« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »

ナンセンス?「しゃっくりがいこつ」

あまりにもリアルながいこつの絵が、表紙にバーンときているため、
「怖い話?それとも”かがくのとも”系?」とあまり触手がうごかない人もいるかもしれませんが、なんともこれは”おもしろい”絵本です。

しゃっくりが止まらなくなったがいこつ氏。(どうやら一人で暮らしている模様)

朝起きて、シャワーを浴びても、ひと仕事してもちっとも止まらない。

友達のおばけにいろいろアドバイスを受けますが(息を止めてごらんよとか、砂糖をのんでごらんよとかね)なかなかとまりません。

そのたびに、何しろがいこつなものだから、おもしろい!!

私も娘たちもげらげらうけています。

最後は、自分の顔を鏡で見てびっくり!しゃっくりは山の向こうに逃げていきました。となります。しゃっくりはとり憑くもの?と言う感覚なのかしら?

ここらへんに向こうの文化が現れてておもしろいなぁ。

しゃっくりが出たら、私の母はコップの水を向こう側から飲むと良い。と言ってましたがね~向こうでは逆立ちして飲むらしい。・・・無理。

しゃっくりがいこつ

しゃっくりがいこつ

著者:S.D. シンドラー,マージェリー カイラー

しゃっくりがいこつ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

最後に泣けちゃいます「終末のフール」

大好きな伊坂幸太郎さんの本。

終末、というのは地球の終末。後三年で地球に小惑星が落ちるというとき、仙台片隅の団地「ヒルズタウン」の住人を軸にした短編集です。

後8年で地球が滅亡する、と知らされて世界中が暴行と絶望で荒れ狂い、5年間がすぎる。そうして、ようやく後3年、というところでやってくる小康状態。

そんな中、希望のあるお話を紡ぎ出すって、やっぱりすごいな~と思ってしまう。

例えば「太陽のシール」に出てくる優柔不断の僕と美咲の夫婦

「演劇のオール」の誰かのお母さん、姉ちゃん、孫、恋人を演じながら時を過ごす「私」

「深海のポール」でマンションの上に櫓を組む父。

みんなほだされちゃうようないいこと言うんだよーこんな風に嫌味ではなく、さらりと”気の利いたことを”言える人って会ったことないな。いそうでいない、それがフィクションというものなのかもしれないけれど。

地球滅亡の話を読んで、ほんのり胸が暖かくなる。ちょっと変だけどそんな短編集です。

地球が近い将来滅亡する、と言う設定の映画や小説は多いけれど、映画のようにドカーンバッキーンの派手派手しさはなくて、私ごのみです。

終末のフール

著者:伊坂 幸太郎

終末のフール

で、ついで?に同じ地球の終末を扱った三浦氏しをんのこの作品もお薦め。

むかしのはなし

著者:三浦 しをん

むかしのはなし

| | コメント (0) | トラックバック (0)

クリック募金について

http://www.dff.jp/  

最近、一日一回はクリックするようにしています。

なんと言っても、クリックするだけですものね~

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「妊婦は太っちゃいけないの」

産科へ行くたびに「最も軽そうな服」を選び朝食を控える私。だって先生から毎回怒られるんでもの。

早いもので9ヶ月。今一番の関心事は体重。前回も前々回も同じ様にに苦しんでいた「体重管理」

もうこんなにおなかが大きくなっているのに、産まれてくる子の名前よりも自分の体重か!肌着もまだ買ってないぜ!!(今だって、キッチンにある栗まんじゅうが気になってしょうがない私。食べるか?食べてしまうのか)

で、この本のタイトルを見たら、読まずにはいられないでしょう?

妊婦は太っちゃいけないの?

著者:高島 系子

妊婦は太っちゃいけないの?

ホント、世間(ていうか、母親)は「二人分食べないと」と言うけれど産婦人科の先生は「おやつ禁止ですからね~」とさらりと言うしさ~。何より、少しでも気を抜けばすくすくと増える体重!

