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六飲み屋?の姫君「六の宮の姫君」北村薫

お里が知れる変換をしやがった私のパソコン。

円紫さんと私シリーズ第2弾です。三年生になりゼミも決まり卒論に向けてワープロ(時代を感じます)を買うためにアルバイトを始めた「私」。

本の虫だけどとってもまっすぐに育った彼女は、みなに愛され良縁にも恵まれ、後の就職先にもなる「みさき書房」で文壇の大御所と出会い、そこでひとつの謎を投げかけられます。

なんとその謎は、かの芥川龍之介がふと漏らした言葉の意味。

「これはキャッチボールみたいなものだから」

結局その大意は作品が他の作品とのやりとりで生まれたものだというようなことだったのですが、それを彼女が調べていく過程が、なかなかしっかりと謎解き物語になっております。

円紫さんや正ちゃんとのやりとりも健在。ただし、文中に芥川龍之介やその時代のいわゆる文豪たちの話がたくさん出てきて、いわゆる一般常識として語られる部分ですら私には知らんことばかり。菊池寛は名前しか知らないし。
それ以外の人は名前すらおぼつかない・・・てなわけで、正直以前読んだ「夜の蝉」なんかのほうがとっつきやすくて好き。

しかし少なくとも芥川の六の宮の姫君くらいは読んどきたいなぁ。と課題図書が出来た気分です。

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マンガで読む日本の古典「雨月物語」木原敏江

木原敏江さんといえば、少女漫画少女漫画した絵柄を欠かせたらピカイチの方ですが、中学時代に「アンジェリク」を人から借りて読み、かなりガツーんと衝撃を受けたのを思い出します。(それまでは、何?この絵くらいに思ってた)

涙が滝のように流れる大河ロマンでございます。未読の方はぜひ。

さて、上田秋成の雨月物語を彼女が描くとどうなるか?  よかった~。特に第一話「菊花の契り」は兄弟の契りを結んだ二人の男の話なのですが、ボーイズラブの原点みたいなお話でございます。そこは、「摩利と新吾」を描いた人ですから大層魅力的な話になっています。

裏切られた妻や、人間に一目ぼれをした蛇神、死んでも約束を守ろうとし霊となり約束を果たした男などなど。おどろおどろしい恐怖というよりは、悲恋のストーリ。
あとがきにも書かれていたように「怪談」ではないなぁ。しかし、あとがきに愚痴ひとつ入っていないのがまた、男気あふれててよかったですよ~まだまだ読みたくなりました!

マンガ日本の古典 28
中央公論新社 (2001.7)
通常2-3日以内に発送します。

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マンガが読みたい

読書の秋。と本屋に掲げられてからすでに2ヶ月以上たっているかもしれませんが、この季節はとくに「マンガが読みたい!!」

リスで言えばちょうど冬に備えドングリをため込みたくなるこの季節。私は脂肪とこたつで読みふける本を渇望し始めるわけです。

最近新しい分野を開拓したいが手元がおぼつかないため、なくなく書店の本棚恨めしそうにスルーしてるんですよね~

結局、昔から好きだった川原泉と遠藤淑子は「絶対買う」。柳沢教授の新刊「あたしんち」の新刊と中川いさみは「買う」。うーーーん、少ない!!これじゃ立派な大人になれないよう~

しかし、マンガも多すぎてどれから手をつけていいのか・・・買えばかったでスペース的な問題も生じるし。
なにより、前回の引っ越しの時に旦那のマンガを全部うっぱらって金に換えた私としては、あまり目立つところに置くわけにも・・・

ああ、ドラえも~ん!スペース出してスペース!!あと、金。

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マンガに本の古典で読む「とはずがたり」「和泉式部日記」 いがらしゆみこ

マンガ日本の古典が近くの図書館にてそろえられたので、今回はいがらしゆみこさんの「とはずがたり」「和泉式部日記」をチョイス。

いがらしゆみこさんと言えば我々の年代の乙女DNAの核を形成している「キャンディキャンディ」の作者。う~ん、私がちょうど4,5歳だったので、上の子くらいかー。ふえほぃー(変な声が出てしまった)

かなり楽しみにして満員電車の中で読みはじめる。
最初は堂々とマンガを広げていることに少しだけ恥じらいを感じていた私も、最終章に突入して、とくに「とはずがたり」では思わず涙がでてしまい、いい歳こいて電車の中でマンガを読んでしかも泣くという醜態をさらしてしまったものです。

実は、最初のとっつきは「あれ?」っていう違和感がありました。なんか、ヒーローがかっこよくなかったのよ。
ところがそう思ったものの、だんだんの入り込んでくると
「あぁ~ん!すてきすてき(は~と)」な感じに。

今様のマンガとはかなり絵柄が違うとは言え、まだまだなんのなんの、女子高校生の心をぐっと掴むのではないかしら。ちょっぴりエッチだけど、マイルドだしね。

 あとがきにも書かれていましたが、この話は「昔の」「私達とは違う」女性の話ではなく、今の女性の悩みや生き方となんら変わることがない、私に似た女性の話であります。

それは、人間の悩みなんて平安の時代から変わらない普遍的なものであるとも言えるし、悩んでも悩まなくても同じように時間は過ぎていくとも言えるし、人間なんてラララでちゅ(BYえびちゅ)とも言えましょう。

もちろん、作者の構成力によるところも大きいのでしょうが。

それにしても、平安朝の人は「致した」後に、いちいち後朝(きぬぎぬ)の歌をやり取りしたり、意味深な贈り物をしたり、朝から香をたきしめたりと、ホント大変!(やっていることは奔放なのに!)それに比べたら私達のセックスはよりサルに近づいてるのか?と思った次第でございます。

マンガ日本の古典 6
中央公論社 (1997.5)
通常2-3日以内に発送します。

マンガ日本の古典 13 とはずがたり 

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まさに激!「人生激場」

しをんさんが週刊新潮に書いていたエッセイ(知らんかった)。

それなりに読者を考慮した「仁丹」ネタから始まり、坂道を転がり落ちるかのように乙女(死語?)の身持ちの堅い(何もない)日常をぶちまけております。
その様子はまさに激!ワイドショー、昼メロ、ワールドカップに胸毛ネタ。

プライベートに何もなくったって、妄想だけで食べていけてるのである。

残念ながら私にはその胸毛好きがよくわからんけれども、というか、読者であるおじ様方でわかる人がいたらそれはそれでこわいだろ。いやいや、わからんけれども、最も好ましい胸毛(質や量など)を表現するために、10センチ四方の紙に最も好ましいむなげを描いてその本数を割り出したというのだから・・・只者ではないことは確か。

電車で読んで思わずニヤニヤがとまらず、家でも笑いが止まらず怪しまれること請け合いです!

人生激場
人生激場
posted with 簡単リンクくん at 2006.11.22
三浦 しをん〔著〕
新潮社 (2003.10)
通常24時間以内に発送します。

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若旦那旅に出る「うそうそ」

待望の「しゃばけ」シリーズ。(←娑婆気とでて、ちとびびる)なにがそんなに私を含めとくに時代物好き以外もとりこにしてはなさなのか。ちょっと考えてみよう。

内容は、たいへんな病弱でいつも器用に寝込んでばかりいる若旦那。江戸の大店の一粒種で、周りから「砂糖漬けもかくや」と言うほど甘く甘く甘やかされている。おまけに母方の祖母、の血筋で様々な人ではないものが見える。

それでも、ひねくれもせず、賢明な若旦那は、アームチェアー探偵(この場合いは寝床探偵)として、近くにいる妖達と共同作業で小さなお悩みからちょっとした事件まで何となく解決する。で、その後には必ずと言っていいほど寝込む・・・

そんな若旦那が、今回はなんと湯治のために旅に出ることに。
やっぱり大丈夫ではなく、天狗達におそわれ、山の神の娘に嫌われ、雲助達に拐かされ、頼りの兄や達ともはぐれ、文字通り命からがら解決。
でも、本当に解決したかったのは、若旦那の小さな悩みだったのかも。

うーん、やっぱり魅力はこの若旦那の脱力感。いい感じに力が抜けていて世間ずれしていなくて賢くて。あと、イラストのほのぼの感もたまりません。

この本を電車で読んでいたら、たまたま隣に座った高校生男子が文庫版「しゃばけ」を読んでいた!あらまぁ!偶然ねぇ。と声をかけたくもなりましたが、きゃーって痴漢と間違われても困るのでやめておく。うぬぬ、あと10若ければ、気の合う男性と恋に落ちるシュチュエーション?って今さりげなく鯖を読んでみました。10引いたってだめだっつーの!

