« 武士の一分がたてばそれでいい「隠し剣秋風抄」 | トップページ | 免疫が出来るまでもうちょっと「あほうがらす」 »

いもむしニャッキ!ではなく。「にょっ記」

最初に手にとったとき「いい色~」と思った。装丁もかわいいし手触りも好き。この手の色って目立ちにくいのでなかなか選択されないけれどいいセンスだわ~

「にょっ記」は穂村氏のうそ日記だ。(あ、だから「にょっ記」か~)

日記というかエッセイというか妄想?本日の一言?なんともつかみ所のない、ぬるりんとした感じで一気に読了。

たまに、とんでもなくウブ(死語?)な天使が登場して、とくにハートウォーミングな事を言うわけではなく去っていきます。

全体を覆うのは不条理な笑い。著者が言葉を扱う歌人というのもうなづけます。
次は句集か、「ラインマーカーズ」を読んでみたいな。

にょっ記
にょっ記
posted with 簡単リンクくん at 2007. 2.19
穂村 弘著
文芸春秋 (2006.3)
通常2-3日以内に発送します。

|

« 武士の一分がたてばそれでいい「隠し剣秋風抄」 | トップページ | 免疫が出来るまでもうちょっと「あほうがらす」 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: いもむしニャッキ!ではなく。「にょっ記」:

» 愛する人がいる男の一分 [「男の一分とは」]
この映画は「武士の一分」というタイトルですが、言い換えれば「人間の一分」「夫の一分」「愛する人がいる男の一分」ともいえますね。 新之丞は武士だったから、武士らしいやり方で妻への愛をまっとうしようとした気がします。 最後に、この映画の男女観を男尊女卑的といっていた方がおられるようですが、個人的には、新之丞と加世は江戸時代にしては格段に現代の若い夫婦に近い気がしました。 私は自分をフェミニストだと思�... [続きを読む]

受信: 2007.02.25 17:23

« 武士の一分がたてばそれでいい「隠し剣秋風抄」 | トップページ | 免疫が出来るまでもうちょっと「あほうがらす」 »