この本は、出産を経験した著者(健康関係のライターさん)が主に東洋医学の見地から「そんなに体重ばっかりきにしなくてもいいのよ」と言ってくれる本です。

し・か・し!!!決して食べ放題お勧めではないのです。残念ながら。

(食べ放題お勧めではなく、お勧めの食べ物がのっております)

自分の身体のタイプ(東洋医学のね)を」把握して、体重よりも「めぐりの良い身体」を目指しましょう。というもの。

特に私は、”風邪を引いたらのどから来るタイプ”で、熱はあまりでない。

これって、他の人もみんなそうかと漠然と考えていたけど、ちがうんですね~

CMでも「私は熱から」とか言ってますが、今までは症状の違いは、風邪のウィルスの違いかな?と考えていましたが、体質によるものが多いと聞いて納得。

自分の体質を知り、そんなに数値(体重)にとらわれることなく、漢方とかハーブとかを取り入れながら上手に出産しませんか?お産は医療ではありません、産ませてもらうのではなく、自分で産むのですよ~

と教えてくれる本です。たしかに、体重ばっかり気にしていたらせっかくの貴重な体験(3人産んでも3回しかない!)出産というイベントが、苦しい病気みたいに感じちゃいますもんね~。

と思いつつ、こんな本も買ってしまいました。ベストセラー!

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)

著者:岡田斗司夫

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書 227)
むちゃくちゃ、高評価をつけていますが・・・・

妊婦はデブじゃないも~ん!!と思いつつ、テレビで岡田さんの変わり果てた?姿をみて思わず読んでしまった。

いや、この本話題になるだけありますよ。ダイエットのハウツー本というよりは、ダイエットをする決意をくれる本というか・・・・そんなに高い本ではないので、とにかく読んでみて~というかんじ。

但しこのダイエットは、100kgの人が50kgに減らすのに最も効果的な方法。あと3キロやせたい様なダイエットではないかな~という気もします。

内容は、いろんなところでも紹介されていますが、食べたものを記録するというレコーディングダイエット。

私は、レコーディングダイエットそのものよりも、最初の章の自分を格付けする社会が家柄→学歴→ブランドから、「見ため」に変わってきている!!!と言う説がおもしろかった。

東大出身の彼、デブなのは「ちょっと残念」から「ありえない、論外」になっちゃってるそうな。

確かに、スーパーでデブが「ポテチとコーラ」を大量に買ってるのを見ると「だからデブなんだよ!!」と言いたくなる・・・

ダイエットは最もローリスクハイリターンな自分改造!やらなきゃ損だ!そうです。

これを読んで、私も食事のカロリーにすごく興味が出てきました。

そうそう、この本「記録するだけ」と謳っていますが、結局「摂取カロリー」をすべて「記録する」ですから!(段階をおってですけどね)

効果的だけどやる気がないと続きません。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

ロングセラー「ひとまねこざる」シリーズ

岩波のこの黄色い表紙。このサイズ!!嗚呼懐かしい~

「ひとまねこざる」よりも、「おさるのじょーじ」シリーズのほうがとおりはいいかな?

娘1号もようやく「岩波のこどもの本」についてこれるようになりました。図書館に行くたびに一冊は借りて来ています。

とはいえ懐かしいけどちっとも内容は覚えていなかった私。

「ひとまねこざるときいろいぼうし」(第一作)では、「なかよしのきいろいぼうしのおじさん」と「じょーじ」の出会いが描かれていますが・・・

おじさんそれはちょっとひどくない?

じょーじをどうぶつえんにつれていってやりたい。どんなによろこぶだろう。

って、こざるを捕まえて連れて行っちゃうのよ~!!出てこないけど母ザルの立場はどうなるよ。

ちょっと人間の傲慢さが感じられますね。最初は少しだけ悲しかったじょーじも、船に乗せられたらすっかり機嫌が治ってるし。・・・だから、母ザルの立場は?