うそうそ
うそうそ
posted with 簡単リンクくん at 2006.11.19
畠中 恵著
新潮社 (2006.5)
通常24時間以内に発送します。

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手作り好きは実はワイルドだった?「ワイルドハンズ」

内田春菊さんの「私達は繁殖している」はナイフのような鋭さがあるので、たまに読んでいてつらくなるところがある。
と思っているのですが、ずっと追いかけているのは彼女の育児ネタも好きだけど、手芸ネタが結構好きだったから。

その春菊さんが手芸の部分だけを切り出して作ってくれたとあっちゃ~読まねばなるまい!!

さて、この私的必読図書ですが、思ったとおり大満足でございました。
いわゆる手芸ハウツー物ではないので、サイズがあったり型紙があったりではないのですが、なんか物を作りたい!!という彼女の情熱が熱くて面白い。

 世間の「女らしい」とか「いい母親」を演じるための手段として使われがちな手芸。彼女はそれが我慢できないらしい。

手芸好きは意外とワイルドだ!といろんな手芸に大胆に大雑把にしかしこまめに精力的に取り組んでいる様子がリポートされている。中でもいいなーと思ったのは斜めがけボディバックの作り方。(いつか作ろう。とまた脳内棚上げ)
けっこう食べ物系の手作りの話も多し。ベーグルとかハワイのお菓子とかね。

それにしても「わたしたちは繁殖している」1巻の赤ちゃんがもう、中学生になってマンガで登場し巾着袋の作り方をレクチャーしてくれた日にゃ~、感無量。

ちなみに、ワイルドハンズ・ティーチャーズという続編(?)も出ています。こちらは、春菊さんがこれはと目をつけた手芸作家や料理研究家などなど十数人にインタビューをしたもの。こっちもついつい購入。

ワイルドハンズ
内田 春菊著
祥伝社 (2006.3)
通常2-3日以内に発送します。

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ピンクの肉まん?「どんどこももんちゃん」

とよたかずひこさんのももんちゃんシリーズはふんわりしたやさしい絵シンプルだけれど、温かみのある画風。

この「どんどこももんちゃん」は、ピンクの肉まんのようなももんちゃんシリーズの中で一番最初に手に入れたもです。最初は1号が、今は2号が楽しんでいます。

内容は、 なぜかおむついっちょ(って九州だけの表現?)のももんちゃん。
どんどこどんどこ ももんちゃんはいそいでいます。
とちゅうで熊に通せんぼされても、高い山があっても、ころげちゃっても、どんどこどんどこいそいでいます。
そして・・・最後は「どーん」とおかあさんにとびつきます。

たったそれだけの話なんだけど、最後にお母さんに会うためにがんばってたことがわかるとちょっとジンと来てしまう。
ももんちゃんシリーズはどれも最後はお母さんにひしっと抱かれて満足げな顔をするももんちゃんに、思いっきり母親が癒されてしまう本です。

肉まんなのに、やるな!!

どんどこももんちゃん
とよた かずひこさく・え
童心社 (2001.9)
通常24時間以内に発送します。

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美しい!「チリとチリリ_うみのおはなし」

どいかや(←名前よ)さんのこの本は、オイルパステル?で描かれた海の中の世界。美しい!

