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ゆっくりと落ちてしまった恋「センセイの鞄」 川上弘美

主人公のツキコさんはもう若くはない独身OL。一人でも寂しくないと思っていた。
一人で居酒屋で飲んでいるんだからうらやましい生き方でもある。
ところが行きつけの居酒屋で高校時代のセンセイと再開し、ゆっくりゆっくり恋に落ちる。

30歳以上の歳の開き。ストーリーだけを聞いたら「自分には関係のない話」だけれど、ツキコさんの一 人語りでつづられるあわあわと、恋に落ちるさまがとても好ましい。
ああ、恋に落ちてしまったんだろ うな、そこにはもう少し早く出会っていればとか、もっと若ければ、などという条件は意味を持たない 。だって落ちてしまったんだもの。

恋愛小説はほとんど読んだことがないので、もっと泣いたり焦ったりするジャンルだと思っていたけれ ど、この作品は私の想像以上に笑った。センセイの一言一言やツキコさんのものの考え方がユーモラス なのだ。
ツキコさんがセンセイに告白し、センセイは自分から旅行に誘っておきながら、部屋は別。夜 中にツキコさんがセンセイどうしているかしらと部屋の前まで行き悶々としていると「ツキコさんおは いりなさい」と。ツキコさんがうれしいような信じられないような思いで入ると、センセイは俳句を作 っていて、ツキコさんに「さあ、いっしょにつくりましょう」ツキコさんは夜中の2時になぜか俳句をひ ねることに。
 ツキコさんもセンセイも恋をしているんだけれど、それこそ若者のようなガツガツしたところが無く て、こういうのもいいなぁと思わせてくれる。いくつになっても恋に落ちる可能性はあるということだ。

センセイの鞄
川上 弘美著

(・e・)

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私の脳内映像ではSINJO。「むかしのはなし」三浦しをん著

しをんさんが昔話を語りなおしたこの話。
現代の話が昔話になると言うことは、未来において語られると言うことだ。

第一話は祖父も父親も27歳で死んだのだから、お前も長生きはしないだろうと言い聞かされて育った27歳のホストの話。
私の脳内映像では見事に「新庄」として再編されかなりしっくり来てしまったが、いかがかな。
物語は3ヶ月後に地球に隕石がぶつかることが知らされた人々が描かれているのだが、小松左京の日本沈没のように、殺気立ったパニックはない。むしろ、3ヵ月後に自分達が死ぬと判っていても今の生活を変えるわけにもいかずに日常を送るタイプの人々が物語っている。
もちろん、周りにはパニックになったりやけくそになったりしている人がたくさん居るのだろうが、本人達はたんたんと時間を重ねていく。どうせ(いつかは)死んでしまうことは生まれたときから判っているのに、なぜ3ヶ月と期限を切られるとそんなにあせるのか?と言うようなことが「モモちゃん」の口から投げかけられる。

確かになぁ。明日私が生きていることは当たり前のことではない。ちょっとは自分にも人にもやさしくなれるかな。エッセイの抱腹絶倒さは無いけれど、よく練られたストーリーに感服しました。さすが才媛!

むかしのはなし
三浦 しをん著

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これがアートだ 「がちゃがちゃどんどん」 元永 定正著

図書館の読み聞かせの時間に読んでもらった本。1号も2号も大うけ。
英語の題名は形から連想する音
うーん、まさにそのとおり!!たいていの人は、
「音を絵に描いて見て。」と言われても「はて」と固まってしまうはず。
しかし、この元永さんはまるで見てきたように「描いちゃう」のだ。例えば「がちゃがちゃ」という音。これを絵にすると・・・表紙左側みたいになる。
ああ、確かにこんな感じ、納得!!

