぎるのでは?「漂流物」
だんだんと湿っぽい季節になってきましたね。
我が家では、1号(年長)娘が軽く登園拒否を始めまして、その理由が腹が痛いだの、長靴が赤くないだの、しくしく繰り返します。
さらに湿度が上がりそうなので、やめてほしいものです。
さて、デイヴィッド・ウィーズナーさんの絵本をご紹介。
この本、最近ちょっと注目本なので本屋などでよく前面に飾られています。
これ、絶対絵がリアルすぎて日本人の好みからややずれだと思うんですけど。
私だけかな~表紙のイメージから「生真面目」な感じが立ち上ってきませんか?
だから、読んでみてこんなに面白いんだ!とびっくりしてしまいました。
文字のない絵本なのですが、
ある日浜辺で見つけたふるーいカメラにフィルムが入っていたので、現像してみると・・・なんとそこには海の中で撮られたたくさんの情景が。
例えば「たこファミリーのリビング」とか「人魚の世界」「めちゃくちゃでかい島くらいのカニ」「宇宙から海底にツアー旅行でやってきたちっこい宇宙人」などなど、どれもこれもくすりとわらう物ばかり。
そして、最後の一枚には「写真を持った少年」の写真。
あれ?手に持った写真を見てみると・・・
とってもユニークな絵本なんです。そしてとってもリアルで緻密な絵。
作りこまれた絵とぶっ飛んだ空想力!と言った感じでしょうか。
大人まで楽しめる絵本だと思いますよ。ちなみに、このデイヴィッド・ウィーズナーさんは世界三大絵本賞のコールデコット賞を(たしか何回も)受賞しております。
*追記 本作で3回目の受賞だそうです。
でもなー、しつこいようですが絵が上手すぎて、かわいくないんだよなぁ・・・
甘すぎないところが魅力なんですけどね!!
さっきアマゾンで見たら、レビューは最高五つ星でふりきれてましたねぇ。珍しい!
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