内容はチリとチリリの双子の姉妹がチリチリリと自転車で海の中に。サンゴの迷路や海のレストラン南の海のダンスショーと海の中観光フルコース最後は二人にぴったりの宝物を手に入れて家に帰ります。

と、私が書くと陳腐なストーリ(汗)なんですが、かわいい二人と登場海産物たちがかわいいので子供達はお気に入り。一号だけでなく二号も「ちいとちいい!」とリクエスト。

特に海のレストランが好き。魚やカニたちが素敵な貝のソファでくつろぎながらお茶をしてるんですが、もうそのソファーが素敵なの!気持ちよさそうな真珠貝や巻貝のソファに魚達がくつろいでいる(でも、皿の上に乗ってるみたいに見えるんだけどね)そこに、上品なタコのウェイトレス運んでくる。

図書館で出会ったこの本。チリとチリリの第2弾らしく、1弾は山のおはなし、3弾は町のおはなしみたいです。

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私にもコーチが欲しい「もしもうさぎにコーチがいたら」

コーチングとはどんなものかを親しみやすく解説した文庫。

4つのステップにわかれ、「視点を変える53の方法」が紹介されています。うさぎとコーチのマンガもかわいくてユーモラス。

実は以前職場の研修でコーチングを一度だけ受けたことがあり、そのときホントに目からうろこがぼろぼろと落ちたのです。

コーチングは、すごい。

一時期コーチング教信者のように良さを力説していました。ところが本を読んだりしている間は納得してるんだけど、いざ実生活で応用、となるとこれがたいへんむずかしい。

コーチングの基本は人の話をよく聞くこと。イエスかノーだけで答えられるような閉じた質問ではなく、なぜ?とかどこが?という開かれた質問を行うこと。

子育てにももちろん使えると思う。最近よくしゃべる上の娘の話を聞き流していないか?
テレビのニュースより今の娘の感性から発せられるおもろい言葉を自分に残しておかなくちゃいけないんじゃない?
最近だれかに愛を伝えたか?
生まれてきたときのように子供の存在をありがたがっているか?自問自答。

うちの子に生まれてきてくれてありがとう。思っていても言わなければ伝わらないのに、いつも早く早く!ばかり言っている私。

よし、今日から活用するぜ。でも私はどちらかというと誰かをコーチするよりされたいんだけど。

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マンガ日本の古典で読む「東海道中膝栗毛」土田よしこ

近くの図書館に全巻揃えられていた!
うれぢい~ 迷った末、以前から評判を聞いていたこれを選ぶ。

土田さんといえば、言わずとしれた「つる姫じゃ~!」の人ですが、この本でもギャグマンガ3頭身のやじさんきたさんのお伊勢まいりに到着するまでの珍道中がダイジェスト版で収められています。といっても原書を読んだことがあるわけではないのですが。
一冊の本にまとめるにはかなりの部分を削ったようです。

 あとがきでは「やじさんきたさんが思ったよりケダモノでさすがに描けない」ところまであったそうな。

 江戸時代の人はお金が無くても旅が出来るし、エッチに関しても今の私よりもずいぶんおおらかな考え方を持っていたんだなぁ。
 何度となく夜這いをかけ失敗する。ゴマのハエにやられる。食べ物のことと女の事しか考えていない。・・・立派だ!

 やじさんきたさんのことを考えると、私達の抱えてることは別に考えても考えなくてもいい事じゃないかと思えてくる。今も昔もこれからも同じように廻ってきて、去っていく。

 高校時代に出会いたかった。CMじゃないけど、古典が勉強になる前に!
ちなみに4歳の1号もなんだかわからないなりにげらげら笑っていました。

よーし、がんばって制覇するぞ!次は水木しげるさん狙い。あるかな~

マンガ日本の古典 29
中央公論新社 (2001.8)
通常2-3日以内に発送します。

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こどもを本好きに育てる?「おひさま」

幼児向け雑誌にはたくさん言いたいことがある。

なぜかってそりゃ、厚紙でできたふろくをちまちま組み立てて、出来ないーと泣かれ壊され、知らなくていいキャラクターを刷り込まれ、見なくていいおもちゃの広告を見せられ、内容も読物というよりおもちゃ。
折ってねだの、切ってね、だの貼ってね(このシールがまた始末に困るっタイ!)

 いや、そんなに不満なら買わなきゃいいんだけど、自分が子供のころ盆暮れに親戚が買ってくれる「小学○年生」当時本当に楽しみにしてたな~なんて思うとつい。
 その感覚で、子供もきっとよろこぶに違いないと思いたまに買ってしまう。そして毎回のように後悔。あと、少しはおとなしくこれで遊んで欲しいなんて親の都合も。

 そのなかで、最近気に入っているのは小学館から出ている「おひさま」これは、付録も基本的になく読物主体。絵本作家を目指す人のひとつの登竜門にもなっているようです。
 新しい人が多いかな~。あんまりおしゃれ系の絵じゃないよな~と思う。長新太など手堅く押さえてる部分も。

 先日も付録にDVDがついていたので購入。内容は「ぱくちゃん」「ぐるぐるとごろごろ」「くれよんまる」フンガクン。結構集中して観てくれるので助かります。

 ただ、一点気に入らない点は表紙に「本好きの子を育てる」とでかでかと入ってるところ。

・・・なんかさもしい。

 本好きはするものではなくなるものでしょ。むしろ病気だから伝わるものか。
子供を本好きにするためにこの雑誌を買い自分は本を全く読まない親ってのも気持ち悪いかなと。

 お母さんがパチンコに行ってる間に塾をサボるんじゃないわよ!みたいな。しかし「ママが本を読んでいる間はDVD観てなさい!」には抵抗がない私。 Hyousiおんなじか?

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今更何をいわんや「アクロイド殺人事件」アガサクリスティ

お恥ずかしいことに、未読だったんです。
先日古本屋を除いていたら、乱歩が選ぶ黄金時代ミステリー10!という文庫がありました。
ちなみに既読は僧正殺人事件のみ。

 実は高校生から大学生にかけて、何回かクリスティーを読んで以来海外ミステリと言うものにずいぶんと遠のいていました。検死官シリーズは好きだけど。

 日本のミステリーを追いかけるのに精一杯だし、とか、名前覚えられない&文化が違いすぎて面白くない。なんて考えて自分からアンテナを向けてなかったんですね~

久しぶりに気まぐれで手にとったこの本。クリスティの代表作のひとつと言えましょう。
 アクロイド→アンドロイドと連想し、勝手にSFだと思い込んでおりました。(クリスティはSF書かないでしょー!自分でつっこんどく。)

 内容は、・・・ネタばれになるので言えません。ネタがばれたら全く面白くなくなる典型的なミステリですな。解説でもくどいほどこの先にネタばれがあるので未読の人は読んじゃダメ!と警告している。というより、ネタをばらさずに解説がかけない、そんな話でございました。

 やはり名作といわれるだけあって、結構集中して読めました。いやーまだまだ面白い本がたくさん残ってるな~死ねない死ねない!(クリスティなら図書館にもたくさん有りそうだし。ってそれかい!)

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限りなくエロくそこはかとなくユーモラス「溺レる」

「センセイの鞄」が意外とツボにはまったため、作者の本に再挑戦。

はて、内容は恋愛小説ではなく官能小説の部類か?あまり過激な描写はないけれど、前回読了がアガサクリスティのアクロイド殺人事件だった私の身には、いきなり刺激が強すぎたわ。

この人の書く恋愛の対象はみなカタカナで呼ばれている。先生も「センセイ」だったように、ここでも「ナカザワさん」とか「ユキヲ」と、乾いた、もしくは質量をもたない感じの人物と、少し境界に足を踏み入れた女性が情愛を交わす。

今回は、センセイの鞄のように恋ではなく、情というかんじかな。淡々と駆け落ちとか情死をやってしまいそうなそんな男女の短編集。

「あわあわと」、とか「ゆらゆら」、とか相変わらずの表現力で思わず真似して見たくなります。でも読了後は「あわあわ」しか頭に残ってなかった!残念!

