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タイトルが怖い・・・「旧怪談」

あの、京極夏彦さんが江戸時代の怪談(というより、割り切れない話がおおい?)「耳袋」を現代風に語りなおした一冊。

どれだけ現代風かというと、作中人物がN氏とかAさんになってるし、気鬱が「ストレスで」とか「高齢者特有の認知症」なんて感じになっております。もちろん読みやすい。

内容は、現代の怪談「新耳袋」とちがい、怖い怖い、というより不思議、よく考えると怖い。という感じで、便所に入って20年、身の覚えがないけど妊娠した娘、いなくなった息子などなど、謎は解明されることなく終わる突き放し感が、怖いといえば怖い。

(ちなみに新耳袋は怖すぎて、私の中ではもう封印。10年以上前によんでまだ思い出し怖い)

で、一番怖いのは京極氏が着けた現代文のタイトル。(原文も併記されているけどそれはあんまりこわくないの)

「番町にて奇物に逢ふ事」が「うずくまる」というタイトルに変わっていたりと、振るってるわ~(死語)

一話一話が短く、原文も収められているので(読み飛ばしちゃったけど)なかなか面白かったです。

ちなみに耳袋を書いたとされる「根岸なんちゃり氏」は江戸時代の幕臣。佐渡奉行、勘定奉行、南町奉行などを務めた。 そうですが、今読んでる平岩弓枝著 はやぶさ新八御用帳シリーズ に出てくる魅力的なボスだ。

こちらも、図書館でこつこつ借りているシリーズで、はやぶさ新八の切符のよさと押さえの利いた女好きなところが実に好ましいの。

こういうリンクは楽しい。

旧怪談―耳袋より (幽BOOKS)

著者:京極 夏彦

旧怪談―耳袋より (幽BOOKS)

新耳袋〈第1夜〉現代百物語 (角川文庫)

著者:木原 浩勝,中山 市朗

新耳袋〈第1夜〉現代百物語 (角川文庫)   怖すぎます。ああ、表紙から・・・

はやぶさ新八御用帳〈1〉大奥の恋人 (講談社文庫)

著者:平岩 弓枝

はやぶさ新八御用帳〈1〉大奥の恋人 (講談社文庫)  新八が好きなのは、一体誰なの~!!とやきもきしてしまう。

 まさしく、女性が描いたいい男!なんだよね。気遣いがあって。さっぱりしてるし。

 でも、新八は妻帯者なんだからさ~とも思う。

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