とくに、2号がお気に入りでつたない日本語?で「ざーざー ごー」とか真似をする様は、結構かわいい。
母は、「どさっ」のところで茶色い塊が落ちてくるページを見て下品な想像をして爆笑してしまいました。(しかもそれを娘達にまで教え、以来1号からは「あのウ○コがどざって描いてある本」と呼ば れる始末)

それにしても、現代アート!ってもっと敷居が高いもののような気がしてたけど子供なら軽々とそれを飛び越えることが出来るのだなぁ。

がちゃがちゃどんどん

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落語とミステリー 夜の蝉 北村 薫

前出の「七度狐」からの連想で、北村薫作品に手をだしてみた。(2つ目)やった~あたりの円紫さんシリーズ。でも惜しむらくは、シリーズ第2弾だったこと。 第一弾からよみたかったなー。やはり図書館派はなかなか不自由するとです。(貧乏なんかに負けないぞ~)
さて、人が死なないミステリーとして有名な北村氏。
こんな暖かなミステリーの書き方もあったんだな~と感じ入りました。
ミステリーだけどもうひとつ、主人公と姉の姉妹だからこそ内に秘めていた葛藤 のようなものが描かれていて、ちょっと不思議ちゃん?な主人公に深みが与えられるというか、立体化されていきます。
自分には男の兄弟しかいないことを、昔はそんなに残念だと感じたことは無かっ たけれど、大人になると私にも姉さんがいたら良いのにと思う。この話をよむとさらに。
表題の夜の蝉もよかったけれど、江美ちゃんと軽井沢に行く話がほのぼのしてよかった。表紙もうれしいことに高野文子さんだし!はまりそうだ。
さー早速図書館に行かなくちゃ(やっぱり貧乏)

夜の蝉
北村 薫著

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ほんわか「陽だまりの迷宮」 青井夏海

すっと心に入ってくる、そんな物語とでも申しましょうか。
物語は11人兄弟の末っ子、いつも兄弟からがおちびといってのけ者にされている生夫。
彼が遭遇する日常の些細な疑問(例えばむかいの兄弟げんかの原因になった鉄道模型はどこにあるのか?とか、あて先もなく投げ込まれた絵本は誰へのクリスマスプレゼントか?とか)を下宿人のヨモギさんがさらりと解決してみせる。
物語は、大人になった生夫の回想で始まるが、最後にはちょっとだけどんでんがえしがある。
大家族で一番大変なのは他でもない、洗濯!というのが笑えた。
確かに核家族の我が家でも一日サボるととんでもない量に膨れ上がっている。洗濯物同士が子供を産んでいるとしか思えんねずみ算式の増え方。11人かぞくなんて言ったらどんなに重労働だろうか。

青井夏海さんといえば、あかちゃんシリーズがNHKのドラマにもなりましたが、なんというか、しっかりと謎解きの要素があるのに人が死んだりしないほんわかしたテイストの作品が多くて好ましい。
赤ちゃんシリーズもおもしろかった~。特に当時ほんとに妊娠中だったので助産婦さんの仕事ぷりが興味深かったし。久しぶりに読んでて電車を乗り過ごした乗り過ごし本。(私的最高級ほめ言葉)

陽だまりの迷宮
青 井 夏海著
角川春樹事務所 (2004.5)
通常2-3日以内に発送します。

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結婚しましょうよ!

うちの1号がおもむろに妹(2号)に向かって、こうのたもうた。
なんか、肌布団にくるまってやってきたなと思ったら、どうやら本人はドレスのつもりらしい。2号に「結婚しましょうってば!早く!なんで結婚しないの!!」と矢継ぎ早にたたみかけ、無言(だってそんな難しい質問にはまだ答えられな~い)の2号を無理やり引っ張って出て行きました。

何をするつもりやら、覗いてみるとまるでプロレスのしめ技のようにぎゅーっとしていました。微笑ましいといえば微笑ましいのか?一体どこでそういう知識を吸収してくるのだろう。2号は最初は迷惑そうだったけど、とうとう泣き出すし。

片方にだけ愛情のある結婚というのはお互いにとって不幸になるのだよ。
昔日めくりカレンダーについていた格言。

ちなみに今朝は起きてきて「夜生まれた赤ちゃんはどこに行ったと?」と、ヘビーな質問。
夜?しらんけど。夢の中で次のステップまで進んだか?