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これぞファースト絵本「きゅっきゅっきゅっ」  林明子

林明子さんの赤ちゃん絵本。

うちの1号は「おつきさまこんばんわ」と「おててがでたよ」が大好きでしたが、2号はこれがお気に入りみたい。

初めて絵本に(絵本として)興味を示しだしたのがこの本でした。ちなみにそれ以前は紙類全般として口にする(食すのほう)程度。

時期としては1歳2ヶ月くらいと1号よりは遅めだったのですが、それまではついつい姉のほうメインで本を選んでいたので仕方が無かったのかも。

とにかく、この本を図書館で借りてきたらそれはもうヘビーローテーションで、10回以上くりかえしてもまだ読め、まだ読めとうるさいくらい。結局買いました。そんなにいいか~?

でも、この赤ちゃん絵本シリーズの魔力は偉大らしく、うちの子は「おつきさま」と「おてて」でしたが、お友達の家では「くつくつあるけ」を死ぬほど読んだといってました。

 内容はぬいぐるみのねずみさんやうさぎさんやくまさんがごはんをこぼして「ふいてあげるね きゅっきゅっきゅっ」とくりかえすリズミカルなもの。

絵柄はずいぶんと色数を落としている?多色刷り芋版画風で「コンとあき」や「とんことり」などのように柔らかな色鉛筆使いが素敵なものはまた感じが違いますが、この人の描く子供は本当にかわいいのでため息が出ます。

それにしても、ぬいぐるみたちに本物のシチューを食べさせるなんて遊び・・・ごめんなさい、母は絶対にさせません!!

きゅっきゅっきゅっ
林 明子さく
福音館書店 (1986.6)
通常24時間以内に発送します。

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iPodでココログのポッドキャストを聞きたいの~(姫様風)

先日からの懸案事項。アップルのストア以外のポッドキャストを聞きたい!。を解決しようと、まずは、ココログにてポッドキャストを探しました。

おお、落語のビデオ配信があるじゃないですか。ニフ亭?ああ、以前どこかのサイトで紹介されているのを呼んだ記憶が。これか~!!

・・・ビデオって書いてあるよ。大丈夫かいな。なんでも大きな赤い{RSS PODCASTING}と書いてあるアイコンをiTunesにドラックアンドドロップするだけで!書いてある。

いやー簡単ジャン、ブログのネタにならないわ~とか思いながらやってみるとこれが・・・できん!!
なんで~なんで~

数回試し、ようやくダウロードが始まった・・・多分ドロップの位置が悪かったと思われる。
また手元がおぼつかなくなるような年齢ではないはずだが、忍び寄る老いなのか?

さすがにビデオだけあって、落としてくるのに時間がかかり(5分くらい)ましたが、後は簡単。

ほほう~これでしばらくは退屈しないな~すごいっす!このおもちゃはなんだかすごいぞ。とは、聞いてたけども。ホントだわ~

さて、iPodに移して観てみようかねーーーあり?どこに入ってるの?

解らん。待て次回(ダメダメ人間?)

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めずらしい古本屋を発見した

現在読書中の本は、アガサクリスティーの「アクロイド殺人事件」。なにを今更?的な本ですよね。

この本は家の近所の古本屋にて手に入れたのですが、その古本屋が・・・・
すごいんです。なんと言うか、本だけではなく、リサイクルショップとして看板を出していて、まず店先にどうでもいいようなぬいぐるみとか、皿とかが何のカテゴライズもされないまま並んでいます。

 中に入ると、入り口付近はようやく店としての形態を保っているものの、奥のほうは倉庫なんだか、店の中なのかカウンターの中なのか、行き過ぎて裏口なのか?ぜんぜん判らん!それでも、文庫本の数はかなりあり全体的にブックオフよりは値段高め。こういう店こそ、せどりが活躍しそうなかんじ・・・

ふーむ。で、2冊ばかり文庫本を買ってお会計をお願いすると、いままで客と思っていた怪しいコートの女性が「今コンピューター処理をするのでモニョモノ・・・」本を受け取り、そばにあった普通の大学ノートに文庫本の題名と作者を書き始めました。

