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さよなら星新一

え?亡くなったのはずいぶん前だろ、って?

昨日別れを告げたのは私の星新一の文庫本約50冊でございます。

 毎年律儀に遊びに来る親戚の子に、もし読むならどうぞ~って、漫画を上げることにした。

ついでに、こんなのも読むかしら?と軽い気持ちで文庫本を入れたらなんとガッツり食いついてきたではないの。

もてあまし気味だったけど、捨てることができなかった星新一がついに日の目に!

高校から大学にかけて、にお金がないから古本屋でこつこつ集めたのでぼろぼろだけど、実家の本棚で蒸されているより、もう一度若い女子高生に読んでもらえるのなら、本たちも幸せでしょう。ということで全部プレゼントすることにしました。

ま、その子の親的には迷惑なお年玉だったかもしれませんが。

星新一の本はとても面白かったけれど、高校生の私が読むのと今の私が読むのではまったく違う。ベストセラーロングセラーと呼ばれる本にも、読まれるのに最適な時期があると思うのです。読者にとっての時期ですが。

最近、新聞の投書にておじいさんでの発言で「太宰治とか三島由紀夫なんかはやっぱり若いうちに読むのがよい。今読んでもよいが、若い時に読んでおけばよかったと思う。」

というのがありました。それで言うと私は太宰適齢期からずいぶん離れてしまって、なんかもったいない!と感じてしまったのでした。

そんなわけで、高校生の時に夢中になった星新一はちょっと名残惜しいけれど、一人の星新一ファンを増やすと思えば、まあよいことをした。と自己満足。

ただ、彼女にとってはこれから新作はでない・・・という。ま、そこまで好きになってくれるといいんだけどね。

それに、漫画化や再文庫化されているので大丈夫でしょう。

星新一 一〇〇一話をつくった人 (単行本)
最相 葉月 (著)

これ、読んでみたかったけど、アマゾンではずいぶん票が割れているな~

星新一といえばこれ!

ボッコちゃん

買ったきっかけ:
高校の時の課題図書だったような・・・
星新一との出会いだった。

おすすめポイント:
未だに色あせないところがすばらしい!

ボッコちゃん

著者:星 新一

ボッコちゃん

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