お母さんは許しませんよ!!そんなこと!

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アニメ化とかよさそうな「街の灯」北村薫

前出の「七度狐」からの連想で、北村薫作品に手をだしてみた。
と、言っても私の場合とりあえず図書館で借りるわけですが。
数十冊ある中から選んだのが、これ。
昭和初期の名家のお嬢様と、
当時では珍しい女性運転手、別宮(ベッキーさん)が
新聞で読んだだけの事件を解決したり(お誂えなことに、叔父が検事なのである)
兄の友人の暗号をといたり、宮家のお嬢様が起こす騒動を解決したりと、
血なまぐさいところがほとんどない、情緒たっぷりのミステリー。
それにしてもこのベッキーさん、投げつけられた刀を素手で受け止めるは、
拳銃は所持してるは、なかなか謎めいているのでございます。
読み終わっても、まだまだベッキーさんの生い立ちや、
ベッキーさんを見初めた宮家の御曹司の話など、
次回に続くネタがたくさん残っているので
早く続きがよみたーくなること間違いなし。
シリーズ化されてるのかな~?

街の灯
街の灯
posted with 簡単リンクくん at 2006. 9.19
北村 薫著
文芸春秋 (2003.1)
通常1-3週間以内 に発送します。

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月光の下の青きイメージ?「月魚」三浦しをん

エッセイ以外を初購入。
いつも薔薇のジャムだけを食べているような顔をした古本屋無窮堂店主「ましき」と
せどり(古本業界用語)とよばれる男の息子「瀬名垣」。
二人の青年の愛・・・とかくと語弊があるけど、
友情だけではないし、と(本人の趣味を強く反映した)そんな感じの物語。
最初はちょっと抵抗があって、ええー男同士かよぉ。
と思いますが読み終わったころにはすっかり容認派。
ただし、あくまで「薔薇のジャムばかりたべてそうな」容貌であるからして、
しかも、愛といってもボーイズラブではないので愛欲ではない。
内容は、古本を愛し古本に愛された二人の若者が
父親の存在から絡めとられるのを辞めて、歩き出す物語とでも言いましょうか。
全体になにか大きな事件が起こるわけでもなく、
全体に青白い月光のフィルターをかけたような
静謐な物語。ここには、エッセイで見せる自虐ネタもユーモアも影を潜め
まるで純文学のような(おそらく本人もそれを意識していると思う)語り口でもある。
三浦しをんのイメージがまた塗り替えられました。


月魚
月魚
posted with 簡単リンクくん at 2006. 9.19
三浦 しをん〔著〕
角川書店 (2004.5)
通常2-3日以内に発送します。

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どろぼうがっこう

おいのこ森というへんななまえの森に
金と銀の目をしたへんなふくろうが・・・と始まるこのお話。
かこさとしさんの一連の作品のなかでもぶっとんだ部類に入ると
思われます。
森の中の泥棒学校では「くまさかとらえもん」先生のもと
かわいい(かなり疑問)生徒たちが立派な泥棒になるために励んでいます。
ある日、泥棒学校のみんなは金持ち村に遠足に。
ぬきあしさしあししのびあし・・・・
まるでドリフの様なオチと、恐ろしい顔をした素直な
泥棒学校の生徒たち。ぬき足さし足と繰り返される面白さ。
最初、図書館にて借りていましたが、
あまりにも何回も借りている様子をみて
0号(旦那)から「買ってやれば」といわれたこの本。
かなりお奨め!!
ところで、今月のMOEはかこさとしさんでしたね!
まだ未読ですが。