「?今確かにコンピューターって言ったよね?」と思いつつ見ていると、それが大変な作業で、なんと本の題名と作者を全部書き写すらしく、しかも私の買ったほんの一冊は7人の作家によるアンソロジー「七つの危険な真実」だったから・・・彼女は赤川次郎からはじめ夏樹静子まで全部ちゃんと書き始めた。ノートの升目を無視した大きな字で。

私はこの店の「コンピュータ作業」を彼女に許可したことを激しく後悔しつつその作業をじっと見守った。
今度からはブックオフでいいです。どんな宝が埋まっているか判らない!と興味をお持ちの方は探してみてください。リサイクルショップピッコロという不思議なお店を。。。

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iPodで家にあるCDを聞くだけじゃなく利用した~い!!ポッドキャスト。

iTunesで音楽(わたしは落語だけど)を購入するのには成功しました。
しかし、あまりに簡単にお金が飛んでいくことに気づき、とりあえず封印(だって主婦なんですもの)。
しばらく家にあるCDを取り込むことに専念しておりました。
そろそろ新しいステップを踏み出しましょうかね。ということで、正直に申しまして先週までは知らなかったポッドキャスト
これに挑戦したいと思います。今は知っています。タダでラジオみたいなのが聞けるんでしょ?主婦の感覚からいけばこれで十分だわ。
というわけで、 まずは手始めにiTunesの左側のpodcastというところをクリック。
うーん、空っぽ。これはすでにあるコンテンツを入れておくところね。
よしよし次はストアでPodcastと書いてあるところをクリック。
いっぱいありますね~これ全部タダなのかしらん?
とりあえず、DLランキング一位の「おぎやはぎ」のものをダウンロード。やっぱりボタンを押すだけ。
おお、毎週更新されるわけね。ほかにも朗読とか英語なんかもあったけれどまずは試してから。
さっそく朝の通勤途中に聞いてみました・・・・
ラジオみたいなもの、ではなくラジオそのもの?ラジオで流れている一部分を切り出しているみたいですね。
設定をすれば、どんどん新しいのを更新してふるいのを消してくれたりするみたい。
しばらくは楽しめそう。
詳しい説明は、ほぼ日刊イトイ新聞 iPodであそぼうの#20 ポッドキャストってなに?に詳しく出ております。
http://www.1101.com/iPod/2005-07-14.html

しかし、アップルのストア以外にもたくさんポッドキャストってあるんでしょう?
それらはどうやって取り込むのかしら・・・よし、次回はそれに挑戦だ~

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みどりのペンでお手紙「ラチとらいおん」

 ヴィレッジバンガードなんかでは雑貨も売られているほど有名なこの絵本。
やっぱり子供が育ったらぜひ読もう。と心決めていた本でした。

 ずいぶん以前に図書館で借りたときは見向きもしなかった1号でしたが、4歳になった今では十分楽しんでいるみたいでよかったよかった。

 内容は、世界で一番よわむしな男の子(この表現もすごいが)ラチが小さな赤いライオンに鍛えられ何も恐いものがなくなります。
いじわるな「のっぽ」からみんなのボールを取り返したとき、らいおんは置手紙をのこして去っていきます。

「らいおんはラチをじまんにおもっていることでしょう。」というフレーズにやられました。
心にしみる本ですよ。

 話はかわりますが、ずいぶん以前に福音館からでていた「絵本のキャラクターを作る」といった内容の本を(大人向け)、図書館でみつけました。
この本の「らいおんくんのマスコット」の作り方や、ぐりとぐらの人形(カラー軍手で作る)とかおだんごぱんのクッションとか、難易度は高いけれどかわいいものがいっぱい掲載されていました。

 ぜひ作りたいものだ(余裕ができたら)と思ってカラーぐんでまでは購入しましたが、余裕が無いままそのままになっております。

 今更ながらあの本を探しているのですが、見つかりません。古い本みたいだったしな~他にもああ、あの時ちゃんと題名を控えて置けばよかった。もし、どなたかご存知の方がおられましたら教えてください。

改めて本との出会いは一期一会。欲しいときには買っとけ~ということですね。

ラチとらいおん
マレーク・ベロニカぶん・え / とくなが やすもとやく
福音館書店 (1979)
通常24時間以内に発送します。

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