ひとまねこざるときいろいぼうし

著者:H.A.レイ,光吉 夏弥

ひとまねこざるときいろいぼうし

まあ、そこが許せればこのシリーズはたのしい。

毎回じょーじが、破天荒で規模のでかい”いたずら”をやらかすのですが、ちーっとも怒られない。

病院で車いすをいたずらし、給食ワゴンにつっこんで、たまたま視察に来ていた市長さんをランチまみれにしますが、なぜか怒られない。

ほかにも、トラックにいたずらして、公園のレイアウトを変えても怒られなかったし、パレードをめちゃくちゃにしても怒られなかったし、博物館の恐竜レプリカをぶっこわしても怒られなかった。

猿だから?いやいや、これこそ子供の願望なんだろうな~

ココまでやっても許してくれる大人。いたずらがしたいというより、許されたいのよね。・・・うっとり。

いや、現実の母は許しませんがね。

最近はNHKのアニメや、バナナのパッケージでも見ましたがこれは、ちょっとなんか好きになれなかった~ジョージがあんまりかわいくない!!

やはり、原作の柔らかな水彩と色鉛筆?のタッチが素敵。

(しかし、見るたび小猿の体型ってうちの娘2歳の体型とかぶる・・・かわいい~)

ちなみにこの「岩波子どもの本」はロングセラーがおおいしお値段もお手頃だけれど、少々長い!

5歳の子どもでぎりぎりだれないんですが、一緒によんでる2歳半には少々早いかも。それに読んでるこちらも疲れる。

眠くなって本を取り落とし、子どもの額に絵本の角を・・・なんてことはうちでは日常茶飯事です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

タイトルが怖い・・・「旧怪談」

あの、京極夏彦さんが江戸時代の怪談(というより、割り切れない話がおおい?)「耳袋」を現代風に語りなおした一冊。

どれだけ現代風かというと、作中人物がN氏とかAさんになってるし、気鬱が「ストレスで」とか「高齢者特有の認知症」なんて感じになっております。もちろん読みやすい。

内容は、現代の怪談「新耳袋」とちがい、怖い怖い、というより不思議、よく考えると怖い。という感じで、便所に入って20年、身の覚えがないけど妊娠した娘、いなくなった息子などなど、謎は解明されることなく終わる突き放し感が、怖いといえば怖い。

(ちなみに新耳袋は怖すぎて、私の中ではもう封印。10年以上前によんでまだ思い出し怖い)

で、一番怖いのは京極氏が着けた現代文のタイトル。(原文も併記されているけどそれはあんまりこわくないの)

「番町にて奇物に逢ふ事」が「うずくまる」というタイトルに変わっていたりと、振るってるわ~(死語)

一話一話が短く、原文も収められているので(読み飛ばしちゃったけど)なかなか面白かったです。

ちなみに耳袋を書いたとされる「根岸なんちゃり氏」は江戸時代の幕臣。佐渡奉行、勘定奉行、南町奉行などを務めた。 そうですが、今読んでる平岩弓枝著 はやぶさ新八御用帳シリーズ に出てくる魅力的なボスだ。

こちらも、図書館でこつこつ借りているシリーズで、はやぶさ新八の切符のよさと押さえの利いた女好きなところが実に好ましいの。

こういうリンクは楽しい。

旧怪談―耳袋より (幽BOOKS)

著者:京極 夏彦

旧怪談―耳袋より (幽BOOKS)

新耳袋〈第1夜〉現代百物語 (角川文庫)

著者:木原 浩勝,中山 市朗

新耳袋〈第1夜〉現代百物語 (角川文庫)   怖すぎます。ああ、表紙から・・・

はやぶさ新八御用帳〈1〉大奥の恋人 (講談社文庫)

著者:平岩 弓枝

はやぶさ新八御用帳〈1〉大奥の恋人 (講談社文庫)  新八が好きなのは、一体誰なの~!!とやきもきしてしまう。

 まさしく、女性が描いたいい男!なんだよね。気遣いがあって。さっぱりしてるし。

 でも、新八は妻帯者なんだからさ~とも思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »