親族に一人は「嫌われ松子の一生」
かなり今更ですが嫌われ松子の一生を読みました。
去年、いやおととし?ドラマ、映画化したようですが、そのときははやり物なのでとりあえず敬して遠ざけていたのですが、図書館でばったり出会ったので読んでみました。
アマゾンのレビューでもわかるように、ホントに票が分かれてますね
内容は高学歴の若い女教師が、ずるずると転落し最後は町に一人はいる危ないおばさんになって不幸な死を遂げると言うもの。略しすぎてますね。はい。
最初の不幸は女性であるがゆえに向こうから襲ってきたもので、松子さんは悪くないんですが、その後どんどん道をぬかるんだほうぬかるんだほうへと選んでいくところが目を離せません。
不幸になる努力を積んでるいるからこそ得られる不幸の王道と言う感じです。
ここら辺の転がり落ち具合が目が離せない。だからベストセラーなのかな?
実家を飛び出して初めて家に帰ったときにはすでに両親はなく、そのとき父の日記を読んで初めて自分も愛されていたことを知った松子。ほろりと来たなぁ。
映画は中谷美紀さん、ドラマは内田りな?さんが主演でしたかね。
嫌われ松子の一生 (上) (幻冬舎文庫) 著者:山田 宗樹 | |
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