どろぼうがっこう
かこ さとし絵と文
偕成社 (1978)
通常24時間以内に発送します。

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落語じゃないほうの「七度狐」 大倉崇裕

七度狐
大倉 崇裕著

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■ちびくろさんぼ

ちびくろ・さんぼ
ヘレン・バンナーマン文 / フランク・ドビアス絵 / 光吉 夏弥訳
瑞雲舎 (2005.4)
通常24時間以内に発送します。

何年か前まで差別的な表現があるということで絶版されていたこのおはなし。再版されたときはかなり話題になりました。
私も、それじゃーという軽いのりで購入。別に表現の自由とかあまり声高に叫ぶつもりは無いけれど、確かに内容は別に差別でもなんでもないじゃん!気にしすぎ!
 まあそれは置いといて、久しぶりに読んだ感想は「あれ?こんな話だったっけ」。ものすごく昔ですが、小学校の図書館にて読んだあの本の内容はさんぼが木に登ってトラも1匹だったような記憶が・・・さんぼの絵ももちろん違います。もっとこう何というか、ちがう感じでしたよ!うまく言えない~~内容は新しい服を買ってもらったさんぼはジャングルに散歩にでかけます。でも、わるいとらが出てきて(4匹も!)それぞれさんぼから服やかさや靴をとりあげます。
でも最後はご存知バターになっちゃうんだよねー結局、私はこの、バターになる部分しか記憶に無かったけれど、さんぼととらのやりとりもそこはかとなく笑えます。さんぼって、とらのこと本当に怖がってんの?
最後はトラのバターでつくったホットケーキを169もたべちゃうのでした。とらバターおいしそ~
イソップものがたりでおなじみのオオカミじゃあ、バターにはならないという意味でも、ある意味差別化されていたのでした。(あ、チョコソースになるか?)

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ヤフードームで野球を見てきた

生まれて初めてスーパーボックスに入りました。


うちの子達は生まれて初めての野球観戦。案の定ぜんぜん興味なし。
しかし、母も親戚のおばさんもそんなことは最初から予知していたので
家からたくさんのおもちゃを持ち込んでいたのでまったく問題なく楽しみましたよ。


しかし、息詰まる投手戦、9回裏ツーアウト、あと一人で完封!というところで、
「おしっこ~」「もうちょっと我慢できん?」「できない~」「空気読めない?」「おじごぉぉ~」


わかったよ・・・というわけで、私が帰ってきた時は、すでにヒーローインタビューが始まっていました。

いいよ。かあちゃんは楽しかったよ。トイレも。ふんだ。

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■ねないこだれだ せなけいこ

せなさんの貼り絵はとてもかわいい。
見ているとなんだか自分でもやってみたくなる。
ちぎれた紙がかもし出すこの柔らかいせんが、
おばけにぴったりだわ。と、真似してみたけれど
これがなかなか・・・見るとやるとじゃ大違い。

しかも、このシリーズ、赤ちゃん向けなんだけれど要するに親の願望がストレ ートに出ていてたいへん好いたらしい。

「ねないこだれだ」では要するに早く寝ろ !だし、
「あーんあん」では泣かずに保育園にいけ!だし(笑)
下手に隠そうという嫌らしさすらない。
しかも終わり方だって、言い方は悪いけれど救いようが無い。
寝ない子はお化けの世界に連れて行かれっぱなしだ。

でも、あまりにおばけがかわいいので、「寝ないとおばけの世界につれていかれちゃうぞ~」と脅したってあんまり効果が無いのが残念。

せなけいこさんは、ほかにもめがねうさぎのシリーズが愛子さまが最近好きな本として紹介され最近またブーム?ですが、実は武井武雄画伯に師事していた超先駆け的存在。一時母は弟子入りしたい!!とまで想っておりました。

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名もなき毒 宮部みゆき

名もなき毒
名もなき毒
posted with 簡単リンクくん at 2006. 9.11
宮部 みゆき著
幻冬舎 (2006.8)
通常24時間以内に発送します。

以前、職場のポットに毒を入れる事件が立て続いたことがある。
そんなことしたら犯人はおのずとすぐに判るようなものなのに、
事件を知り、自分も同じことをしようと思った人がたくさんいたのだ。
この本は、そんな物質として無差別連続毒殺で始まるが、
だんだんと、土地や人間に、毒のようにしみこむ
 負のエネルギーの話になってくる。
主人公の杉村の所に新しく入ってきたアルバイトの女性は
履歴も経歴もうそで、自分の間違いは決して認めない。
感情のコントロールも出来ない。
自分のなりたい自分とそこに届かない自分とのギャップが大きければ大きいほどに、
それは怒りという感情になり、彼女は他人を傷つける。
トラブルを起こした彼女の父親が杉村に謝罪をおとづれる。
そのときの杉村の気持ちは私にもよく判る。
子供の罪は親の罪。思ってしまうのは思い上がりだろうか。
子供は、お母さんには関係ないと思うだろう。
(少なくとも子供としての私はそう思う)

実はうちの職場には他人や制度への不平や不満を職場で撒き散らす人
というのがいる。
気にしなければいいとよく言われるけれど、
どうしてもいやな気分になるのは、誰も相手にしなくなった彼の
口から吐き出した言葉が、誰に向けられたものでもないからこそ
行き着くところをなくし、私の心にも毒となって少しずつ染み込むからではないだろうか。
脳の中心にある古い脳は主語を理解しないという。
彼が国や職場、自分以外のすべてに毒を吐き続ける限り
私は毒を体内に溜め込むことになるのだ。
そして、私たちは理不尽なその仕打ちに対して
何も出来ない。もしかしたら形を変えて私のかぞくや幼い娘への対応に出ているのかもしれない。
はぁー深くため息して、心のデドックスをしたいものである。

それにしても、単行本は終わりのページが眼に見えるからこそ、
ハラハラする。久しぶりに読み終わるのが惜しくてでも、
想いが眼球の動きを追い越して空回りするようなそんな本に出合えた。
宮部みゆきという人と同じ時代に産まれたことをうれしく思う。

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さるるるる 五味太郎

とってもシンプルなこの本は、
実は私が大学時代から「子供が出来たらこうたろ」
と目をつけていたものです。
(歳をごまかしてるんじゃなくって、20年のロングセラーなんです)
内容はもう覚えちゃいました。

さるくる さるみる さるける さるとる さるうる さるうる
さるやる さるえる さるのる さるせる さるおる さるぬる
さるはる さるつる さるねる・・・

え?意味がわからないって?まあ、本を読んでいただくしかありませんな。
面白いのはあまりに短い言葉なので、大人は子供に通じるかどうか不安になり、
一生懸命言葉を加えたり演技や擬音なんか入れてしまうところ。
私はとってもまじめに、言葉のみに読み聞かせをしていたんですが、
ある日、私の父が読み聞かせをしてやってるのを聞いてびっくり。
話が膨らむというより、適当に今考えた話が挿入されてるし。
反対に母は私と同じ真面目スタイルで、言葉の説明なんかを入れている。
どっちが面白いか・・・
おそらく今まで子供に読み聞かせなんてしたこと無かったであろう
父の話の方が面白いんでアル・・・
むむ、なんか奥が深いような気がしてきた!!

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タイトル画像

やっと変更できた~

快哉を叫ばせてくれ。
ここの画像の変え方ってどこだったけ~とぽちぽちやっていました。
(2回目だというのに)一週間かかった!読め!ヘルプ!という感じか。
ヘルプもマニュアルも読まずにここまで生きてきました。

大丈夫、たぶん何とかなる。

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福岡市の1歳6ヶ月検診

この間2号の1歳6ヶ月検診に行った。
ここ福岡市では、歯科検診と発達テスト
(「これはなーに?」「にこー」「はいはい、ネコね~」)みたいなのと、
身体測定と医師による検診があったのだが、
それにしても多い!私たちは72番で栄えある一番最後だったので
わりかしスムースに流れたらしいけれど、それでも1時間半くらいかかった。
そのあいだ、待合室のような遊び場で時間をつぶすのだが
うちの子ったら・・・デカイ!!
あまり同じ月齢の子と触れ合う機会が無かった私は
頭半分飛び出した我が子をみて大変おどろいた。
そういえば、一号の時は、同じ月に生まれた子の親とつるんで
比べてはいけないという育児雑誌の記事を念頭に、
いろいろ比べてしまっては悩んでいたものである。
ところが2号には・・・ほほほ、育児も習うより慣れろですわ。
そういえば昨日の毎日新聞の「まいにちかあさんby西原理恵子」にも
「三人目からは産むけど育てない」とありました。
もう!大好き!

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極め道  三浦しをん

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さんじらこ 芦原すなお

さんじらこ
さんじらこ
posted with 簡単リン クくん at 2006. 9. 1
芦原 すなお著
毎日 新聞社 (1998.2)
通常2-3日以内に発送します。

青春デンデケデケデケが直木賞を受賞した、芦原すなお

以前読んだミミズクとオリーブが面白かったので手に取った。
上質の安楽椅子探偵だったし、季節感あふれる料理の描写にも
ためいきとよだれが出た。
で、この本はというとやはり主人公は、バイオリニストの
奥さんに逆さ三行半を突きつけられた中年の作家がなんとか
心機一転がんばろうとするが、
親友のお骨が話しかけてきたり、初恋の人と再会したり、
すでに新聞連載を引き受けるような作家のくせに
小説はじめの一歩なんでカルチャースクールを受講したり、
ながしの医者から治療されたかと思うと、
最後はきれいな女の人に見とれて車にはねられ、
生死の境から犬に引かれた夢をみて息を吹き返すと。
とにかく、はちゃめちゃな感じで物語が進んでいく。
途中、作者自身も出てきておなかが痛いので娘に代筆をたのんだり、
(爆笑。一読の価値あり!)読者からの手紙に答えたりという部分も笑わせてくれる。
奥さん弓子の描写も強烈。タイトルのさんじらこ(とっちらかったという意味の方言)どおり

の、ミステリでもファンタジーでもない、なんかまとまりの無いお話であった。

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オール読物  9月号

はじめて文芸雑誌(?)を購入。
全体から親父臭ぷんぷん(偏見)
直木賞受賞の2作が掲載されているということだったので
それならば仕方あるまいということで購入。
三浦しをんのまほろ駅前多田便利軒・・・が読みたかったんだもの。
それにしても充実コンテンツでびっくり。
だって、直木賞2作が読めて(残念ながら全体のうちの短編をいくつかだったけれど)
東野圭吾や畠中恵が読めて、伊藤理佐や太田垣晴子の漫画なんかも入ってる。
私のお気に入りばかり挙げたけど、それ以外にも恩田陸とか西村京太郎なんかも。
ただし、連載ものは途中からだと厳しいけど。それにしても、すごい!
通勤中一日トータル一時間程度の読書時間しか持てない私としては、
はずれ雑誌をつかまされると(自分で買ったんだけど)相当悔しい。
その点オール読物はあたりだったかも。今日で3日目。まだ未読部分がおおい。
惜しむらくは、挿絵三浦しをん「まほろ~」の挿絵!なんでこんなボーイズラブっぽい絵なんだろう?(作者の希望って気もするが)。
ボーイズラブ・・・まだ未知の領域なれど、
できれば関わりあいたくないと思っている。
だって、もしものすごく面白くてはまっても
あの表紙の本を子供や旦那に見せるわけにはいかないではないか。
それに図書館にもおいてないだろうし、お金かかってしょうがないよ。

それにしてもこの雑誌を持ち歩くことに少しだけ恥ずかしさを覚えるのはやはり偏見か。

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